2023.11.12
全国高校駅伝の予選を兼ねた高校駅伝の都道府県大会は、10月5日の青森を皮切りに各地で行われ、11月12日の三重で全47大会が終了した。
年末に行われる全国大会女子は、今回が35回目の記念大会。47都道府県代表に加え、11地区代表も出場する。地区代表も北海道や東北で決まっているが、残り9の地区代表を決める地区高校駅伝は、11月中旬から下旬に各地で行われる。
現時点での代表校をまとめると、出場最多は35回の立命館宇治(京都)と山田(高知)の2校。1989年の第1回大会から「皆勤」となる。次いで前々回の優勝校の仙台育英(宮城)と、西京(山口)の32回。青森山田(青森)と山形城北(山形)の31回となる。
初出場は3校。富山中部(富山)は、富山商の県大会の連覇を31で止めた。また、益田東(島根)は県12連覇中の平田を抑えて都大路出場権を獲得。また、地区代表では札幌創成(北海道)が、道大会2位に食い込んで全国大会出場を決めた。
10年以上経過した復活出場はなく、最長は市船橋(千葉)の8年ぶり。第1回大会と第4回大会(1992年)の2度優勝したチームが2015年以来、20回目の都大路参戦となる。
タイムトップは鹿児島県大会で30回目の全国大会出場を決めた神村学園の1時間7分38秒。さらに、仙台育英が1時間7分49秒、青森山田が1時間9分23秒、薫英女学院(大阪)が1時間9分35秒で続く。1時間10分切りはこの4校で、昨年(都道府県大会終了時)の9校よりも減っている。1時間10分台も4校と、前年の7校より少ない。この後の地区高校駅伝でどんなタイムが出るか。
なお、以前は都道府県大会のタイム順で全国大会1区のスタート位置が決まっていたが、コロナ禍の第32回大会(2020年)からはトラックの長距離レースのように2段スタートを採用。3000mの平均タイムで速いチーム(参加申し込み時)から順に内側に入っていく。転倒の可能性がより少なくなることから、今大会も同様の形式で行う。
全国高校駅伝は12月24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点(5区間21.0975km/10時20分スタート)で行われる。
都道府県大会タイム 女子トップ10
1.07.38 神村学園(鹿児島) 鹿児島県大会① 1.07.49 仙台育英(宮城) 宮城県大会① 1.09.23 青森山田(青森) 青森県大会① 1.09.35 薫英女学院(大阪) 大阪府大会① 1.10.06 立命館宇治(京都) 京都府大会① 1.10.16 世 羅(広島) 広島県大会① 1.10.38 小 林(宮崎) 宮崎県大会① 1.10.46 東大阪大敬愛(大阪) 大阪府大会② 1.11.07 市船橋(千葉) 千葉県大会① 1.11.15 新潟明訓(新潟) 新潟県大会①RECOMMENDED おすすめの記事
                Ranking 
                人気記事ランキング
            
        2025.11.04
順天が1秒先着して3年ぶり都大路へ 男子は拓大一が中盤から独走して2連覇/東京都高校駅伝
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
- 
                            
2025.11.02
 - 
                            
2025.11.02
 - 
                            
2025.11.03
 
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
- 
                            
2025.11.02
 - 
                            
2025.10.18
 
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
- 
                            
2022.05.18
 - 
                            
2023.04.01
 - 
                            
2022.12.20
 - 
                            
2023.06.17
 - 
                            
2022.12.27
 - 
                            
2021.12.28
 
Latest articles 最新の記事
2025.11.04
美濃加茂が初の男女V 男子は2区で首位奪い悲願の都大路 女子は1区から独走で6連覇/岐阜県高校駅伝
全国高校駅伝の出場権を懸けた岐阜県高校駅伝が11月2日、山県市の四国山香りの森公園付近特設コースにて行われ、男女ともに美濃加茂が優勝を飾った。男子(7区間42km)は2時間3分38秒で初制覇。女子(5区間21.0975k […]
2025.11.04
2026年ダイヤモンドリーグ 各大会の実施種目が決定!女子やり投はパリ、モナコ、ローザンヌなど6試合
11月4日、世界陸連は26年に開催されるダイヤモンドリーグ(DL)の各大会で実施する種目を発表した。 DLは世界最高峰の陸上シリーズとして年間15試合を開催。男女32種目が行われ、第1戦から第14戦まで各種目が4~8回実 […]
2025.11.04
アシックスが駅伝にリスペクトを込め、選手たちを鼓舞するランニングシューズコレクション「EKIDEN Pack」を発売
アシックスジャパンは、日本で100年以上の歴史をもつ駅伝にリスペクトを込め、選手たちを鼓舞するランニングシューズコレクション「EKIDEN Pack(エキデンパック)」9品番を、11月6日からアシックスオンライン、アシッ […]
2025.11.04
ロジスティード初制覇!前回優勝GMOが2位、初陣M&Aが初ニューイヤー、コニカミノルタら全日本復活3チーム/東日本実業団駅伝
◇第66回東日本実業団対抗駅伝(11月3日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園競技場及び公園内特設周回コース:7区間74.6km) 第66回東日本実業団対抗駅伝が行われ、東日本枠「12」と第70回記念枠「1」(13位以下で最上位 […]
                Latest Issue 
                最新号
            
        
            2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望