◇天皇賜盃第95回日本学生陸上競技対校選手権(9月5~7日/神奈川・日産スタジアム)2日目
学生ナンバー1を争う日本インカレの2日目が行われ、男子5000mは創価大1年生のベナード・キクンビが13分49秒84で優勝し、菅野元太が13分50秒75で続いて、ワン・ツーフィニッシュを飾った。
激しさを増す雨の中で、フィニッシュ後の2人は抱き合って喜び合った。菅野は「この後、監督の褒めてもらいたいです。ベナードも良い走りをしていて本当に喜び合えました」と笑顔を浮かべた。
レースは大学院生の小川晴也(広島経大)が1000m過ぎから先頭を引っ張り、2000mを5分45秒で通過。残り6周ほどでベナードが前に出ると、山口竣平(早大)や井上朋哉(順大)らが追随する。
3000mを8分26秒で刻み、ベナードがやや前へ。残り900mほどで井上が追いつくも、ラスト1周でスパートを仕掛けた。ルーキーながら初優勝を飾り、ベナードは「ナンバーワンになることは簡単ではないので、とても幸せに感じています」と喜んだ。
一方の菅野はベナードが前に出たところでは「シーズンの最初にケガをしていて自信がなかったので、少し自重しました」と、やや中盤で様子を見ながらの走りになる。
「ちゃんとピーキングしているのは自分だけだと思っていました。ラストしっかり出し切れました」と、ラストの直線で井上を逆転。強さを示した。
創価大は前半のトラックシーズンでは小池莉希(4年)が関東インカレ2部で2種目入賞。日本選手権でも一時先頭を走るなど見せ場を作り、今回はルーキー2人が躍動した。
「すごく役者がそろっているチームです。あとはいかに駅伝にしっかり合わせていけるかだと思います」と菅野。後半の駅伝シーズンに弾みをつける最高の結果となった。
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