HOME 国内、大学

2025.07.06

400mH・小川大輝が自己タイ48秒61でV! 週末から海外遠征「良いレースで標準突破を」/日本選手権
400mH・小川大輝が自己タイ48秒61でV! 週末から海外遠征「良いレースで標準突破を」/日本選手権

25年日本選手権男子400mHで優勝した小川大輝

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 3日目

東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子400mハードルは後半力強く抜け出した小川大輝(東洋大)が自己ベストタイの48秒61で2年ぶり2度目の頂点に立った。

広告の下にコンテンツが続きます

上位陣の力が拮抗し白熱した展開が予想された決勝のレース。小川は「前半からを意識しました」と、7レーンで先行する井之上駿太(富士通)を内側の5レーンからしっかり距離間を保って追走する。10台目のハードルを越えたところで逆転し、トップでフィニッシュ。それでも、目標としていた世界選手権参加標準記録(48秒50)にはわずかに及ばずに天を仰いだ。

昨年のパリ五輪代表で、6月の日本インカレでも2年ぶりの優勝を飾っていた小川。今季は「パリ五輪は前半に置いていかれ、それでは世界で戦っていけないと思い知らされました」と言う経験を踏まえ、「もともと後半型でしたが、前半から積極的にいくことを意識してレースを進めています」。5月の木南記念でマークした48秒61を筆頭に、日本インカレでも48秒95、今回も予選の48秒73と安定感が増すなど実力をつけている。

「前半からリズム良く行けましたが、課題の200~300mのつなぎの部分がうまくいきませんでした」と唇を噛む。しかし、48秒前半から47秒台を出すために、残された課題はそのポイントのみだ。

今大会での内定はならなかったが、「ポイントのランキングで出場が決まっても、認めてもらえません。しっかり標準を切って、勝負できる記録を持って東京世界選手権に臨みたいです」と力を込める。

この週末から欧州遠征に出る。「海外で良いレースをして、確実に標準を突破したい。しっかり経験を積んで本番に生かしたいです」。国立でつかんだ自信を胸に、さらなる飛躍を誓っていた。

文/花木 雫

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 3日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子400mハードルは後半力強く抜け出した小川大輝(東洋大)が自己ベストタイの48秒61で2年ぶり2度目の頂点に立った。 上位陣の力が拮抗し白熱した展開が予想された決勝のレース。小川は「前半からを意識しました」と、7レーンで先行する井之上駿太(富士通)を内側の5レーンからしっかり距離間を保って追走する。10台目のハードルを越えたところで逆転し、トップでフィニッシュ。それでも、目標としていた世界選手権参加標準記録(48秒50)にはわずかに及ばずに天を仰いだ。 昨年のパリ五輪代表で、6月の日本インカレでも2年ぶりの優勝を飾っていた小川。今季は「パリ五輪は前半に置いていかれ、それでは世界で戦っていけないと思い知らされました」と言う経験を踏まえ、「もともと後半型でしたが、前半から積極的にいくことを意識してレースを進めています」。5月の木南記念でマークした48秒61を筆頭に、日本インカレでも48秒95、今回も予選の48秒73と安定感が増すなど実力をつけている。 「前半からリズム良く行けましたが、課題の200~300mのつなぎの部分がうまくいきませんでした」と唇を噛む。しかし、48秒前半から47秒台を出すために、残された課題はそのポイントのみだ。 今大会での内定はならなかったが、「ポイントのランキングで出場が決まっても、認めてもらえません。しっかり標準を切って、勝負できる記録を持って東京世界選手権に臨みたいです」と力を込める。 この週末から欧州遠征に出る。「海外で良いレースをして、確実に標準を突破したい。しっかり経験を積んで本番に生かしたいです」。国立でつかんだ自信を胸に、さらなる飛躍を誓っていた。 文/花木 雫

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.02.22

400mH元ドイツチャンピオンがボブスレーで五輪2冠! 陸上経験者が多数活躍

2月6日に開幕したミラノ・コルティナ冬季オリンピックは、19日間の日程を終え、22日(日本時間23日)に閉会式を迎える。 今大会のボブスレーでは、男子が2人乗りと4人乗り、女子が1人乗りと2人乗りの計4種目が実施され、多 […]

NEWS 三重県に拠点を置く日硝ハイウエーが27年春に陸上部を創部 アジア選手権代表の市野泰地氏がGMに就任

2026.02.22

三重県に拠点を置く日硝ハイウエーが27年春に陸上部を創部 アジア選手権代表の市野泰地氏がGMに就任

物流企業の株式会社日硝ハイウエー(本社:三重県津市)は、27年4月に創部する陸上競技部のゼネラルマネージャーに、津市出身で17年アジア選手権800m日本代表の市野泰地氏が就任すると発表した。 1967年創業の日硝ハイウエ […]

NEWS 社会人1年目・石川龍芽が1時間2分40秒で大会新V ラストラン藤井寛之が2位 専大・平松龍青4位/犬山ハーフ

2026.02.22

社会人1年目・石川龍芽が1時間2分40秒で大会新V ラストラン藤井寛之が2位 専大・平松龍青4位/犬山ハーフ

第45回読売犬山ハーフマラソンが2月22日、愛知県犬山市の内田防災公園を発着点とするコースで行われ、男子は石川龍芽(中央発條)が1時間2分40秒で優勝した。 石川は昨春に日体大から中央発條に入社。学生時代は24年関東イン […]

NEWS 女子・川村楓がMGC獲得「あと1年とちょっとで脚作りからしていきたい」/大阪マラソン

2026.02.22

女子・川村楓がMGC獲得「あと1年とちょっとで脚作りからしていきたい」/大阪マラソン

◇大阪マラソン2026(2月22日/大阪・大阪府庁前スタート、大阪城公園フィニッシュ) MGCシリーズ2025-26女子G2の大阪マラソンが行われ、マレ・ディババ(エチオピア)が2時間21分44秒の大会新で優勝した。 広 […]

NEWS 相澤晃 国内デビューは50位「もっと準備してレベル上げたい」伊藤達彦も苦戦/大阪マラソン

2026.02.22

相澤晃 国内デビューは50位「もっと準備してレベル上げたい」伊藤達彦も苦戦/大阪マラソン

◇大阪マラソン2026(2月22日/大阪・大阪府庁前スタート、大阪城公園フィニッシュ) MGCシリーズ2025-26男子G1の大阪マラソンが行われ、イブラヒム・ハッサン(ジブチ)が2時間5分20秒の大会新で優勝した。日本 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年3月号 (2月14日発売)

2026年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
大阪国際女子マラソン
矢田みくにインタビュー
追跡箱根駅伝

page top