HOME 高校

2021.11.29

洛南が大会新記録の2時間2分43秒で4連覇! 女子は立命館宇治が接戦を制して20回目のV/近畿高校駅伝
洛南が大会新記録の2時間2分43秒で4連覇! 女子は立命館宇治が接戦を制して20回目のV/近畿高校駅伝

近畿高校駅伝が11月28日、兵庫県南あわじ市の特設コースで行われ、男子(7区間42.195km)は京都1位の洛南が大会新記録となる2時間2分43秒で4年連続5度目の優勝を飾った。2位の智辯カレッジ(奈良)とは4分21秒差という圧勝だった。

洛南は、1週間前に3000mで7分50秒81の高校最高記録を樹立し、1500m(3分37秒18)、5000m(13分31秒19)と合わせて3種目のレコードホルダーとなった佐藤圭汰(3年)を4区(8.0875km)に起用。1区の溜池一太(3年)はトップと3秒差の2位でつないだが、2区の前田陽向(3年)が区間賞でトップに立つと、その後は他校を寄せ付けなかった。4区の佐藤は区間新記録の23分01秒で走破。区間2位だった興国(大阪)のアントニー・マイナ(3年)を31秒抑えた。

また、1区で洛南・溜池に先着した報徳学園(兵庫)の前田和摩(2年)が28分58秒で区間賞を獲得。28分59秒で1位中継した兵庫県大会に続き、駅伝では2大会連続で10km28分台をマークした。

広告の下にコンテンツが続きます

女子(5区間21.0975km)は、京都1位の立命館宇治が1時間09分04秒で2年ぶり20回目の優勝となった。1区の村松結(3年)が区間賞を獲得すると、トップを快走。最終5区で、大阪1位の薫英女学院・薮谷奈瑠(2年)が27秒差から大きく詰め寄ったが、立命館宇治・林美怜(3年)が2秒先にフィニッシュした。

近畿高校駅伝が11月28日、兵庫県南あわじ市の特設コースで行われ、男子(7区間42.195km)は京都1位の洛南が大会新記録となる2時間2分43秒で4年連続5度目の優勝を飾った。2位の智辯カレッジ(奈良)とは4分21秒差という圧勝だった。 洛南は、1週間前に3000mで7分50秒81の高校最高記録を樹立し、1500m(3分37秒18)、5000m(13分31秒19)と合わせて3種目のレコードホルダーとなった佐藤圭汰(3年)を4区(8.0875km)に起用。1区の溜池一太(3年)はトップと3秒差の2位でつないだが、2区の前田陽向(3年)が区間賞でトップに立つと、その後は他校を寄せ付けなかった。4区の佐藤は区間新記録の23分01秒で走破。区間2位だった興国(大阪)のアントニー・マイナ(3年)を31秒抑えた。 また、1区で洛南・溜池に先着した報徳学園(兵庫)の前田和摩(2年)が28分58秒で区間賞を獲得。28分59秒で1位中継した兵庫県大会に続き、駅伝では2大会連続で10km28分台をマークした。 女子(5区間21.0975km)は、京都1位の立命館宇治が1時間09分04秒で2年ぶり20回目の優勝となった。1区の村松結(3年)が区間賞を獲得すると、トップを快走。最終5区で、大阪1位の薫英女学院・薮谷奈瑠(2年)が27秒差から大きく詰め寄ったが、立命館宇治・林美怜(3年)が2秒先にフィニッシュした。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.13

編集部コラム「あっという間の2025年」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 早大のルーキー・鈴木琉胤「少しずつトラックの頃に戻ってきた」 往路希望で「区間賞を狙う走りを」

2025.12.13

早大のルーキー・鈴木琉胤「少しずつトラックの頃に戻ってきた」 往路希望で「区間賞を狙う走りを」

箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 出雲駅伝、全日本大学駅伝で出走したルーキー・鈴木琉胤は「ハーフは走ったことがなくて、箱根でいきなりという不安はあります。 […]

NEWS 箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」

2025.12.13

箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」

箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 この日は撮影と共通取材、個別取材を実施。共通取材で花田勝彦駅伝監督は「今年もかなり良いかたちで準備ができたと思っています […]

NEWS 連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通
PR

2025.12.13

連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通

2026年の幕開けを飾る全日本実業団対抗駅伝(通称・ニューイヤー駅伝)は、第70回の記念大会として1月1日、前橋市にある群馬県庁前をスタートし、上州路をぐるりと回って県庁に戻る7区間・総距離100kmのコースで行われる。 […]

NEWS ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中

2025.12.13

ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中

12月10日に米国・ユタ州でブリガム・ヤング大で行われた同大学招待競技会室内女子60mで、ロス瑚花アディア(ユタ州立大)が7秒48で4位に入った。従来のユタ州立大記録38年ぶりの更新となる。 ロスは東京・駒沢中から城西高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top