2023.09.09
ダイヤモンドリーグ・ブリュッセル大会(ベルギー)が9月8日に行われ、女子やり投に出場した北口榛花(JAL)が6回目に67m38の日本新記録を樹立して優勝した。
ブダペスト世界選手権で日本女子フィールド種目初の金メダルを獲得した北口。1回目こそ59m56にとどまったが、2回目に65m20を投げた。
その後は記録を伸ばせなかったが、上位3人が投げられる6回目の「ファイナル3」で67m38のビッグスロー。今季シレジア大会で投げた日本記録(67m04)で今季世界最高記録を34cm更新した。なお、北口は今季世界パフォーマンストップ10のうち6つを占めている。
昨年、DL初出場だったパリ大会で初優勝を飾ると、シレジア大会も勝って連勝。ファイナルでも3位に入った。
今季はパリ大会を65m09で連覇すると、ローザンヌ大会2位、シレジア大会は67m04の日本記録を樹立して連覇した。今回のブリュッセル大会で今季3勝目、DL通算5勝目となる。北口はこれまでのDLで一度もトップ3から落ちたことがない。
すでに2年連続のファイナルを決めている。ファイナルは米国オレゴン・ユージンで9月16、17日に行われる。
北口榛花のパフォーマンストップ10&DL全成績
●北口のパフォーマンス10 (1)67m38=日本記録 (2)67m04 (3)66m73 (4)66m00 (5)65m82 (6)65m68 (7)65m20 (8)65m10 (9)65m09 (10)64m50 ●北口のダイヤモンドリーグ成績 21年 パリ大会 優勝 63m13 シレジア大会 優勝 65m10 モナコ大会 2位 62m37 ブリュッセル大会 2位 63m45 チューリヒ大会(ファイナル) 3位 63m56 22年 パリ大会 優勝 65m09 ローザンヌ大会 2位 63m34 シレジア大会 優勝 67m04=日本新 ブリュッセル大会 優勝 67m38=日本新
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.05.04
-
2024.04.29
-
2024.04.29
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.04.26
-
2024.04.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.04
リレーのパリ五輪切符を懸けて!世界リレーが5/5朝8時05分に開幕 上位14ヵ国に出場権、初日予選突破でつかめるか?
8月のパリ五輪リレー種目の出場権を懸けた世界リレーが5月4、5日の2日間、バハマ・ナッソーで開催される。男女の4×100m、4×400mと男女混合4×400mの5種目が実施。上位14ヵ国(決勝8チーム+2レース目からの6 […]
2024.05.04
五島莉乃 標準届かずも自己新初V「悔しいのが一番」パリ五輪見据え「勝負できるように」/日本選手権10000m
◇第108回日本選手権10000m(5月3日/静岡・小笠山総合運動公園静岡スタジアム) パリ五輪代表選考会となる日本選手権10000mが行われ、女子は五島莉乃(資生堂)が日本歴代6位の30分53秒31をマークして初優勝を […]
2024.05.04
葛西潤が殊勲の初V!日本歴代6位の27分17秒46「ケガなくできたのが一番」パリ五輪目指しもう1本挑戦/日本選手権10000m
◇第108回日本選手権10000m(5月3日/静岡・小笠山総合運動公園静岡スタジアム) パリ五輪代表選考会となる日本選手権10000mが行われ、男子は葛西潤(旭化成)が日本歴代4位の27分17秒46をマークして優勝した。 […]
2024.05.04
編集部コラム「Road To FUKUOKA」
★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタ […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!