◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 3日目
東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子1500mは日本記録(3分59秒19)保持者の田中希実(New Balance)が4分04秒16で6連覇を果たし、東京世界選手権代表に内定した
昨年のパリ五輪で3分59秒69をマークし、すでに世界選手権の参加標準記録(4分01秒50)を突破していた田中。この日本選手権では3位以内に入れば世界選手権代表内定となるなか、しっかりと実力を見せた。
1周目こそ67秒だったが、2周目を65秒に引き上げ、あとは独走状態。3周目も64秒で通過したあと、最後の300mは48秒でカバーした。
5000m(14分59秒02=大会新)に続く2冠に輝き、2種目で世界選手権代表に内定。それでも、「5000mが大会新だったので、1500mも最低限大会記録(4分01秒44)更新を課していました」と、ちょっぴり悔しさを見せる。
前日(7月5日)のダイヤモンドリーグユージン大会でフェイス・キピエゴン(ケニア)が3分48秒68と世界記録を更新。2021年の東京五輪で出した田中の日本記録とは10秒以上と差は広がる。東京五輪では8位に入っているだけに思いも強く「1人で日本記録を出すくらいでないと」と話す。
ただ、国際舞台の2枚目の切符は手にした。「せっかくの東京開催なので生き生きとしたレースがしたい」と前を向いていた。
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