女子やり投の前日本記録保持者で、スズキ陸上競技部コーチの海老原有希さん(36歳)が3月末付で同社を退社。4月1日付で母校・国士大の講師となり、陸上競技部のコーチに就任することがわかった。
五輪には2012年ロンドン、16年リオの2大会連続、世界選手権には09年ベルリンから5大会連続で出場してきた海老原さん。栃木・真岡女高時代には七種競技でインターハイ優勝を果たすなど、マルチな能力を持って日本の女子やり投を牽引する選手となった。
国士大では2年時から世界ジュニア選手権5位、アジア大会銅メダル、ユニバーシアード8位入賞をキャリアを積み重ね、社会人2年目のベルリン世界選手権でシニアの世界大会に初出場。翌年のアジア大会では61m56の日本新記録で金メダルに輝くと、11年テグ世界選手権では女子投てき初の世界大会決勝進出を果たし、入賞にあと19㎝の9位に入った。
その後は日本記録を計3度更新し、生涯ベストは日本歴代2位の63m80(15年)。右膝に大きなケガを抱えながらも、ダイナミックな助走から放たれる大アーチで、多くのファンを魅了した。
17年シーズンを最後に現役を引退し、スズキのコーチとして第2のキャリアをスタート。その後、国士大大学院にも通い、指導者としての学びを進めていた。母校で、後輩にもあたる学生たちと新たな一歩を踏み出すことになった海老原さんは、「自分がこの大学で育ててもらったように、学生とともに成長していけたらと思っています」と抱負を語った。
女子やり投の前日本記録保持者で、スズキ陸上競技部コーチの海老原有希さん(36歳)が3月末付で同社を退社。4月1日付で母校・国士大の講師となり、陸上競技部のコーチに就任することがわかった。
五輪には2012年ロンドン、16年リオの2大会連続、世界選手権には09年ベルリンから5大会連続で出場してきた海老原さん。栃木・真岡女高時代には七種競技でインターハイ優勝を果たすなど、マルチな能力を持って日本の女子やり投を牽引する選手となった。
国士大では2年時から世界ジュニア選手権5位、アジア大会銅メダル、ユニバーシアード8位入賞をキャリアを積み重ね、社会人2年目のベルリン世界選手権でシニアの世界大会に初出場。翌年のアジア大会では61m56の日本新記録で金メダルに輝くと、11年テグ世界選手権では女子投てき初の世界大会決勝進出を果たし、入賞にあと19㎝の9位に入った。
その後は日本記録を計3度更新し、生涯ベストは日本歴代2位の63m80(15年)。右膝に大きなケガを抱えながらも、ダイナミックな助走から放たれる大アーチで、多くのファンを魅了した。
17年シーズンを最後に現役を引退し、スズキのコーチとして第2のキャリアをスタート。その後、国士大大学院にも通い、指導者としての学びを進めていた。母校で、後輩にもあたる学生たちと新たな一歩を踏み出すことになった海老原さんは、「自分がこの大学で育ててもらったように、学生とともに成長していけたらと思っています」と抱負を語った。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.19
全中駅伝に出場する女子48チームが出そろう 3連覇狙う京山をはじめ、大沢野、松橋などが全国切符 櫛形は20回目
9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 女子は前回の全国大会で2連覇を飾った […]
2025.11.19
全中駅伝男子・出場チームが決定! 17チームが初出場 塩山は第1回大会以来32年ぶり 京山、三島の全国V経験校も
9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 男子は2年前に全国制覇を達成している […]
2025.11.19
マラソン日本記録保持者・鈴木健吾が神奈川大のアンバサダー就任 「刺激や勇気を届けられる存在でありたい」
神奈川大は11月19日、男子マラソン日本記録保持者でOBの鈴木健吾が陸上部のアンバサダーに就任したと発表した。 鈴木は箱根駅伝では3年連続で2区を担い、3年時に区間賞を獲得。4年時には東京マラソンで2時間10分21秒で走 […]
2025.11.19
岡山・京山が今年も男女ともに全国出場! 全中1500m優勝・是枝愛香を擁する内部は26年ぶり/中学駅伝
12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝の出場を懸けた県大会が、11月14日から16日にかけて、全国10県で行われた。 14日の岡山県大会では、2年前に全国男女優勝、女子は昨年も連覇を飾った京山が圧倒的な継走を披露。 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025