GMOインターネットグループ(GMOアスリーツ)は3月31日、花田勝彦監督の退任を発表した。
花田監督は滋賀・彦根東高3年時の89年インターハイ1500mで5位。翌年早大に入学すると、1993年の箱根駅伝では4区で区間新記録をマークして、チームの8年ぶり総合優勝に貢献した。
94年にエスビー食品に入社。96年アトランタ五輪では10000m、00年シドニー五輪では5000mと10000mに出場した。現役引退後の2004年に上武大駅伝部の監督に就任。08年秋の箱根予選会を突破して09年の本戦初出場に導いた。
チームは8年連続で箱根路でタスキをつないだが、16年3月に退任し、翌月のGMO創部に合わせて監督に就任した。GMO監督として、2020年の全日本実業団対抗駅伝では5位入賞。同年の福岡国際マラソンでは所属する吉田祐也が優勝するなど、手腕を発揮した。
GMOは「花田勝彦監督には、2016年4月のチーム創部より多大なるご尽力をいただきましたことに心より感謝と御礼を申し上げます」とコメント。今後のチーム体制につきましては後日発表するとしている。
■花田監督のコメント
「このたびGMOアスリーツの監督を退任することになりました。6年間、支えてくださり応援してくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。引き続き選手たちに熱いご声援を何卒よろしくお願い申し上げます」

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