2023.05.05
◇2023水戸招待陸上(5月5日/茨城県水戸市・ケーズデンキスタジアム水戸)
日本グランプリシリーズG3の2023水戸招待が行われ、男子円盤投は幸長慎一(四国大AC)が56m15で優勝した。
62m59の日本記録保持者を持つ堤雄司(ALSOK群馬)、4月に日本歴代2位の62m52をマークした幸長、62m16(日本歴代3位)がベストの湯上剛輝(トヨタ自動車)と実力者がそろい注目を集めた今大会。優勝を飾ったのは3人の中で最年少の幸長だった。
1投目では湯上が53m01でトップに立つと、2投目には54m13を投げた幸長が逆転。すると3回目には堤が56m10を放ち、目まぐるしく順位が変動する。そのなかでも幸長は安定した投てきを披露。ライバルの2人がファウルなどを重ねるなか、2投目以降はすべて54m以上にまとめ、5投目に56m15を投げて逆転勝利を収めた。
中学時代から砲丸投と円盤投で全国的な活躍を続ける幸長は、兵庫県出身の26歳。徳島・生光学園高、四国大と進み、インカレでは円盤投3連覇を達成している。21年には日本人5人目の60m台スロワーとなり、堤、湯上に続く若手として期待を集めている。
このほか、男子棒高跳では昨年のU20世界選手権7位の原口篤志(東大阪大)が5m40で織田記念に続く優勝。砲丸投は森下大地(第一学院高教)が17m86で制し、向かい風4.7mで行われた男子100mは白石黄良々(セレスポ)が10秒79で優勝を飾った。
女子は100mで高校生の山形愛羽(熊本中央高)が12秒28(―4.3)でトップ。棒高跳は日本記録保持者の諸田実咲(アットホーム)が4m20で貫禄を見せて勝利し、砲丸投は尾山和華(今村病院)が15m50で制した。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.12.08
パリ五輪代表・田中希実が2年連続ホノルルで1マイル出場 4分31秒2で6位
2024.12.08
皇學館大がアンカーで逆転V!名古屋大、愛知工大との接戦制して2年ぶり優勝/東海学生駅伝
-
2024.12.07
-
2024.12.07
2024.12.07
不破聖衣来が10000mに出場し12位でフィニッシュ 完全復活へ実戦積む/エディオンDC
-
2024.12.02
-
2024.12.07
2024.11.10
全国高校駅伝の都道府県代表出そろう!男子前回Vの佐久長聖、2位・倉敷ら駒進める
-
2024.11.24
-
2024.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.12.08
パリ五輪代表・田中希実が2年連続ホノルルで1マイル出場 4分31秒2で6位
第8回カラカウア・メリー・マイル12月7日、米国・ハワイ州のホノルルで行われ、女子1マイルで田中希実(New Balance)が4分31秒2(166/速報値)で6位だった。 同大会は大規模マラソンとして人気のホノルル・マ […]
2024.12.08
名城大が無敵の18連覇 1区から首位譲らずオール区間賞 2位は中京学大、3位は日本福祉大/東海学生女子駅伝
第18回東海学生女子駅伝が12月8日、愛知県美浜町運動公園陸上競技場を発着点とする5区間21.1kmで行われ、名城大Aが1時間9分44秒で制し、第1回大会から続く連覇を18に伸ばした。 知多半島の東部(三河湾側)を主に通 […]
2024.12.08
皇學館大がアンカーで逆転V!名古屋大、愛知工大との接戦制して2年ぶり優勝/東海学生駅伝
12月8日、第86回東海学生駅伝が美浜町運動公園陸上競技場を発着点とするコースで開催され、皇學館大が2年ぶり7回目の優勝を飾った。 今回からコースが大幅に変更となり、実施距離も7区間63.5kmから6区間54.9kmへと […]
2024.12.07
廣中璃梨佳1年ぶり10000m「楽しく走れた」初の長期離脱に「逃げ出したい」心境明かす/エディオンDC
◇エディオンディスタンスチャレンジin大阪2024(12月7日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 日本グランプリシリーズG2のエディオンディスタンスチャレンジが行われ、女子10000mは菅田雅香(日本郵政グループ)が31分 […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会