2022.09.28
大阪国際女子マラソン組織委員会は28日、来年1月29日に開催される「第42回大阪国際女子マラソン」からコースを変更することを発表。記録の出やすいコースに変更することで大会のさらなるレベルアップを目指す。
大きな変更点としては、これまでレースの中盤に御堂筋を往復し、道頓堀橋南詰で180度ターンの折り返しポイントが設置されていたが、これを廃止。減速を防ぐことでより記録を狙いやすくするという。
このほか、アクセントとなる高低差18mのアップダウンを設けるほか、中間点過ぎから約1kmほどの下り坂で、勝負所の後半に向けてスムーズにスピードアップを図るコースとなっている。
また、長堀通をコースに取り入れ、大阪城公園内の走路を2回走行し、御堂筋では側道のみを使用することで、選手にとってより身近に沿道の応援を感じることができる環境をつくり後押しすることとなる。
新コースについて、アテネ五輪金メダリストの野口みずきさんは「20km過ぎのアップダウンは、少しずつレースの流れが変わってくるポイント。近年は早い段階でスパートかけてみようとする選手も増えており、今までと違ったレース展開がみられるのではないでしょうか」とコメント。同大会で2度優勝している福士加代子さんは「個人的には折り返しの、行った道を戻る感覚が嫌いだったので折り返しがなくなるのはいいですね。減速して折り返すのではなく、カーブなら流れで走れるので、淡々と走る日本人選手向きでは。中間点付近の坂は、上りが苦しくても下り坂で加速していけるので、気分転換ができ、選手によってはリズムがとりやすいと思います」と話している。
なお、2023年に限り、ヤンマースタジアム長居が改修工事のため、発着点がヤンマーフィールド長居(長居第2競技場)に変更されれる。
大阪国際女子マラソン組織委員会は28日、来年1月29日に開催される「第42回大阪国際女子マラソン」からコースを変更することを発表。記録の出やすいコースに変更することで大会のさらなるレベルアップを目指す。
大きな変更点としては、これまでレースの中盤に御堂筋を往復し、道頓堀橋南詰で180度ターンの折り返しポイントが設置されていたが、これを廃止。減速を防ぐことでより記録を狙いやすくするという。
このほか、アクセントとなる高低差18mのアップダウンを設けるほか、中間点過ぎから約1kmほどの下り坂で、勝負所の後半に向けてスムーズにスピードアップを図るコースとなっている。
また、長堀通をコースに取り入れ、大阪城公園内の走路を2回走行し、御堂筋では側道のみを使用することで、選手にとってより身近に沿道の応援を感じることができる環境をつくり後押しすることとなる。
新コースについて、アテネ五輪金メダリストの野口みずきさんは「20km過ぎのアップダウンは、少しずつレースの流れが変わってくるポイント。近年は早い段階でスパートかけてみようとする選手も増えており、今までと違ったレース展開がみられるのではないでしょうか」とコメント。同大会で2度優勝している福士加代子さんは「個人的には折り返しの、行った道を戻る感覚が嫌いだったので折り返しがなくなるのはいいですね。減速して折り返すのではなく、カーブなら流れで走れるので、淡々と走る日本人選手向きでは。中間点付近の坂は、上りが苦しくても下り坂で加速していけるので、気分転換ができ、選手によってはリズムがとりやすいと思います」と話している。
なお、2023年に限り、ヤンマースタジアム長居が改修工事のため、発着点がヤンマーフィールド長居(長居第2競技場)に変更されれる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.08
富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出
-
2025.12.08
-
2025.12.08
-
2025.12.08
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.08
サニブラウンがU20合宿にサプライズ登場!「みなさんが日本陸上界の未来」期待のジュニア選手たちにエール
有力ジュニア選手が全国から集まるU20オリンピック育成競技者研修合宿が12月4日から7日までの4日間、ナショナルトレーニングセンターで行われた。 選手たちが集合し、開講式が開かれて最初の研修に登場したのが男子短距離のサニ […]
2025.12.08
U20世代トップ選手約60人が4日間合宿! 100mインターハイ2位の菅野翔唯、100mH高校記録保持者・石原南菜ら参加
ジュニア世代の有力選手が対象の「U20オリンピック育成競技者研修合宿」が12月4~7日の4日間、東京都北区のナショナルトレーニングセンターで行われた。 インターハイやU20日本選手権、U18大会などで上位に入った高校生や […]
2025.12.08
富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出
日本学生陸上競技連合は12月8日、2025全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)に出場する全日本大学選抜チームの選手を発表した。 全日本大学選抜チームは全国8地区学連(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国四国、 […]
2025.12.08
2026年関東インカレは5月21日~24日に宇都宮で初開催! 参加標準記録も発表
12月8日、関東学連は2026年の関東インカレを、栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで5月21日から24日に開催すると発表した。 関東の学生ナンバーワンを決める関東インカレは、来年で第105回を迎える伝統の対校戦。 […]
2025.12.08
女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト
女子400mのアジア記録保持者、S.E.ナセル(バーレーン)がアディダスとのプロ契約を結んだことを発表した。自身のSNSで契約締結に関して「新たな挑戦と歴史的偉業に向け、アディダスの献身的な取り組みとパートナーシップは極 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025