2023.12.20
第56回箱根駅伝総合成績をチェック
●総合成績
1位 日体大 11時間23分51秒
2位 順大 11時間30分28秒
3位 早大 11時間37分02秒
4位 大東大 11時間41分09秒
5位 日大 11時間45分15秒
6位 東農大 11時間47分17秒
7位 東洋大 11時間51分11秒
8位 筑波大 11時間51分53秒
9位 専大 11時間53分45秒
10位 東海大 11時間54分56秒
11位 駒大 11時間57分51秒
12位 国士大 11時間57分54秒
13位 拓大 12時間09分03秒
14位 法大 12時間13分20秒
中大 12時間19分00秒(無効)
●区間賞
1区 石井海次(早大) 1時間06分04秒
2区 瀬古利彦(早大) 1時間11分37秒
3区 新地憲宏(日体大) 1時間05分43秒
4区 中村孝生(日体大) 1時間03分00秒
5区 上田誠仁(順大) 1時間12分41秒
6区 酒匂真次(順大) 1時間00分39秒
7区 中島修三(順大) 1時間05分44秒
8区 大塚正美(日体大) 1時間06分20秒
9区 坂本亘(日体大) 1時間15分58秒
10区 坂本充(日体大) 1時間06分32秒
第56回(1980年/昭和56年) 日体大・坂本兄弟が区間賞リレー 中大はエントリーミスにより記録無効に
日体大が2位の順大に6分37秒差をつける完勝。11時間23分51秒の大会新記録で2年ぶり8回目の総合優勝を飾った。往路は3年ぶり6回目、復路は5年連続9回目の優勝で、5回目の完全優勝だった。 往路を湧かせたのは早大。1区の石川海次が区間賞スタートを切ると、1ヵ月前の福岡国際マラソンで優勝し、モスクワ五輪のマラソン代表に選ばれた瀬古利彦が最後の花の2区で快走を見せる。ライバル日体大に10kmで1分30秒、15kmで2分突き放すと、1時間11分37秒で走破。前回自身が作った記録を41秒塗り替える2年連続の区間新記録をマーク。これで勢いに乗った早大は4区まで首位を守った。 1区から2位を走っていた日体大は4区の中村孝生が区間新記録の快走で早大との差を35秒に詰めると、5区では出口彰が早大を抜いて往路優勝。2位の早大に1分46秒差をつけた。 後方では前回優勝校の順大が5区・上田誠仁の区間賞で5位から3位に浮上。日体大とは4分3秒の差がついていた。 翌日は「復路の順大」が強さを見せる。6区の酒匂真次が区間賞の走りで2位に上がると、7区の中島修三も区間賞を獲得。平塚の時点で日体大との差を1分23秒まで詰めた。 追い上げを許した日体大は8区に茨城・水戸工高時代に高校総体の1500mなどを制した1年生の大塚正美を起用する。将来のエース候補として期待されていた大塚は快調な走りを見せ、1時間6分20秒の区間新記録を樹立。戸塚で順大に3分18秒差をつけ、優勝に大きく近づいた。 9区、10区は双子の坂本兄弟が締める。9区の兄・亘、10区の弟・充ともに区間賞を獲得して王座を奪還した。8区以降に突き放された順大は6分37秒差で2位、往路で健闘した早大が25年ぶりの3位に入った。 なお、15位でフィニッシュした中大は、補欠から7区に登録する予定だった選手を8区に出走と届出ていたため、大会終了後の監督会議で7区、8区の区間記録、復路および総合の順位、記録を無効とすることが決まった。 参考文献:箱根駅伝90回記念誌(関東学生連盟)第56回箱根駅伝総合成績をチェック
●総合成績 1位 日体大 11時間23分51秒 2位 順大 11時間30分28秒 3位 早大 11時間37分02秒 4位 大東大 11時間41分09秒 5位 日大 11時間45分15秒 6位 東農大 11時間47分17秒 7位 東洋大 11時間51分11秒 8位 筑波大 11時間51分53秒 9位 専大 11時間53分45秒 10位 東海大 11時間54分56秒 11位 駒大 11時間57分51秒 12位 国士大 11時間57分54秒 13位 拓大 12時間09分03秒 14位 法大 12時間13分20秒 中大RECOMMENDED おすすめの記事
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