HOME 国内

2023.02.26

女子は渡邉桃子が大幅自己新の2時間23分08秒で日本人トップの3位!5位の西田美咲もMGC出場権獲得 /大阪マラソン
女子は渡邉桃子が大幅自己新の2時間23分08秒で日本人トップの3位!5位の西田美咲もMGC出場権獲得 /大阪マラソン

23年大阪マラソン女子で日本人トップの3位に入った渡邉桃子(天満屋)

◇大阪マラソン2023(2月26日/大阪・大阪府庁前~大阪城公園)

女子は一般参加の渡邉桃子(天満屋)が2時間23分08秒で日本人トップの3位に入った。

女子は5km17分前後のペースで展開。30kmからの5kmは16分45秒とややペースが上がったが、渡邉はヘレン・トラ・ベケレ(エチオピア)やベイヌ・デゲファ(エチオピア)に食らいついた。

広告の下にコンテンツが続きます

その後飛び出したベケレとは差が開いたものの、デゲファと競り合いながら、3番目にフィニッシュ。これまでの自己ベストは昨年の名古屋ウィメンズでマークした2時間30分42秒で、7分34秒もの大幅自己新となった。

大阪・薫英女学院高時代に全国高校駅伝の出場経験はなかったが、関大では全日本大学女子駅伝や全日本大学選抜女子駅伝(富士山女子駅伝)でいずれも4年連続で出場している。2021年に天満屋に入社し、実業団2年目の24歳だ。

また、日本人2番手の5位には西田美咲(エディオン)が2時間25分51秒で入った。

大阪マラソンの女子はJMCシリーズのG2大会。日本人トップは2時間28分00秒以内、日本人2位~6位は2時間27分台、パリ五輪代表選考レース、マラソングランドチャンピオンシップ(10月15日/東京)の出場権が得られる。今大会では渡邉と西田がその条件を満たして出場権を手にした。

レースはベケレが2時間22分16秒で優勝。5位の西田まで従来の大会記録2時間26分29秒を上回った。

次ページ 大阪マラソン2023女子上位成績

◇大阪マラソン2023(2月26日/大阪・大阪府庁前~大阪城公園) 女子は一般参加の渡邉桃子(天満屋)が2時間23分08秒で日本人トップの3位に入った。 女子は5km17分前後のペースで展開。30kmからの5kmは16分45秒とややペースが上がったが、渡邉はヘレン・トラ・ベケレ(エチオピア)やベイヌ・デゲファ(エチオピア)に食らいついた。 その後飛び出したベケレとは差が開いたものの、デゲファと競り合いながら、3番目にフィニッシュ。これまでの自己ベストは昨年の名古屋ウィメンズでマークした2時間30分42秒で、7分34秒もの大幅自己新となった。 大阪・薫英女学院高時代に全国高校駅伝の出場経験はなかったが、関大では全日本大学女子駅伝や全日本大学選抜女子駅伝(富士山女子駅伝)でいずれも4年連続で出場している。2021年に天満屋に入社し、実業団2年目の24歳だ。 また、日本人2番手の5位には西田美咲(エディオン)が2時間25分51秒で入った。 大阪マラソンの女子はJMCシリーズのG2大会。日本人トップは2時間28分00秒以内、日本人2位~6位は2時間27分台、パリ五輪代表選考レース、マラソングランドチャンピオンシップ(10月15日/東京)の出場権が得られる。今大会では渡邉と西田がその条件を満たして出場権を手にした。 レースはベケレが2時間22分16秒で優勝。5位の西田まで従来の大会記録2時間26分29秒を上回った。 次ページ 大阪マラソン2023女子上位成績

大阪マラソン2023女子上位成績

1位 H.ベケレ(エチオピア) 2.22.16 2位 B.デゲファ(エチオピア) 2.23.07 3位 渡邉桃子(天満屋) 2.23.08 4位 L.ウエイトマン(豪州) 2.23.15 5位 西田美咲(エディオン) 2.25.51 ―以上大会新― 6位 唐沢ゆり(九電工) 2.27.27 7位 V.キプラガト(ケニア) 2.28.44 8位 青木奈波(岩谷産業) 2.30.01

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.15

関西スポーツ賞に20㎞競歩世界新・山西利和、800m東京世界陸上出場・久保凛が選出!

第69回関西スポーツ賞の個人部門に、男子20km競歩で世界新記録を樹立した山西利和(愛知製鋼)、東京世界選手権女子800m出場の久保凛(東大阪大敬愛高3)が選出された。 同賞はその年の優秀な成績、関西スポーツ界への貢献度 […]

NEWS なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは
PR

2025.12.15

なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは

スイスのスポーツブランド「On(オン)」。同社は、陸上の男子3000m障害の日本記録保持者で、9月に東京で開催された世界選手権で最後まで優勝争いを演じて8位入賞を果たした三浦龍司(SUBARU)や、学生時代から駅伝やトラ […]

NEWS 2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

2025.12.15

2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

日本学生陸上競技連合は12月15日、2026年度の主催競技会日程を発表し、第95回日本インカレは9月5日~7日に神奈川県横浜市の日産スタジアムでの開催が決まった。 ただし、暑熱対策として、同大会実施種目のうち男女競歩は1 […]

NEWS アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

2025.12.15

アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

アンダーアーマーの日本総代理店である株式会社ドームは12月15日、最新ランニングシリーズ「UA ベロシティ」を12月20日より発売することを発表した。 新モデルは、ランナー一人ひとりの目的やレベルに応じて最適な1足を選べ […]

NEWS 女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン

2025.12.15

女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン

12月14日、ポルトガル・ラゴアで欧州クロスカントリー選手権が行われ、女子(7470m)はパリ五輪10000m銀メダルのN.バットクレッティ(イタリア)が24分52秒で優勝した。 バットクレッティは現在25歳。今年の東京 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top