HOME 海外

2022.12.04

驚異の23歳キプトゥム初マラソンで世界歴代3位の2時間1分53秒!女子ベリソが2時間14分58秒、ギデイ初マラソン世界最高/バレンシアマラソン
驚異の23歳キプトゥム初マラソンで世界歴代3位の2時間1分53秒!女子ベリソが2時間14分58秒、ギデイ初マラソン世界最高/バレンシアマラソン

2020年丸亀ハーフに出場していたキプトゥム

バレンシア・マラソン(スペイン)が12月4日に行われ、男子はケルヴィン・キプトゥム(ケニア)が2時間1分53秒で優勝した。

23歳のキプトゥムはこれが初マラソンにして、世界歴代3位、3人目の2時間2分切りという驚異的なフルマラソンデビュー。ハーフマラソンのベストは2020年の58分42秒で、同年には丸亀国際ハーフマラソンにも出場している(8位/1時間0分57秒)。主要大会の目立つ成績はなく、無名の選手だった。

2位はガブリエル・ギエイ(タンザニア)が世界歴代8位タイとなる2時間3分00秒をマーク。3位には日本のNDソフト所属のアレクサンダー・ムティソ(ケニア)が2時間3分29秒で続いた。6位までが2時間4分を切る超高速レースだった。

広告の下にコンテンツが続きます

女子はアマネ・ベリソ(エチオピア)が2時間14分58秒でV。こちらも世界歴代3位で、3人目の2時間15分切りを果たした。31歳のベリソ。これまでのベストは16年のドバイで出した2時間20分48秒だった。

女子5000m、10000m、ハーフの世界記録保持者でオレゴン世界選手権10000m優勝のレテセンベット・ギデイ(エチオピア)は、注目の初マラソンを2時間16分49秒で2位。これは初マラソン世界最高記録だった。

バレンシア・マラソン(スペイン)が12月4日に行われ、男子はケルヴィン・キプトゥム(ケニア)が2時間1分53秒で優勝した。 23歳のキプトゥムはこれが初マラソンにして、世界歴代3位、3人目の2時間2分切りという驚異的なフルマラソンデビュー。ハーフマラソンのベストは2020年の58分42秒で、同年には丸亀国際ハーフマラソンにも出場している(8位/1時間0分57秒)。主要大会の目立つ成績はなく、無名の選手だった。 2位はガブリエル・ギエイ(タンザニア)が世界歴代8位タイとなる2時間3分00秒をマーク。3位には日本のNDソフト所属のアレクサンダー・ムティソ(ケニア)が2時間3分29秒で続いた。6位までが2時間4分を切る超高速レースだった。 女子はアマネ・ベリソ(エチオピア)が2時間14分58秒でV。こちらも世界歴代3位で、3人目の2時間15分切りを果たした。31歳のベリソ。これまでのベストは16年のドバイで出した2時間20分48秒だった。 女子5000m、10000m、ハーフの世界記録保持者でオレゴン世界選手権10000m優勝のレテセンベット・ギデイ(エチオピア)は、注目の初マラソンを2時間16分49秒で2位。これは初マラソン世界最高記録だった。

【動画】キプトゥム初マラソン世界最高、衝撃のフィニッシュシーン

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.13

編集部コラム「あっという間の2025年」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 早大のルーキー・鈴木琉胤「少しずつトラックの頃に戻ってきた」 往路希望で「区間賞を狙う走りを」

2025.12.13

早大のルーキー・鈴木琉胤「少しずつトラックの頃に戻ってきた」 往路希望で「区間賞を狙う走りを」

箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 出雲駅伝、全日本大学駅伝で出走したルーキー・鈴木琉胤は「ハーフは走ったことがなくて、箱根でいきなりという不安はあります。 […]

NEWS 箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」

2025.12.13

箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」

箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 この日は撮影と共通取材、個別取材を実施。共通取材で花田勝彦駅伝監督は「今年もかなり良いかたちで準備ができたと思っています […]

NEWS 連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通
PR

2025.12.13

連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通

2026年の幕開けを飾る全日本実業団対抗駅伝(通称・ニューイヤー駅伝)は、第70回の記念大会として1月1日、前橋市にある群馬県庁前をスタートし、上州路をぐるりと回って県庁に戻る7区間・総距離100kmのコースで行われる。 […]

NEWS ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中

2025.12.13

ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中

12月10日に米国・ユタ州でブリガム・ヤング大で行われた同大学招待競技会室内女子60mで、ロス瑚花アディア(ユタ州立大)が7秒48で4位に入った。従来のユタ州立大記録38年ぶりの更新となる。 ロスは東京・駒沢中から城西高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top