◇第98回箱根駅伝・復路(神奈川・箱根町~東京・大手町/5区間109.6km)
第98回箱根駅伝で、順大が10時間54分33秒で2位に入った。
2区にオリンピアン・三浦龍司(2年)を配置するなど、往路に自信を持っていたが、やはり、「復路の順大」と謳われた伝統の強さを見せた。
往路を5位で終えた順大。6区は当日変更で入った主将の牧瀬圭斗(4年)が区間賞を獲得。一度は2位へ浮上する走りを見せた。7区・西澤侑真(3年)も粘り、8区では津田将希(4年)が駒大を突き放して一気に単独2位へと浮上した。
エースの野村優作(3年)が9区で役割を果たし、最後は4年生の近藤亮太がフィニッシュテープを切った。大会前には三浦を筆頭に1~3年生に注目が集まったが、4年生2人が区間賞を獲得するなど、伝統校らしい強さを発揮して2位に食い込んだ。
順大がトップ3に入ったのは2007年に総合優勝を果たして以来、15年ぶり。その際は長門駿介監督が9区を走っていた。
■2位 順大
1区 平 駿介(3年)1時間3分52秒(区間18位)
2区 三浦龍司(2年)1時間7分44秒(区間11位)
3区 伊豫田達弥(3年)1時間1分19秒(区間3位)
4区 石井一希(2年)1時間1分31秒(区間2位)
5区 四釜峻佑(3年)1時間11分44秒(区間5位)
6区 牧瀬圭斗(4年)58分22秒(区間1位)
7区 西澤侑真(3年)1時間4分08秒(区間7位)
8区 津田将希(4年)1時間4分29秒(区間1位)
9区 野村優作(3年)1時間10分39秒(区間13位)
10区 近藤亮太(4年)1時間10分45秒
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