HOME 国内

2023.04.29

やり投ディーン元気が貫禄V DLドーハに挑戦「夏にピークを持って行きたい」/織田記念
やり投ディーン元気が貫禄V DLドーハに挑戦「夏にピークを持って行きたい」/織田記念

織田記念男子やり投に優勝したディーン元気

◇第57回織田幹雄記念(4月29日/広島・エディオンスタジアム広島)

日本グランプリシリーズG1の織田記念が行われ、男子やり投はディーン元気(ミズノ)が77m94をマークして優勝。小椋健司(エイジェックスポーツマネジメント/77m45)とのオレゴン世界選手権代表対決を制した。

「雨が降っていて集中力を保つのも難しい試合でしたが、(勝って)気持ちよくシーズンインできました」とディーン。3本目に優勝記録を投げた後は「3本に絞ろうと思っていた」とパスした。

広告の下にコンテンツが続きます

5月5日のダイヤモンドリーグ(DL)ドーハに出場予定で、「チューリヒ以来、11年ぶりです」。そこで「感覚をつかみたい」と言う。

冬はフィンランドとスペインに遠征。「体重を絞って筋量を上げる」ことに成功し、身体はキレ味を増した。速く動くぶん技術も求められ、この日も「やりをかつぐことができなくて離すかたちになってしまった」と反省する。

2012年から止まっている自己記録82m28は「勝手に出ると思います」と手応え十分。今季は「年齢もあるので試合数を絞って、狙った大会に状態を合わせて記録が出れば」と焦りはない。

広告の下にコンテンツが続きます

この日は女子の北口榛花(JAL)が64m50を放ってブダペスト世界選手権代表に内定。「女子だけじゃなく男子もよろしくお願いします」と笑うディーンが、男子やり投を今年も盛り上げそうだ。

◇第57回織田幹雄記念(4月29日/広島・エディオンスタジアム広島) 日本グランプリシリーズG1の織田記念が行われ、男子やり投はディーン元気(ミズノ)が77m94をマークして優勝。小椋健司(エイジェックスポーツマネジメント/77m45)とのオレゴン世界選手権代表対決を制した。 「雨が降っていて集中力を保つのも難しい試合でしたが、(勝って)気持ちよくシーズンインできました」とディーン。3本目に優勝記録を投げた後は「3本に絞ろうと思っていた」とパスした。 5月5日のダイヤモンドリーグ(DL)ドーハに出場予定で、「チューリヒ以来、11年ぶりです」。そこで「感覚をつかみたい」と言う。 冬はフィンランドとスペインに遠征。「体重を絞って筋量を上げる」ことに成功し、身体はキレ味を増した。速く動くぶん技術も求められ、この日も「やりをかつぐことができなくて離すかたちになってしまった」と反省する。 2012年から止まっている自己記録82m28は「勝手に出ると思います」と手応え十分。今季は「年齢もあるので試合数を絞って、狙った大会に状態を合わせて記録が出れば」と焦りはない。 この日は女子の北口榛花(JAL)が64m50を放ってブダペスト世界選手権代表に内定。「女子だけじゃなく男子もよろしくお願いします」と笑うディーンが、男子やり投を今年も盛り上げそうだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.20

デュプランティス、フルラーニ、オールマンらが候補に!年間最優秀選手フィールド部門のノミネート男女各5名が発表

世界陸連(WA)は10月13日、ワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」のフィールド種目候補選手を発表した。 陸上競技の年間最優秀選手にあたる「ワールド・アスリート・オブ・ザ・ […]

NEWS ハファシマナがブルンジ勢として4連覇! 女子はアメバウが快勝 世界陸連クロカン・ツアーが開幕/WAクロカンツアー

2025.10.20

ハファシマナがブルンジ勢として4連覇! 女子はアメバウが快勝 世界陸連クロカン・ツアーが開幕/WAクロカンツアー

世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドの初戦ゾルノツァ国際クロスが10月19日、スペインで開催され、男子(8.7km)はE.ハファシマナ(ブルンジ)が25分50秒、女子(8.7km)はL.アメバウ(エチオピア) […]

NEWS トロイティチが2時間3分30秒の大会新V チェプテゲイが自己新 女子はデスタが2時間17分37秒/アムステルダムマラソン

2025.10.20

トロイティチが2時間3分30秒の大会新V チェプテゲイが自己新 女子はデスタが2時間17分37秒/アムステルダムマラソン

アムステルダムマラソンが10月19日、オランダで開催され、男子はG.トロイティチ(ケニア)が2時間3分30秒で、女子はA.デスタ(エチオピア)が2時間17分37秒で優勝した。 男子優勝のトロイティチは今年の東京マラソンで […]

NEWS 其田健也が2時間8分33秒で16位 中間点まで先頭集団に食らいつく/アムステルダムマラソン

2025.10.20

其田健也が2時間8分33秒で16位 中間点まで先頭集団に食らいつく/アムステルダムマラソン

10月19日、オランダでアムステルダムマラソンが行われ、ブダペスト世界選手権代表の其田健也(JR東日本)が2時間8分33秒で16位に入った。 其田はスタートから1km3分を切るペースを刻む先頭集団につけ、5kmを14分3 […]

NEWS U18女子走幅跳・岡林結衣 1年ぶり自己新の6m03で栄冠! 6回目に逆転V/U18・16大会

2025.10.20

U18女子走幅跳・岡林結衣 1年ぶり自己新の6m03で栄冠! 6回目に逆転V/U18・16大会

◇第19回U18・第56回U16大会(10月17~19日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)3日目 U18・U16大会の最終日となる3日目が行われ、U18女子走幅跳では岡林結衣(高知農高1高知)が最終6回目の跳躍で6 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top