
◇第98回箱根駅伝・復路(神奈川・箱根町~東京・大手町/5区間109.6km)
第98回箱根駅伝の復路が行われ、青学大が10時間43分42秒(速報値)の大会新記録で制し、2年ぶり6度目の総合優勝を果たした。
まさに総合力の勝利だった。往路は1区・志貴勇斗(2年)が区間5位スタート。2区のエース近藤幸太郎(3年)が区間7位で続き、総合2位へ浮上した。3区に入ったルーキーの太田蒼生が区間2位の快走でトップへ。その後は一度も首位を譲らず、主将の飯田貴之(4年)、若林宏樹(1年)とつなぎ、往路優勝のテープを切った。
大会前、「区間ふたケタ順位を取らなければ勝てる」と話していた原晋監督。その言葉通り、6区では高橋勇輝(4年)が昨年よりは遅れたものの区間8位と粘りの走り。青学大にとって今大会初の区間賞は7区に入った岸本大紀(3年)。度重なるケガから圧巻の復活劇だった。
9、10区は圧巻の一言。9区の中村唯翔(3年)が14年ぶりに区間記録を46秒も更新する区間新・区間賞で差を広げると、10区の中倉啓敦(3年)も
原監督の言葉通り、1人も区間ふたケタ順位を出すことない圧巻V。6人全員が10000m28分台という圧倒的な総合力を見せ、「パワフル大作戦」を完遂。力強い継走で先輩たちが2年前に作った10時間45分23秒を塗り替えて6度目の頂点に立った。
「史上最強軍団」が再びの黄金時代到来を予感させる、圧巻の往路・復路完全制覇だった。

■青学大・箱根駅伝Vメンバー
1区 志貴勇斗(2年) 1時間1分25秒 区間5位
2区 近藤幸太郎(3年)1時間7分09秒 区間7位
3区 太田蒼生(1年) 1時間1分00秒 区間2位
4区 飯田貴之(4年) 1時間1分46秒 区間3位
5区 若林宏樹(1年) 1時間10分46秒 区間3位
6区 高橋勇輝(4年) 59分03秒 区間8位
7区 岸本大紀(3年) 1時間2分39秒 区間1位
8区 佐藤一世(2年) 1時間4分49秒 区間2位
9区 中村唯翔(3年) 1時間7分15秒=区間新 区間1位
10区 中倉啓敦(3年) 1時間7分50秒=区間新 区間1位
◇第98回箱根駅伝・復路(神奈川・箱根町~東京・大手町/5区間109.6km)
第98回箱根駅伝の復路が行われ、青学大が10時間43分42秒(速報値)の大会新記録で制し、2年ぶり6度目の総合優勝を果たした。
まさに総合力の勝利だった。往路は1区・志貴勇斗(2年)が区間5位スタート。2区のエース近藤幸太郎(3年)が区間7位で続き、総合2位へ浮上した。3区に入ったルーキーの太田蒼生が区間2位の快走でトップへ。その後は一度も首位を譲らず、主将の飯田貴之(4年)、若林宏樹(1年)とつなぎ、往路優勝のテープを切った。
大会前、「区間ふたケタ順位を取らなければ勝てる」と話していた原晋監督。その言葉通り、6区では高橋勇輝(4年)が昨年よりは遅れたものの区間8位と粘りの走り。青学大にとって今大会初の区間賞は7区に入った岸本大紀(3年)。度重なるケガから圧巻の復活劇だった。
9、10区は圧巻の一言。9区の中村唯翔(3年)が14年ぶりに区間記録を46秒も更新する区間新・区間賞で差を広げると、10区の中倉啓敦(3年)も
原監督の言葉通り、1人も区間ふたケタ順位を出すことない圧巻V。6人全員が10000m28分台という圧倒的な総合力を見せ、「パワフル大作戦」を完遂。力強い継走で先輩たちが2年前に作った10時間45分23秒を塗り替えて6度目の頂点に立った。
「史上最強軍団」が再びの黄金時代到来を予感させる、圧巻の往路・復路完全制覇だった。
■青学大・箱根駅伝Vメンバー
1区 志貴勇斗(2年) 1時間1分25秒 区間5位
2区 近藤幸太郎(3年)1時間7分09秒 区間7位
3区 太田蒼生(1年) 1時間1分00秒 区間2位
4区 飯田貴之(4年) 1時間1分46秒 区間3位
5区 若林宏樹(1年) 1時間10分46秒 区間3位
6区 高橋勇輝(4年) 59分03秒 区間8位
7区 岸本大紀(3年) 1時間2分39秒 区間1位
8区 佐藤一世(2年) 1時間4分49秒 区間2位
9区 中村唯翔(3年) 1時間7分15秒=区間新 区間1位
10区 中倉啓敦(3年) 1時間7分50秒=区間新 区間1位
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.28
2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施
-
2025.12.27
-
2025.12.22
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.28
2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施
愛知陸協は、26年2月21日に名古屋市で第15回愛知競歩競技会を行うと発表した。 愛知競歩競技会は、これまでパロマ瑞穂北陸上競技場や知多運動公園陸上競技場(Bフードサイエンス1969知多スタジアム)などトラックで実施され […]
2025.12.28
箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 トップ選手が集まる駒大で代名詞が 駒大・伊藤蒼唯(4年)の代名詞は「 […]
2025.12.28
箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「花の2区」で2度の爆走 箱根駅伝で、黒田朝日(4年)は、「花の2区 […]
2025.12.28
トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝
◇第70回全日本実業団対抗駅伝(1月1日/群馬県庁前発着・7区間100km) 第70回の節目を迎える全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝inぐんま)は2026年1月1日、群馬県前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間100 […]
2025.12.28
ミュンヘン五輪ハンマー投金メダルのボンダルチュク氏が死去 引退後はセディフ、カツバーグらを指導
男子ハンマー投のA.ボンダルチュク氏(ソ連/ウクライナ)が亡くなった。85歳だった。 ボンダルチュク氏は1972年のミュンヘン五輪の金メダリスト。1969年に当時の世界記録75m48を投げ、史上初めて75m台を記録した選 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
