HOME ニュース、国内

2022.02.25

「良いスタートを切りたい」三浦龍司、坂東悠汰、松枝博輝、小林成美が意気込み/日本選手権クロカン前日会見
「良いスタートを切りたい」三浦龍司、坂東悠汰、松枝博輝、小林成美が意気込み/日本選手権クロカン前日会見

2月26日の日本選手権クロスカントリー(福岡・国営海の中道海浜公園)の前日会見が福岡市内のホテルで行われ、男子の三浦龍司(順大)、坂東悠汰松枝博輝(ともに富士通)、女子の小林成美(名城大)が登壇し、報道陣の質疑応答に応えた。

前回覇者で、昨年は夏の東京五輪で3000m障害7位入賞の快挙を達成した三浦は「昨年も優勝して、それが3000m障害につながった。今年も良いスタートを切りたい」とコメント。今年の夏に控えるオレゴン世界選手権について、「大きな目標として掲げている2年後のパリ五輪に向けての脚作りや経験の意味合いが強い。7分台を掲げているので、(出場できれば)自分の伸びしろを感じられるような大会にしたい」と意気込んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

昨年の東京五輪5000m代表で、法大4年時だった3年前に優勝している坂東は「練習の一環として出場」としながら、「前回優勝した年はトラックで自己記録を更新したり、日本選手権に出場したりと好成績につながった。今年も同じように良い流れでスタートし、目標にしている5000mでの世界選手権出場につなげていきたい」と話した。

同じく東京五輪5000mに出場した前回2位の松枝は「サンドセクションが勝負どころになる」と予想。「トラックを極めている選手が多く出場しますが、強化の一環の中でも勝つことが大切。去年は三浦選手に負けているので、今年は勝ちたい」と力強く語った。

すでに10000mで世界選手権の参加標準記録を突破済みの小林は、2月上旬に痛めたケガからの復帰途上で「春のトラックシーズンに向けての現状確認のつもりでレースに臨みたい」とコメント。コースについては「起伏がポイント」と分析し、「一周一周大切にしていきたい」と話した。

第105回日本選手権クロスカントリー・第37回U20日本選手権クロスカントリーは、2月26日、福岡県・国営海の中道海浜公園クロスカントリーコースで開催。U20男子(8km)が13:50、U20女子(6km)が14:30、シニア女子(8km)が15:00、シニア男子(10km)が15:40スタート。大会の模様は15:30から、RKB毎日放送が中継を担当し、TBS系列JNN全国28局ネットで放送される予定。

2月26日の日本選手権クロスカントリー(福岡・国営海の中道海浜公園)の前日会見が福岡市内のホテルで行われ、男子の三浦龍司(順大)、坂東悠汰、松枝博輝(ともに富士通)、女子の小林成美(名城大)が登壇し、報道陣の質疑応答に応えた。 前回覇者で、昨年は夏の東京五輪で3000m障害7位入賞の快挙を達成した三浦は「昨年も優勝して、それが3000m障害につながった。今年も良いスタートを切りたい」とコメント。今年の夏に控えるオレゴン世界選手権について、「大きな目標として掲げている2年後のパリ五輪に向けての脚作りや経験の意味合いが強い。7分台を掲げているので、(出場できれば)自分の伸びしろを感じられるような大会にしたい」と意気込んだ。 昨年の東京五輪5000m代表で、法大4年時だった3年前に優勝している坂東は「練習の一環として出場」としながら、「前回優勝した年はトラックで自己記録を更新したり、日本選手権に出場したりと好成績につながった。今年も同じように良い流れでスタートし、目標にしている5000mでの世界選手権出場につなげていきたい」と話した。 同じく東京五輪5000mに出場した前回2位の松枝は「サンドセクションが勝負どころになる」と予想。「トラックを極めている選手が多く出場しますが、強化の一環の中でも勝つことが大切。去年は三浦選手に負けているので、今年は勝ちたい」と力強く語った。 すでに10000mで世界選手権の参加標準記録を突破済みの小林は、2月上旬に痛めたケガからの復帰途上で「春のトラックシーズンに向けての現状確認のつもりでレースに臨みたい」とコメント。コースについては「起伏がポイント」と分析し、「一周一周大切にしていきたい」と話した。 第105回日本選手権クロスカントリー・第37回U20日本選手権クロスカントリーは、2月26日、福岡県・国営海の中道海浜公園クロスカントリーコースで開催。U20男子(8km)が13:50、U20女子(6km)が14:30、シニア女子(8km)が15:00、シニア男子(10km)が15:40スタート。大会の模様は15:30から、RKB毎日放送が中継を担当し、TBS系列JNN全国28局ネットで放送される予定。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.13

男子20km競歩は張俊、女子20km競歩は楊家玉が連覇 中国全国運動会が開幕

中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会が広州市を中心に11月9日から開幕している。陸上競技は12日の20km競歩を皮切りに、15日からマラソンを含め、トラック&フィールド種目がスタートする。 同大会は日本の国民スポ […]

NEWS 全中3000mVの出田隆之助擁する中京が県大会連覇 熊本・松橋、栃木・三島など名門校も全国へ/中学駅伝

2025.11.13

全中3000mVの出田隆之助擁する中京が県大会連覇 熊本・松橋、栃木・三島など名門校も全国へ/中学駅伝

12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝への出場権を懸けた都道府県大会が佳境を迎えている。11月5日から10日までに、21都府県で代表校が決定した。 関東では5都県で代表が決定。埼玉男子は男衾が1区から主導権を握り、 […]

NEWS やり投・北口榛花  世界一奪還へ向け始動「山を登ったり、ローラースケートをしたり…」右肘も順調に回復

2025.11.13

やり投・北口榛花 世界一奪還へ向け始動「山を登ったり、ローラースケートをしたり…」右肘も順調に回復

一般社団法人 服部真二 文化・スポーツ財団は11月13日、都内で「第8回服部真二賞」の受賞式を開き、女子やり投の北口榛花(JAL)が受賞し、200万円と江戸切子とクオーツ時計を組み合わせたオリジナルトロフィーが贈呈された […]

NEWS やり投・北口榛花に服部真二賞 陸上では初「チャレンジしてみようという気持ちを届けられたら」

2025.11.13

やり投・北口榛花に服部真二賞 陸上では初「チャレンジしてみようという気持ちを届けられたら」

一般社団法人 服部真二 文化・スポーツ財団は11月13日、都内で「第8回服部真二賞」の受賞式を開き、女子やり投の北口榛花(JAL)が受賞した。 同賞は「音楽やスポーツなどの分野において、発展、改革に挑むリーダー、世界に向 […]

NEWS 福岡国際マラソン 招待選手は22年世界陸上代表の西山雄介 日本歴代7位の細谷恭平 同10位の菊地駿弥ら

2025.11.13

福岡国際マラソン 招待選手は22年世界陸上代表の西山雄介 日本歴代7位の細谷恭平 同10位の菊地駿弥ら

日本陸連は11月13日、福岡国際マラソン2025(12月7日/平和台陸上競技場発着)のエントリー選手を発表した。 大会は2028年ロサンゼルス五輪代表につながるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズ2025 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top