2025.08.20
◇第20回トワイライトゲームス(8月20日/神奈川・日産スタジアム)
トワイライトゲームスが行われ、男子100mは小池祐貴(住友電工)が10秒15(-0.3)で優勝した。
フィニッシュ後はやや天を仰ぐような仕草。東京世界選手権の個人代表を狙った最後のチャンスを終えた。参加標準記録(10秒00)に届かなかった。
「自分がここ数年やってきたことはある程度出せるようになって、定着してきました」と小池。日本選手権(5位)以降、7月にイタリア遠征をし、8月は日本で連戦した。富士北麓ワールドトライアル、実業団・学生対抗と10秒2台にとどまったが、4日前の福井ナイトゲームズで10秒08をマーク。東京世界選手権のリレーメンバー入りの目安となる記録をクリアした。
シーズン通して、「条件の良い時に走れなかったことで標準に届かなかった。実力が足りなかった」。技術的には「顔を上げるまでの加速局面を丁寧にできるかが大事。そこで脚を回そうとする自分の本来の走りが出てしまった」と悔やむ。
東京世界選手権の4×100mリレー代表入りの可能性は大きいが「選考次第なので」と控えめ。今の走りを「継続していきたい」と自分にフォーカスを向けていた。
多田修平(住友電工)は10秒32の7着(総合8位)。こちらも東京世界選手権代表入りはならず。「今後の目標と言われるとすぐに決めるのは難しい」とうつむき、「また前向きになったら2年後の世界選手権に向けて頑張っていきたい」と自らに言い聞かせていた。
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