2022.11.22
世界陸連(WA)は21日、WAのウェブサイトで日本の競歩勢の特集記事を公開。オレゴン世界選手権男子20km競歩金メダリストである山西利和(愛知製鋼)らのインタビューを交え、「来年のブダペスト世界選手権でも圧倒的な強さを発揮するだろう」と、世界でもトップクラスの日本競歩勢を紹介している。
記事では、10月の全日本競歩高畠大会の男子35kmで、山西が2時間26分18秒で優勝したことに触れ、山西がブダペスト世界選手権で20km、35kmの両種目に挑戦するかにも注目。山西自身は「両方勝つことは不可能ではありませんが、男子の場合は本当に難しいでしょう」と、その可能性は低いと答えている。
その一方で、オレゴンの男子35kmで銀メダルを獲得した川野将虎(旭化成)が「チャンスがあれば、同じ大会で20kmと35kmの両方にチャレンジしてみたいです」と意欲を示していることも紹介。そして、20km競歩で1時間18分台以内の自己記録を持つ選手がひしめく状況を引き合いに、「ブダペストでは日本男子が競歩で6個のメダルを獲得できる可能性も十分にあるだろう」と期待を寄せている。
また、女子の活躍も取り上げられており、近年の世界選手権で岡田久美子(富士通)と藤井菜々子(エディオン)が入賞を果たしたほか、8月のU20世界選手権10000m競歩で大山藍(鹿児島女高)が銀メダル、柳井綾音(立命大)が銅メダルを獲得したことで、「日本の競歩選手はすべての年代、カテゴリで優位に立っている」と日本競歩勢を高く評価している。
世界陸連 日本競歩勢特集ページ(英文)
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.12
月刊陸上競技2025年12月号
-
2025.11.12
-
2025.11.10
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.13
ロス五輪のスケジュールが発表! 初日に女子100m決勝を実施 6日目午前に男子3000m障害決勝と女子やり投予選 フィナーレは男子マラソン
11月12日、2028年ロサンゼルス五輪の実行委員会は、全競技の実施日程を発表し、陸上競技についても各種目のラウンドスケジュールが明らかになった。 ロサンゼルス大会では、陸上競技を開幕週に実施することがすでに昨年の時点で […]
2025.11.12
月刊陸上競技2025年12月号
Contents EKIDEN REVIEW 全日本大学駅伝 駒大 最多V17! 王者の帰還。 追跡 藤田敦史監督が語る「勝つべくして勝った試合」 中大、青学大がトップスリー 学生駅伝Close-up 國學院大 出雲V2 […]
2025.11.12
日本陸連アスレティックスアワード 新人賞に古賀ジェレミー、清水空跳、坂ちはる、小林香菜の4人が選出
日本陸連は年間表彰式となるアスレティックス・アワード2025の受賞者一覧を発表した。 「2025年の活躍が顕著であり、将来が期待される競技者」に与えられる新人賞には日本陸連、東京運動記者クラブからそれぞれ男女1名ずつ、計 […]
2025.11.12
日本陸連アワード優秀選手賞に勝木隼人、藤井菜々子、村竹ラシッド、山西利和がノミネート!11/29にMVP発表
日本陸連は年間表彰式となるアスレティックス・アワード2025の受賞者一覧を発表した。 「2025年において優秀な成績を収めた競技者」を表彰する優秀選手賞にノミネートしたのは、男子35km競歩の勝木隼人(自衛隊体育学校)、 […]
2025.11.12
ホノルルマラソンに堀尾謙介、神野大地がエントリー ソウル五輪代表・浅井えり子さんも出場
11月12日、ホノルルマラソンの事務局は、12月14に日に開催される「JALホノルルマラソン2025」に堀尾謙介と神野大地(ともにM&Aベストパートナーズ)がエントリーしたことを発表した。 堀尾は22年の東京で […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025