Hondaは3月31日、山中秀仁の現役引退を発表した。
山中は大阪・興國高から日体大を経て、2016年に同社に入社。中学時代は府大会での入賞実績もなかったが、高校入学後に急成長。11年の都道府県対抗駅伝1区を13位で走り注目を集めた。同年のインターハイにも出場し、国体では5000mで9位に入っている。
日体大では、2年時の全日本大学駅伝2区で区間1位になると、箱根駅伝では1区区間歴代3位(当時)の好タイムで区間賞を獲得。2ヵ月後の日本学生ハーフマラソン選手権では優勝を果たした。その後は故障などでレースから遠ざかった時期もあったが、実業団ではニューイヤー駅伝などで活躍した。
山中は「日本一のチームで競技ができて幸せでした。今まで応援ありがとうございました!」とコメントした。
また、各実業団チームで引退、退部選手の発表が行われ、SUBARUは藤原滋記、中村拳梧、国川恭朗が引退し、住吉秀昭は九電工に移籍。中電工の小山大介、ヤクルトの浅石祐史、春日千速、NTNの押川裕貴、横井裕仁、住友電工の藤村行央、NTT西日本の監物稔浩、渡邊力将、森田諒太、西鉄の野中久徳、篠原義裕、第一生命の原田まつり、資生堂の日隈彩美、埼玉医大グループの臼田彩花が現役生活にピリオドを打った。
■山中秀仁コメント全文
「今季をもってHonda陸上競技部を勇退する事になりました。2回目の引退になりますが、今回はもう戻ってくることもありません!
ニューイヤー駅伝を4回走り、2位、3位を経験し、走ってはないですが、今年優勝する事ができました。
日本一のチームで競技ができて幸せでした。これからは社業に専念し、OBとして陸上競技部を応援していきたいと思います。今まで応援ありがとうございました!」
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.14
5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進
2025.12.14
大淀が宮崎県勢最高の銀メダル! 「きつい練習を乗り越えた最高の仲間」/全中駅伝
-
2025.12.14
-
2025.12.14
-
2025.12.14
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.14
-
2025.12.14
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
-
2025.12.14
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.14
中学チャンピオンが実力発揮! 女子・是枝愛香、男子・出田隆之助がそろって区間賞 「都道府県対抗駅伝でも区間賞を取りたい」/全中駅伝
◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝が行われ、男子は木瀬(群馬)が初出場で初優勝、女子は京山(岡山)が史上3校目の3連覇を飾った。 今大 […]
2025.12.14
5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進
長崎陸協競歩が12月14日に行われ、男子高校5000m競歩で馬場康成(鳥栖工高3佐賀)が高校歴代6位となる19分47秒71をマークした。 馬場は三日月中時代は800m、1500m、3000mや駅伝に取り組んでいた。高3か […]
2025.12.14
大淀が宮崎県勢最高の銀メダル! 「きつい練習を乗り越えた最高の仲間」/全中駅伝
◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝の男子が行われ、初出場の木瀬(群馬)が57分01秒で優勝を飾った。 木瀬には引き離されたものの、前回 […]
2025.12.14
徳島大が2区で首位浮上し独走V 2位は周南公立・至誠館大連合/中国四国学生女子駅伝
第24回中国四国学生駅伝が12月14日、広島県東広島市の東広島運動公園内周回コースを会場に5区間17.2kmで行われ、徳島大Aが1時間1分31秒で優勝した。 徳島大Aは1区の堤真花から4位でタスキを受けた2区(2.0km […]
2025.12.14
名城大 今回も首位譲らず19連覇 日本福祉大2位に食い込む 3位は中京学大/東海学生女子駅伝
第19回東海学生女子駅伝対校選手権は12月14日、愛知県美浜町運動公園陸上競技場を発着点とする5区間19.9kmで行われ、名城大Aが1時間9分25秒で19年連続19回目の優勝を果たした。 女子の名城大Aは1区の大河原萌花 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025