2026.09.09
第74回全日本実業団対抗選手権が9月11日から13日までの3日間、京都市のたけびしスタジアム京都で行われる。名古屋アジア大会(陸上:9月23日~29日)の代表に加え、代表には届かなかったものの、その後、調子を上げてきた選手も多数参戦する。〔9月7日公式発表のエントリーリストで構成〕
男子短距離のアジア大会代表勢では100mに日本選手権者の多田修平(住友電工)がエントリー。また、400mには今泉堅貴(内田洋行AC)が登録されている。200mには4×400mリレーと男女混合4×400mリレーメンバーの佐藤風雅(ミズノ)が参戦する見込みだ。
日本代表以外では、ベテランの飯塚翔太(ミズノ)が100mと200mに。400mには元日本記録保持者・佐藤拳太郎(富士通)が登録している。110mと400mの両ハードル種目に、アジア大会代表選手はエントリーしていないが、110mでは8月のAthlete Night Games in FUKUI 2026で日本歴代4位タイの13秒12を出した野本周成(愛媛競技力本部)が出場する見込み。
また、初日夕方の男子4×100mリレー予選には、オープン参加として日本代表が出場。桐生祥秀(日本生命)、小池祐貴(住友電工)、多田、小室歩久斗(中大)、林明良(慶大)の5人が登録されている。
男子中距離は混戦模様。5000mは外国籍選手が乱立する中で鶴川正也(GMOインターネットグループ)らが終盤まで食らいつけるとおもしろそうだ。
男子フィールドでは、アジア大会代表から棒高跳の江島雅紀(富士通)と柄澤智哉(東日本三菱自動車販売)、走幅跳の津波響樹(大塚製薬)、男子円盤投の湯上剛輝(トヨタ自動車)、ハンマー投の中川達斗(山陽特殊製鋼)と福田翔大(住友電工)、やり投の﨑山雄太(ヤマダホールディングス)の7人が参戦。本番へ向けて、どんなパフォーマンスを見せるか。
女子短距離では、100mにアジア大会に個人種目で出場する御家瀬緑(住友電工)に加え、青木益未(七十七銀行)や三浦愛華(愛媛競技力本部)といった4×100mリレーメンバーも参戦する。
200mには日本記録保持者・井戸アビゲイル風果(東邦銀行)と壹岐あいこ(大阪ガス)のアジア大会代表コンビ。400m代表の松本奈菜子(東邦銀行)は本職以外にも200mにエントリーしている。400mには松本のほか、4×400mリレー&混合4×400mリレー代表の森山静穂(いちご)、寺本葵(アットホーム)が参戦する。森山は200mにも出場する。
800mには日本記録保持者の久保凛(積水化学)こそ欠場するが、もう1人のアジア大会代表・塩見綾乃(岩谷産業)に加え、田中希実(豊田自動織機)の名前も。田中は名古屋で1500m、5000m、10000mの3種目でアジア勢に挑む。
100mハードルは今季12秒68の日本歴代3位の自己ベストを出した青木、清山ちさと(いちご)が軸になるだろう。400mハードルは日本選手権で55秒92の日本歴代3位をマークして代表切符をつかんだ青木穂花(ゼンリン)が出場する。
女子フィールド種目では12名のアジア大会代表のうち、10名が参加。走高跳には髙橋渚(センコー)や石岡柚季(日体大女職員)の代表コンビに、津田シェリアイ(築地銀だこ)がどこまで迫れるか。棒高跳は諸田実咲(アットホーム)と大坂谷明里(愛媛競技力本部)の調整ぶりがみどころ。走幅跳は日本記録保持者の秦澄美鈴(住友電工)と髙良彩花(JAL)の代表2人が激突。
三段跳はただ1人のアジア大会代表・船田茜理(ニコニコのり)と、今季公認で初の14m(14m04/日本歴代2位タイ)をマークした髙島真織子(クラフティア)の対決に注目が集まる。円盤投もただ1人の代表・郡菜々佳(ニコニコのり)と、代表に届かなかった齋藤真希(太平電業)がどんな記録を出すか。ハンマー投は村上来花(ゼンリン)の調整状況がポイントだ。
やり投はアジア大会代表の武本紗栄(オリコ)と、8月30日に日本歴代3位の63m50を放ち、北京世界選手権参加標準記録(63m40)を突破した上田百寧(ゼンリン)が出場する。武本は上田に勝って名古屋に向けて弾みをつけたいところ。アジア大会代表を逃した上田は、再び快投を見せ、来年の北京を見据えた今後につなげたいだろう。
大会の模様はTBS陸上ちゃんねるを通じてライブ配信される。
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