HOME ニュース

2021.09.23

男子110mHリオ五輪代表の矢澤航が引退発表「幸せな選手生活でした」全日本実業団に出場
男子110mHリオ五輪代表の矢澤航が引退発表「幸せな選手生活でした」全日本実業団に出場

男子110mハードルでリオデジャネイロ五輪に出場した矢澤航(デサントTC)が、9月26日に行われる全日本実業団選手権のレースをもって引退すると所属先のSNSから発表された。

1991年生まれの矢澤は神奈川・岩崎中学3年時に13秒84の日本中学新記録(当時/中学生規格)で全中を制するなど中学時代から同世代のトップで活躍。その後、高校、大学、社会人とすべての世代で日本一を経験し、日本選手権は法大3年時の11年に初優勝を飾ると、13年、16年と3度の優勝を果たした。また、国際大会でも10年の世界ジュニア選手権で7位入賞、13年のアジア選手権では銅メダルを獲得している。

広告の下にコンテンツが続きます

16年は布勢スプリントで13秒47の日本歴代3位(当時)をマークして、リオデジャネイロ五輪の標準記録を突破。本番では大雨のでのレースとなり本領を発揮できず、再レースも行われたものの準決勝に進むことはできなかったが、日本人として2大会ぶりの五輪出場を果たした。

その後は膝の故障などで記録も伸び悩み、近年は若手の台頭もあって、今年6月の日本選手権では予選敗退を喫していた。

矢澤は自身のSNSで「本当にありがとうございました。ここまで続けてこられて幸せな選手生活でした。陸上を通しての出会い全てに感謝しております」とコメントした。

男子110mハードルでリオデジャネイロ五輪に出場した矢澤航(デサントTC)が、9月26日に行われる全日本実業団選手権のレースをもって引退すると所属先のSNSから発表された。 1991年生まれの矢澤は神奈川・岩崎中学3年時に13秒84の日本中学新記録(当時/中学生規格)で全中を制するなど中学時代から同世代のトップで活躍。その後、高校、大学、社会人とすべての世代で日本一を経験し、日本選手権は法大3年時の11年に初優勝を飾ると、13年、16年と3度の優勝を果たした。また、国際大会でも10年の世界ジュニア選手権で7位入賞、13年のアジア選手権では銅メダルを獲得している。 16年は布勢スプリントで13秒47の日本歴代3位(当時)をマークして、リオデジャネイロ五輪の標準記録を突破。本番では大雨のでのレースとなり本領を発揮できず、再レースも行われたものの準決勝に進むことはできなかったが、日本人として2大会ぶりの五輪出場を果たした。 その後は膝の故障などで記録も伸び悩み、近年は若手の台頭もあって、今年6月の日本選手権では予選敗退を喫していた。 矢澤は自身のSNSで「本当にありがとうございました。ここまで続けてこられて幸せな選手生活でした。陸上を通しての出会い全てに感謝しております」とコメントした。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.05

新潟医療福祉大14年連続全国へ 5000mレースで清水杏夏筆頭に上位ほぼ独占/全日本大学女子駅伝北信越地区選考会

第43回全日本大学女子駅伝対校選手権北信越地区選考会が7月5日、長野県佐久市の佐久総合運動公園陸上競技場で行われ、新潟医療福祉大がトップとなり、14年連続14回目となる本大会の出場権を獲得した。 北信越地区からの全国大会 […]

NEWS 信州大が4大会ぶり16回目の伊勢路へ! 初の出場枠2・出雲駅伝は信州大と新潟大が出場権獲得/全日本大学駅伝北信越選考会

2025.07.05

信州大が4大会ぶり16回目の伊勢路へ! 初の出場枠2・出雲駅伝は信州大と新潟大が出場権獲得/全日本大学駅伝北信越選考会

秩父宮賜杯第57回全日本大学駅伝の北信越地区選考会は7月5日、長野・佐久総合運動公園陸上競技場で行われ、信州大が4時間15分59秒69で4大会連続16回目の本大会出場を決めた。 選考会には6校が出場し、各校最大10人がエ […]

NEWS やり投・ディーン元気13年ぶり自己新84m66!同期・新井涼平と交わした約束果たし「メモリアルな1投」/日本選手権

2025.07.05

やり投・ディーン元気13年ぶり自己新84m66!同期・新井涼平と交わした約束果たし「メモリアルな1投」/日本選手権

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子やり投でディーン元気(ミズノ)が84m66で2位に入った。 広告の下にコンテンツが続きます 同 […]

NEWS 札幌学大が4年ぶり3回目、北大が4年ぶり2回目の出場権獲得!/出雲駅伝北海道予選会

2025.07.05

札幌学大が4年ぶり3回目、北大が4年ぶり2回目の出場権獲得!/出雲駅伝北海道予選会

7月5日、札幌円山競技場で第37回出雲大学選抜駅伝の北海道地区予選会が行われ、札幌学大と北大が本戦の出場権を獲得した。 出雲駅伝の出場枠は前年度の大会成績によって振り分けられ、24年出雲駅伝で北海道学連選抜が14位に入っ […]

NEWS 﨑山雄太、大器覚醒の87m16!!「どうにかして投げてやる」伝説の記録に肉薄で世界陸上内定/日本選手権

2025.07.05

﨑山雄太、大器覚醒の87m16!!「どうにかして投げてやる」伝説の記録に肉薄で世界陸上内定/日本選手権

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子やり投は﨑山雄太(愛媛県競技力本部)が初優勝を飾った。4回目に83m56を投げると、5回目に8 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top