8月3日に行われている日本グランプリシリーズの富士北麓ワールドトライアルの男子100m予選で、桐生祥秀(日本生命)が9秒99(+1.5)をマークし、東京世界選手権の参加標準記録(10秒00)を突破した。桐生にとっては、日本初の9秒台となる9秒98をマークした2017年以来の10秒切りだった。
また、別の組では守祐陽(大東大)が10秒00(+1.3)と、こちらも参加標準記録を突破した。
この時点で、東京世界選手権の参加標準記録突破者は、昨年パリ五輪で9秒96をマークしたサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)、9秒99の桐生、10秒00をインターハイで出した清水空跳(星稜高3石川)、そして守の4人となった。
9月の東京世界選手権の日本代表選考要項の優先順では日本選手権の成績も重視される。日本選手権入賞者が参加標準記録を突破し場合が最優先となるため、日本選手権優勝の桐生は代表当確。現時点で次点は同7位の守となる。
また、次に優先されるの日本選手権入賞者でワールドランキング(Road to Tokyo)での出場資格獲得者だが、現在、栁田大輝(東洋大)がランクインしているものの日本選手権は予選でフライング失格のため該当しない。
次に参加標準記録突破者のうち、「Road to Tokyo」の順位、参加標準記録有効期間内の記録の順で優先されるため、現時点ではサニブラウンが『3人目』に該当。高校2年生の清水は4番手になる。
守を上回るためには、日本選手権で2~5位に入った大上直起(青森県庁)、関口祐太(早大)、井上直己(早大)、小池祐貴(住友電工)、多田修平(住友電工)が参加標準記録を突破しなければならない状況だ。栁田が代表入りするにサニブラウンよりも速いタイムで走る必要がある。
有効期間は8月24日まで。高校生の快走に刺激されたか、シニアの活況で、当確の桐生を除く2枠の代表争いもまだまだわからなくなりそうだ。
男子100mの世界選手権代表選考基準
※日本陸連発表のものを一部抜粋(丸数字は優先順位) 5)日本選手権8位以内の成績を収めた競技者で、参加標準記録有効期間内に参加標準記録を満たした競技者。 ① 日本選手権の成績 ② 参加標準記録有効期間内の記録 ※ 桐生祥秀(9秒99/日本選手権1位)、守祐陽(10秒00/日本選手権7位) 6)日本選手権8位以内の成績を収めた競技者で、「Road to Tokyo」により本大会の参加資格を得た競技者。 ① 日本選手権の成績 ② 「Road to Tokyo」の順位 ③ 参加標準記録有効期間内の記録 ※ 該当者なし 7)参加標準記録有効期間内に参加標準記録を満たした競技者。 ① 「Road to Tokyo」の順位 ② 参加標準記録有効期間内の記録 ※ サニブラウン・アブデル・ハキーム(9秒96/日本選手権予選落ち)、清水空跳(10秒00/日本選手権準決勝落ち) 8)「Road to Tokyo」により本大会の参加資格を得た競技者。 ① 「Road to Tokyo」の順位 ② 参加標準記録有効期間内の記録 ※ 栁田大輝(ワールドランキング33位/日本選手権予選失格)RECOMMENDED おすすめの記事
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