HOME 国内、高校

2023.10.01

インターハイ400mH女王の瀧野未来56秒90 8年ぶりの高校新「ラストチャンスで出すことができた」/新潟ACC
インターハイ400mH女王の瀧野未来56秒90 8年ぶりの高校新「ラストチャンスで出すことができた」/新潟ACC

高校新記録をマークした瀧野未来(京都橘高3)

◇アスレチックスチャレンジカップ(9月30日~10月1日/新潟市・デンカビッグスワンスタジアム)

日本グランプリシリーズ新潟大会のアスレチックスチャレンジカップの2日目が行われ、女子400mハードルで瀧野未来(京都橘高3)が高校新記録の56秒90で優勝を果たした。

「高校新を狙っていたので、出すことができてよかったです」を笑顔を見せていた瀧野。これまで3台目までハードル間15歩だったが、今回は4台目までとした。そこから5、6台目まで16歩として、7台目以降は17歩で行くつもりだったが、7台目も16歩に。「逆脚になってしまうので、次も16歩にしました」と振り返った。「歩数はめちゃくちゃになってしまった」と言いながらも、2015年和歌山インターハイで石塚晴子(東大阪大敬愛高)がマークした高校記録57秒09を8年ぶりに塗り替えた。

広告の下にコンテンツが続きます

今季の目標は高校記録更新と前年に続くインターハイ優勝。北海道インターハイでは自己新の57秒45で連覇を達成したものの、「高校記録を更新できず悔しかったです」。秋は国体が300mハードルとなり、この新潟大会が高校での最後の400mハードルレースだった。それだけに「ラストチャンスで出すことができて良かったです」と話していた。

京都橘高の3年上の先輩で、今夏の世界選手権に出場した山本亜美(立命大)を尊敬している。「次のステージでもよりタイムを出して先輩と戦っていけるようになりたい。世界で日の丸をつけたいです」と意気込んでいた。

◇アスレチックスチャレンジカップ(9月30日~10月1日/新潟市・デンカビッグスワンスタジアム) 日本グランプリシリーズ新潟大会のアスレチックスチャレンジカップの2日目が行われ、女子400mハードルで瀧野未来(京都橘高3)が高校新記録の56秒90で優勝を果たした。 「高校新を狙っていたので、出すことができてよかったです」を笑顔を見せていた瀧野。これまで3台目までハードル間15歩だったが、今回は4台目までとした。そこから5、6台目まで16歩として、7台目以降は17歩で行くつもりだったが、7台目も16歩に。「逆脚になってしまうので、次も16歩にしました」と振り返った。「歩数はめちゃくちゃになってしまった」と言いながらも、2015年和歌山インターハイで石塚晴子(東大阪大敬愛高)がマークした高校記録57秒09を8年ぶりに塗り替えた。 今季の目標は高校記録更新と前年に続くインターハイ優勝。北海道インターハイでは自己新の57秒45で連覇を達成したものの、「高校記録を更新できず悔しかったです」。秋は国体が300mハードルとなり、この新潟大会が高校での最後の400mハードルレースだった。それだけに「ラストチャンスで出すことができて良かったです」と話していた。 京都橘高の3年上の先輩で、今夏の世界選手権に出場した山本亜美(立命大)を尊敬している。「次のステージでもよりタイムを出して先輩と戦っていけるようになりたい。世界で日の丸をつけたいです」と意気込んでいた。

女子400mH高校歴代10傑

56.90 瀧野 未来(京都橘3京都) 2023.10.01 57.09 石塚 晴子(東大阪大敬愛3大阪) 2015. 7.31 57.43 山本 亜美(京都橘3京都) 2020.10. 3 57.65 山形依希子(敦賀3福井) 1992. 6.13 57.73 大野 瑞奈(埼玉栄3埼玉) 2020.11. 3 57.85 千葉 史織(仙台一3宮城) 2023. 8. 4 57.90 江口 幸子(横浜雙葉3神奈川) 2001. 6.10 57.98 タネル舞璃乃(埼玉栄3埼玉) 2021. 7.30 58.01 河内 瀬桜(東大阪大敬愛3大阪) 2021. 7.18 58.03 小山 佳奈(川崎橘3神奈川) 2016. 6.25

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.03

明大主将に短距離・神戸毅裕が就任 「紫紺の矜持を重んじ、研鑽を重ねる」

明大競走部は、チームのホームページで12月1日からスタートした新体制を発表し、主将には短距離ブロックの神戸毅裕が就任した。 神戸は東京・明星学園高出身。高校時代はインターハイ南関東大会4×100mリレーで優勝したほか、U […]

NEWS 世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞

2025.12.02

世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞

9月の東京世界選手権女子20km競歩で銅メダルを獲得した藤井菜々子(エディオン)が、出身地である福岡県那珂川市の市民栄誉賞、そして高校時代を過ごした北九州市の北九州市民スポーツ大賞を受賞することが決まり、12月2日に両市 […]

NEWS サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」

2025.12.02

サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」

ピックルボール普及のためのイベントTORAY PICKLEBALL EXPERIENCEが12月2日に東京の有明アーバンスポーツ内のコートで行われ、男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が参加した。 ピック […]

NEWS 東洋大男子長距離が4社と契約 “昇り龍”を描いた鉄紺の新ユニフォームも発表「頂点目指し力強く上昇」

2025.12.02

東洋大男子長距離が4社と契約 “昇り龍”を描いた鉄紺の新ユニフォームも発表「頂点目指し力強く上昇」

東洋大は12月2日、陸上競技部男子長距離部門において、セブン銀行(本社:東京都千代田区)、カカクコム(本社:東京都渋谷区)が運営する「求人ボックス」、ECC(本社:大阪市北区)、ビースタニング(本社:東京都渋谷区)が運営 […]

NEWS Hondaに法大・大島史也、東海大の主力2人が来季加入!「培ってきた走力と探究心を最大限に発揮」

2025.12.02

Hondaに法大・大島史也、東海大の主力2人が来季加入!「培ってきた走力と探究心を最大限に発揮」

Hondaは12月2日、来年4月1日に入部する選手として、法大の大島史也、東海大の花岡寿哉と兵藤ジュダの3選手を発表した。 大島は千葉・専大松戸高出身。今年は関東インカレ5000mで7位入賞などがある。5000mは13分 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top