HOME 海外

2025.06.30

NEWS
100mトンプソンが世界歴代6位の9秒75!! シェリー・アンも最後の国内選手権で3位/ジャマイカ選手権
100mトンプソンが世界歴代6位の9秒75!! シェリー・アンも最後の国内選手権で3位/ジャマイカ選手権

パリ五輪100mに出場したトンプソン

東京世界選手権の代表選考会となるジャマイカ選手権が6月26日から29日にキングストンで開催された。

男子100mはK.トンプソンが世界歴代6位、今季世界最高の9秒75(+0.8)で優勝した。トンプソンは現在23歳。これまでの自己記録は9秒77(24年)で、昨年のパリ五輪では銀メダルを獲得している。パリ五輪決勝での9秒79とあわせて3度目の9秒7台となった。O.セヴィルが続き、今季の世界リストでも2位に立つ9秒83の好記録をマーク。A.ブレイクが9秒88で3位に入っている。

広告の下にコンテンツが続きます

女子100mはティナ・クレイトンが10秒81(+0.8)で同国選手権初制覇。S.ジャクソンが10秒88で2位に続き、これが最後の国内選手権と表明したシェリー・アン・フレイザー・プライスは10秒91で3位だった。

男子110mハードルではO.ベネットが13秒10(+0.4)で接戦を制し、20歳のD.プリンスが13秒12の自己新で2位。女子100mハードルも東京五輪銅メダルのM.タッパー(旧姓:シモンズ)が12秒34と自己記録を更新して優勝を飾った。

女子三段跳ではパリ五輪銀メダルのS.リケッツが14m52(-0.3)で7度目のチャンピオンシップ獲得となった。

また、6月中旬にトルコへの国籍変更が報じられた、男子走幅跳のW.ピノック、男子三段跳J.ヒバートらは大会にエントリーしたものの出場しなかった。

広告の下にコンテンツが続きます
東京世界選手権の代表選考会となるジャマイカ選手権が6月26日から29日にキングストンで開催された。 男子100mはK.トンプソンが世界歴代6位、今季世界最高の9秒75(+0.8)で優勝した。トンプソンは現在23歳。これまでの自己記録は9秒77(24年)で、昨年のパリ五輪では銀メダルを獲得している。パリ五輪決勝での9秒79とあわせて3度目の9秒7台となった。O.セヴィルが続き、今季の世界リストでも2位に立つ9秒83の好記録をマーク。A.ブレイクが9秒88で3位に入っている。 女子100mはティナ・クレイトンが10秒81(+0.8)で同国選手権初制覇。S.ジャクソンが10秒88で2位に続き、これが最後の国内選手権と表明したシェリー・アン・フレイザー・プライスは10秒91で3位だった。 男子110mハードルではO.ベネットが13秒10(+0.4)で接戦を制し、20歳のD.プリンスが13秒12の自己新で2位。女子100mハードルも東京五輪銅メダルのM.タッパー(旧姓:シモンズ)が12秒34と自己記録を更新して優勝を飾った。 女子三段跳ではパリ五輪銀メダルのS.リケッツが14m52(-0.3)で7度目のチャンピオンシップ獲得となった。 また、6月中旬にトルコへの国籍変更が報じられた、男子走幅跳のW.ピノック、男子三段跳J.ヒバートらは大会にエントリーしたものの出場しなかった。

9秒75の壁!?男子100mの世界歴代10傑をチェック!

9.58 0.9 U.ボルト(ジャマイカ) 2009年 9.69 2.0 T.ゲイ(米国)     2009年 9.69 -0.1 Y.ブレイク(ジャマイカ)2012年 9.72 0.2 A.パウエル(ジャマイカ)2008年 9.74 0.9 J.ガトリン(米国)   2015年 9.75 0.8 K.トンプソン(ジャマイカ)2025年 9.76 0.6 C.コールマン(米国)  2019年 9.76 1.2 T.ブロメル(米国)   2021年 9.76 1.4 F.カーリー(米国)   2022年 9.77 1.2 F.オマニャラ(ケニア) 2021年

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.30

【高校生FOCUS】男子棒高跳・井上直哉(阿南光高)「全国3冠取りたい」と意気込むボウルターは柔道黒帯

FOCUS! 高校生INTERVIEW 井上直哉 Inoue Naoya 阿南光高3徳島 注目の高校アスリートに焦点を当てる高校生FOCUS。今回はインターハイ徳島県大会男子棒高跳で5m21の県高校新記録をマークし、続く […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】急成長を続ける大東大・大濱逞真 「自信を持ってエースと言えるように」

2025.06.30

【学生長距離Close-upインタビュー】急成長を続ける大東大・大濱逞真 「自信を持ってエースと言えるように」

学生長距離Close-upインタビュー 大濱逞真 Ohama Takuma 大東大2年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。49回目は、大東大の大 […]

NEWS 日本陸連・有森裕子新会長が小池百合子都知事訪問 東京世界陸上の成功誓う「素晴らしさと感動ふんだんに味わえるように」

2025.06.30

日本陸連・有森裕子新会長が小池百合子都知事訪問 東京世界陸上の成功誓う「素晴らしさと感動ふんだんに味わえるように」

日本陸連の新会長に就任した有森裕子会長と、同前会長で東京2025世界陸上財団の尾縣貢会長が6月30日に東京都庁を訪問し、小池百合子都知事と面会した。 冒頭で小池都知事は、有森氏が女性初の会長に就任したことに際し祝福し、「 […]

NEWS 64年東京五輪5000m銅のデリンジャー氏が死去 91歳 米国代表やオレゴン大コーチも務める

2025.06.30

64年東京五輪5000m銅のデリンジャー氏が死去 91歳 米国代表やオレゴン大コーチも務める

6月27日、米国の元長距離選手で、後にコーチとしても活躍したビル・デリンジャー氏が逝去した。91歳だった。 デリンジャー氏は5000mで3大会連続してオリンピックに出場(1956年メルボルン、1960年ローマ、1964年 […]

NEWS 100mトンプソンが世界歴代6位の9秒75!! シェリー・アンも最後の国内選手権で3位/ジャマイカ選手権

2025.06.30

100mトンプソンが世界歴代6位の9秒75!! シェリー・アンも最後の国内選手権で3位/ジャマイカ選手権

東京世界選手権の代表選考会となるジャマイカ選手権が6月26日から29日にキングストンで開催された。 男子100mはK.トンプソンが世界歴代6位、今季世界最高の9秒75(+0.8)で優勝した。トンプソンは現在23歳。これま […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top