2025.08.06
帝京科学大は、8月30日のオープンキャンパスにおいて、「Playする感性 ― スポーツとアートを通じた体験・対話型プログラム」と題した特別プログラムを実施すると発表し、参加者を募っている。
このプログラムは「スポーツ・アート・教育がひらく感性の共育イベント」という斬新なテーマとなっている。アーティストとアスリートと、一見すれば交わらないようなジャンルのスペシャリストが登壇する。
午前中にはアーティスト・ヤマチハ氏による個展展示と、女子七種競技の体験イベント「エブリ七種競技体験(走・跳・投)」が開催。ヤマチハ氏は実写映画『ブルーピリオド』の「サウンドトラック」のアートワーク担当や個展で人気を博すなど、原作への共鳴と感性の可視化力が高く評価されている若手アーティストの1人。七種競技日本記録保持者の山﨑有紀さんの妹で、アートとスポーツ、両方の身体感覚を内包した独自の表現世界を構築している。今回は「ことばにならない、を描く」をテーマにアート展示される。
七種競技体験イベントでは、速く走る、投げる、走ってジャンプするなど、陸上競技に限らずスポーツの基本となる動作のコツや練習法を学ぶことができる。こちらでは、七種競技日本記録保持者でアジア大会銅メダルなど実績を誇る山﨑有紀さん、七種競技と400mハードルで活躍し、23年ブダペスト世界選手権代表になった宇都宮絵莉さん、昨年の日本グランプリ優勝など七種競技トップ選手である萩原このか(デカキッズAC)がゲストとして登壇する。
ヤマチハ氏とアスリートゲスト3名による特別トークショーも実施。「Play する感性 — パフォーマンスとことばをめぐる対話」とテーマに、“言葉にならないもの”を身体を通じて表現しようとしていることをテーマに語り合う。また、萩原ら七種競技選手の指導に当たり、同種目において日本陸連強化委員会オリンピック強化スタッフも務める同大学の持田尚教授による模擬授業「見慣れた体育が、違って見えるとき -身体性×感性×アート」も聴講できる。
会場は帝京科学大の千住キャンパス。対象は中学生、高校生、教育関係者で入場無料で事前申込が必要。帝京科学大のオープンキャンパス予約サイトから申込が可能で、予約の際に『学校教育学科 中高保健体育コース』を選択し、希望の特別プログラムに申し込みできる。
日本を代表するようなアスリートと新進気鋭のアーティスト、そして教育現場の融合による体験イベント。中高生はもちろん、教育の現場に身を置く人たちにとっても貴重なプログラムとなりそうだ。開催は8月30日(土)10時から。
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