十種競技日本記録保持者の右代啓祐(国士舘クラブ)が6月12日、13日、スペインで行われたX Meeting Internacional Aronaに出場し、2日目の棒高跳を終えた時点で途中棄権した。
2012年ロンドン、16年リオと2大会連続でオリンピックに出場している右代。100mを11秒47(1.2)でスタートすると、得意の砲丸投では出場者中3番となる14m93など気を吐いた。しかし、2日目、8種目めの棒高跳で記録なしに終わり、その後途中棄権となった。
右代は自身のSNSで「今後のチャレンジに望みをかけて残りの2種目は回避する決断をしました」と綴り、「もう一度チャンスが来る事を願いながら準備します」と、競技会への出場も示唆した。だが、東京五輪の参加標準記録の有効期限は6月29日まで。帰国後に2週間の隔離期間が設けられる予定で、東京五輪への挑戦は厳しいものとなった。
右代は3大会連続となる東京五輪出場を目指していたが、5月末時点で参加標準記録8350点をクリアできておらず、参加資格の一つであるポイントによるワールドランキングで順位を上げるために、同日の日本選手権を欠場して、より世界陸連のカテゴリーが格上のスペインでの競技会出場を選択した。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.05.19
【男子110mH】木村立樹(桜浜中2) 14秒29=中2歴代5位
2025.05.19
【選手名鑑】大坂谷 明里
-
2025.05.19
-
2025.05.19
-
2025.05.19
-
2025.05.19
-
2025.05.19
-
2025.05.15
-
2025.05.15
-
2025.05.15
-
2025.05.15
2025.05.11
久保凛は2分02秒29の2位に号泣「母の日に花束を持って帰りたかった」/木南記念
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.05.15
-
2025.05.15
-
2025.05.15
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.05.19
インターハイ都府県大会 明日は鹿児島 週末は各地で一挙開催 愛知、大阪、福岡はハイレベルな戦いの予感
広島インターハイ(7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島=広島広域公園陸上競技場)を目指し、各地で都府県大会が行われている。 ここまで関東8都県と岐阜が終了し、今週以降はさらに大会が集中する。この1週間の […]
2025.05.19
【男子110mH】木村立樹(桜浜中2) 14秒29=中2歴代5位
5月17日に三重県伊勢市の三重交通Gスポーツの杜伊勢・陸上競技場で行われた第2回南勢記録会の中学男子110mハードルで、中学2年生の木村立樹(桜浜中)が中2歴代5位となる14秒29(+1.8)をマークした。 木村は昨年9 […]
2025.05.19
【選手名鑑】大坂谷 明里
大坂谷 明里 OSAKAYA AKARI SNS: 愛媛競技力本部 2002年4月10日 小野中(兵庫)→社高(兵庫)→園田学園女大 棒高跳:4.20(25年) ■代表歴 アジア選手権(25クミ) 【年次ベスト】 棒高跳 […]
2025.05.19
ユニクロ・大島健太コーチが5月末で退任 プリンセス駅伝1位通過にも貢献
5月19日、ユニクロは大島健太コーチが5月末をもって退任、退職することを発表した。 大島氏は45歳。現役時代は高知国体5000mで優勝したほか、04年には世界クロスカントリー選手権に日本代表として出場。マラソン、駅伝でも […]
2025.05.19
【選手名鑑】竹内 真弥
竹内 真弥 TAKEUCHI MAYA SNS: ミズノ 1998年10月9日 長瀬中(大阪)→摂津高(大阪)→日女体大 走幅跳:6.49(24年) ■代表歴 アジア選手権(25クミ) 【年次ベスト】 走幅跳 12年(中 […]
Latest Issue
最新号

2025年6月号 (5月14日発売)
Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定
Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析