2023.05.07
5月6日、ポルトガル南部のリオ・マイオールで、世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールドの第30回リオ・マイオール国際グランプリが行われた。男子20km競歩には昨年の世界選手権金メダルの山西利和(愛知製鋼)が出場し、1時間20分58秒で3位に終わった。
山西はスタート直後から先頭集団の前方でレースをリードすると、世界選手権5位のB.Dピンタド(エクアドル)らと競り合いながら、10kmを39分45秒で通過。徐々に集団の人数が絞られ、12kmからはピンタドとのマッチレースになった。
序盤ではレースの主導権を握っていたが、13km付近からピンタドにリードを許すと、次第にペースダウン。15km手前ではC.ボンフィム(ブラジル)にもかわされて3位に下がった。15kmから16kmの1kmでは4分21秒を要するなど、先頭との差を広げられ、そのまま3位でフィニッシュ。21年東京五輪(3位)以来の敗戦となった。レースはピンタドが制し、1時間19分05秒で大会連覇を果たした。
今季は冬場練習の消化が遅れた影響もあり、2月の日本選手権出場を回避して、これが今季初戦だった山西。19年、22年と世界選手権を制しており、8月のブダペスト世界選手権で3連覇の期待も掛かる。
女子は、17年世界選手権金メダリストの楊家玉(中国)が22年世界選手権3位の切陽什姐(中国)との競り合いを制し、1時間29分10秒で優勝。4月30日のマドリード(スペイン)に続く、WA競歩ツアー連勝となった。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.20
【箱根駅伝2026名鑑】中央大学
2025.11.20
【箱根駅伝2026名鑑】青山学院大学
-
2025.11.20
-
2025.11.20
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.22
新所属初レースの赤﨑暁「調整もレースもうまくいかず」ニューイヤー駅伝へ「エースとして」/八王子LD
◇2025八王子ロングディスタンス(11月22日/東京・上柚木公園陸上競技場) 男子10000mに特化した八王子ロングディスタンスが行われ、パリ五輪マラソン6位の赤﨑暁(クラフティア)が出場。6組で28分57秒99を要し […]
2025.11.22
田澤廉が約2年ぶり10000m 27分31秒90「戻れるかずっと不安だった」今後はマラソン挑戦の可能性も示唆/八王子LD
◇2025八王子ロングディスタンス(11月22日/東京・上柚木公園陸上競技場) 男子10000mに特化した八王子ロングディスタンスが行われ、7組日本人トップ(6着)の鈴木芽吹(トヨタ自動車)が27分05秒92をマーク。塩 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025