2023.04.01
4月1日、日立物流から社名を変更したロジスティードが陸上部のホームページを更新。今春、大学を卒業した藤本珠輝、山谷昌也、富田峻平、四釜峻佑の4人が新入社員としてチームに加わり、GMOインターネットグループに所属していたギデオン・キプケルティッチ・ロノが移籍加入した。
藤本は日体大卒。兵庫・西脇工高から進学し、大学1年からチームの主軸として活躍した。箱根駅伝も4年連続で出場。1年は山上りの5区、2年は1区と主要区間を担い、3年ではエース区間の2区で区間10位と力走した。4年次には5月の関東インカレのハーフマラソンを1時間2分20秒で制し、メクボ・ジョブ・モグス(山梨学大)の大会記録を14年ぶりに塗り替えている。
その後、脚の骨折で調子を落としていたが、冬にはカムバック。最後となった今年の箱根駅伝でも2区と務めた。入社にあたり、「チームの戦力となれるよう頑張ります」とホームページで意気込みを示している。
山谷は茨城・水城高時代にインターハイ北関東大会5000mで優勝。東京国際大では1年で全日本大学駅伝の1区を担当。以後、チームのスターター役として、1区で快走を続けた。10000mでは28分11秒94のベストを持つ。
明大出身の富田は今年の箱根駅伝1区で区間賞を獲得。ハーフマラソンでも1時間2分10秒のベストを持ち、ロードでの強さを発揮している。
順大から進んだ四釜は、大学3年次に関東インカレハーフマラソンで日本人最上位の4位に入賞。箱根駅伝では2年連続で5区を務め、今年は区間2位ながら、区間記録を上回るタイムで走破し、チームに貢献した。
また、服部翔大、栃木渡、永戸聖が3月31日をもって退部したことも発表された。
ロジスティード陸上部は、日立電線が1970年にマラソン部として発足したチームを、12年に日立物流へ移管するかたちで創部。全日本実業団駅伝には日立電線時代に25回、日立物流時代には11回出場している。
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