東京世界選手権の代表選考会となる第109回日本選手権を終えた翌日の7月7日、日本代表記者会見が都内で開かれ、代表内定している選手たちが登壇した。
女子やり投で世界選手権連覇を狙う北口榛花(JAL)も出席。今回、日本選手権は右肘痛のため欠場している。
2年前のブダペスト世界選手権で金メダルを手にしたことで、ワイルドカードで出場権を獲得している。早期内定を得ていたことで日本選手権を見送れたこともあり「(2年前に)頑張った自分に感謝しています」と笑顔を見せる。
日本選手権はテレビやライブ配信で観戦。「こんなに陸上が好きだったんだなと思うほど、離れられなかった」というほどじっくりと見たという。特に2日目は男子100mの桐生祥秀(日本生命)の復活優勝や、チームメイトである走幅跳の髙良彩花の優勝、男子やり投では日大の先輩である﨑山雄太(愛媛競技力本部)の87mスローなどに涙し「こんなに泣ける番組(大会)だったっけ? と思いました」と笑わせた。
5月24日のゴールデンスパイク(チェコ)で右肘を痛め、「右肘内側上顆炎」を診断。「すぐにメディカルチェックを受けて治療をしたので痛みはなくなってきています」と大事に至らず。すでにトレーニングは再開しており、「投げる動作はまだですが、心拍数を上げるトレーニングや、もともと課題だった下半身を中心にやっています」と話す。
7月7日の七夕のこの日、短冊に願いを込める演出も。北口は「やりがまっすぐ飛びますように」としたためた。「まっすぐ飛べば、記録が出ると信じています。その日を待っていたらできないと思うので、実現させられるように頑張りたい」。
東京世界選手権に向け、「8月末のダイヤモンドリーグで復帰できるようにしたい。9月本番。世界選手権で一番を取る喜びは、自分が一番わかっています。東京で、みなさんの前で金メダルを取れるように準備していきます」と力強く語った。
東京世界選手権は9月13日から21日まで、東京・国立競技場をメイン会場に行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.08
ナイキから新作ロードランニングシューズ「ナイキ ボメロ プレミアム」が10月6日に発売!
-
2025.10.08
-
2025.10.07
-
2025.09.11
-
2025.09.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.08
ナイキから新作ロードランニングシューズ「ナイキ ボメロ プレミアム」が10月6日に発売!
ナイキはロードランニングのための革新的なフットウェアである「ナイキ ボメロ プレミアム」を10月6日より発売した。価格は29,700円(税込)。 ボメロシリーズはナイキのロードランニング フットウェア ラインの3つのカテ […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/