写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
2月22日、ポーランド・トルンでWA(世界陸連)室内ツアー・ゴールドの競技会が開催され、女子1500mでG.ツェガイ(エチオピア)が大会新、今季世界最高の3分54秒77で優勝した。自身の持つ室内世界記録(3分53秒09、21年)に次ぐパフォーマンス世界歴代2位の好記録だった。
ツェガイは2019年のドーハ世界選手権1500mで銅メダルを獲得すると、昨年の東京五輪は5000mで銅メダル。同年は1500mの室内世界記録に加え、5000mで世界歴代5位の14分13秒32、10000mで同歴代6位の29分39秒42と幅広い種目で躍進した。
女子60mではE.スウォボダ(ポーランド)が大会新の7秒03で優勝した。東京五輪100m、200m金メダルのE.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ)を破る大金星だった。
スウォボダは2016年U20世界選手権の銀メダリスト。16年リオ五輪、17年ロンドン世界選手権、19年ドーハ世界選手権では100mに出場し、いずれも準決勝進出。東京五輪は代表に選ばれていたものの出場していない。今季は室内60mで今季世界最高、ポーランド室内記録の7秒00をマークしている。
女子400mは東京五輪400mハードル銅メダルのF.ボル(オランダ)が今季世界最高の50秒64でV。大会記録も更新した。男子砲丸投ではF.ミハリエヴィッチ(クロアチア)が今季世界最高の21m84を投げて優勝した。男子棒高跳はアジア記録保持者・E.オビエナ(フィリピン)が5m81で制した。
男子3000mは東京五輪3000m障害銀メダルのL.ギルマ(エチオピア)が 7分31秒09で1位。男子800mはE.ジャイルズ(英国)が1分45秒42で勝った。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.18
-
2025.07.17
-
2025.07.17
-
2025.07.12
-
2025.07.13
-
2025.07.05
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.18
富士北麓ワールドトライアル 100mに栁田大輝、桐生祥秀 ハードルに泉谷駿介、田中佑美がエントリー!
日本陸連は7月18日、日本グランプリシリーズの富士北麓ワールドトライアル2025のエントリーリストを発表した。 男子100mには日本選手権で優勝した桐生祥秀(日本生命)を筆頭に、関口裕太(早大)、小池祐貴(住友電工)、多 […]
2025.07.18
【世界陸上プレイバック】―13年モスクワ―棒高跳イシンバエワが地元で有終の美 福士加代子がマラソンで笑顔の銅メダル、桐生祥秀が世界デビュー
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.07.18
100m栁田大輝60年ぶり“世界一”なるか!?落合晃、阿部竜希、柳井綾音らがドイツで勝負/ユニバ
学生世界一を決めるFISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技が7月21日から27日まで、ドイツのライン・ルールで行われる。若き日本代表の注目選手を紹介する。 男子100mには栁田大輝(東洋大)が出場する。自己記録は […]
2025.07.18
チェプンゲティチ暫定的資格停止!女子マラソン初2時間10分切り、3月のドーピング検査陽性
世界陸連の独立不正監査機関「アスリート・インテグリティー・ユニット」(AIU)は7月17日、女子マラソン世界記録(2時間9分56秒)保持者のルース・チェプンゲティチ(ケニア)に暫定的資格停止処分を科したことを発表した。 […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会