HOME 海外、五輪

2024.07.09

女子長距離・ハッサン パリ五輪はマラソン含む4種目にエントリー! ボルは400mHに専念
女子長距離・ハッサン パリ五輪はマラソン含む4種目にエントリー! ボルは400mHに専念

女子長距離のハッサン

7月9日、オランダ陸連がパリ五輪代表を発表し、東京五輪女子5000m、10000m2冠のS.ハッサンが1500m、5000m、10000m、マラソンの4種目にエントリーしたことが明らかになった。

ハッサンは1993年生まれの31歳。2015年北京世界選手権女子1500mで銅メダルを獲得すると、以降は中長距離種目で国際大会のメダル常連に。19年のドーハ世界選手権では1500mと10000mの変則2冠を達成し、21年の東京五輪では5000mと10000mの2冠、1500mでも銅メダルと3つのメダルを獲得した。

23年は4月のロンドンでマラソンデビュー。8月のブダペスト世界選手権では転倒した10000mこそ11位に終わったものの、5000mで銀、1500mで銅とメダル手にし、それから43日後のシカゴマラソンで世界歴代2位の2時間13分44秒をマークしている。

広告の下にコンテンツが続きます

ハッサン自身はまだ出場する種目を明言していないが、スケジュールも含めトラックかマラソンかの選択をすると見られている。「五輪前の状態を確認する」として臨んでいた7日のFBKゲームス(オランダ・ヘンゲロ)では10000mを予定していたが、悪天候のため1500mに切り替え、4分04秒83で5位となった。

また、ブダペスト世界選手権女子400mハードルで金メダルのF.ボルは、今季400mでも49秒17と標準記録を突破しているものの、個人では400mハードルのみのエントリーとなった。

7月9日、オランダ陸連がパリ五輪代表を発表し、東京五輪女子5000m、10000m2冠のS.ハッサンが1500m、5000m、10000m、マラソンの4種目にエントリーしたことが明らかになった。 ハッサンは1993年生まれの31歳。2015年北京世界選手権女子1500mで銅メダルを獲得すると、以降は中長距離種目で国際大会のメダル常連に。19年のドーハ世界選手権では1500mと10000mの変則2冠を達成し、21年の東京五輪では5000mと10000mの2冠、1500mでも銅メダルと3つのメダルを獲得した。 23年は4月のロンドンでマラソンデビュー。8月のブダペスト世界選手権では転倒した10000mこそ11位に終わったものの、5000mで銀、1500mで銅とメダル手にし、それから43日後のシカゴマラソンで世界歴代2位の2時間13分44秒をマークしている。 ハッサン自身はまだ出場する種目を明言していないが、スケジュールも含めトラックかマラソンかの選択をすると見られている。「五輪前の状態を確認する」として臨んでいた7日のFBKゲームス(オランダ・ヘンゲロ)では10000mを予定していたが、悪天候のため1500mに切り替え、4分04秒83で5位となった。 また、ブダペスト世界選手権女子400mハードルで金メダルのF.ボルは、今季400mでも49秒17と標準記録を突破しているものの、個人では400mハードルのみのエントリーとなった。

パリ五輪 女子長距離種目のスケジュール

※フランス時間 8月2日18時10分~ 5000m予選 8月5日21時10分~ 5000m決勝 8月6日10時05分~ 1500m予選 8月8日19時35分~ 1500m準決勝 8月9日20時55分~ 10000m 8月10日20時25分~ 1500m決勝 8月11日8時00分~ マラソン

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.23

学法石川が10年連続男女V 男子は2時間2分58秒! 1区増子陽太が圧巻の28分20秒 女子も1区から首位譲らず/福島県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた福島県高校駅伝が10月23日、猪苗代町総合体育館前を発着点とするコースで行われ、学法石川が10年連続で男女優勝を遂げた。男子(7区間42.195km)は大会記録を2分08秒も更新する2時間2分 […]

NEWS 高校駅伝都道府県大会が第2週目突入!明日23日の福島から9県で開催 宮城、千葉らハイレベルの熱戦

2025.10.22

高校駅伝都道府県大会が第2週目突入!明日23日の福島から9県で開催 宮城、千葉らハイレベルの熱戦

10月に入って全国高校駅伝(12月21日/京都)出場を懸けた高校駅伝都道府県大会が行われている。 今週は週末にかけて、東北、関東を中心に9県で開催される。 23日には福島県大会が行われ、学法石川を中心にハイレベルの争いと […]

NEWS 関西実業団対抗駅伝に住友電工・遠藤日向、SGホールディングス・近藤幸太郎、NTT西日本・服部弾馬らがエントリー!

2025.10.22

関西実業団対抗駅伝に住友電工・遠藤日向、SGホールディングス・近藤幸太郎、NTT西日本・服部弾馬らがエントリー!

来年元日に行われる全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選を兼ねた第68回関西実業団対抗駅伝(11月9日/和歌山)のエントリーが、10月22日に関西実業団連盟から発表された。 前回と同じ13チームがエントリー。各チ […]

NEWS 米国陸連が国内ツアーを創設 無秩序な競技会開催を抑制し、スポンサー拡大を目指す

2025.10.22

米国陸連が国内ツアーを創設 無秩序な競技会開催を抑制し、スポンサー拡大を目指す

米国陸連(USATF)は10月20日、米国陸連主催のUSATFツアーを新設することを発表した。 ツアーは2026年から実施予定で、現在は既存大会および新設大会を対象に参入申請を受け付けている。陸連はツアー化によって大会日 […]

NEWS 【プレゼント】保温性に優れたZAMSTの「アームスリーブWARM EDITION」/11月号

2025.10.21

【プレゼント】保温性に優れたZAMSTの「アームスリーブWARM EDITION」/11月号

世界と戦うトップアスリートも愛用するサポート・ケア製品ブランド「ZAMST(ザムスト)」を展開する日本シグマックス株式会社。 同社から発売中の寒い時期でも快適にスポーツを行うことができるよう保温性に優れ、手首から上腕にか […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top