HOME ニュース、国内

2021.09.16

ロンドン五輪代表の市川華菜とベルリン世界選手権代表の和田麻希が現役引退 全日本実業団がラストレース
ロンドン五輪代表の市川華菜とベルリン世界選手権代表の和田麻希が現役引退 全日本実業団がラストレース


ミズノは9月16日、ミズノトラッククラブに所属する女子短距離の和田麻希と市川華菜が9月24日~26日の全日本実業団対抗選手権(大阪・ヤンマースタジアム長居)を最後に現役を引退すると発表した。

1986年生まれの和田は、09年に龍谷大を卒業してチームミズノアスレティックに加入。12年からはミズノトラッククラブに所属している。

09年にはモスクワ世界選手権女子4×100mリレーではアンカーを務めた他、翌10年のコンチネンタルカップ4×100mリレーでは、日本選手で構成されたアジア太平洋チームの1走を担当した。

広告の下にコンテンツが続きます

日本選手権には大学1年生だった05年から今年まで17年連続出場。うち13大会で入賞(決勝には100m7回、200m12回進出)。自己ベストは100m11秒53(18年)、200m23秒67(07年)。

市川は1991年生まれ。中京大1年時の10年世界ジュニア選手権200mで8位に入り、この種目日本勢初入賞を果たした。翌11年4月の織田記念100mで追い風参考ながら11秒28をマークすると、5月のゴールデングランプリ川崎女子4×100mリレーでは日本代表のアンカーを務め、日本記録43秒39を打ち立てた。その後はトップスプリンターとして活躍し、17年日本選手権では100mと200mで2冠を達成している。

国際大会ではリレー代表として出場。五輪には12年ロンドン大会で4×100mの2走を務め、世界選手権では11年テグ大会では4×100mのアンカー、15年北京大会では4×400mの2走として3分28秒91の日本新をマークした。アジア大会でも14年仁川、18年ジャカルタと出場している。

自己ベストは100m11秒43(12年、日本歴代8位タイ)、200m23秒39(17年、日本歴代6位)。近年は故障などで本来の力が出せずにいた。

ミズノは9月16日、ミズノトラッククラブに所属する女子短距離の和田麻希と市川華菜が9月24日~26日の全日本実業団対抗選手権(大阪・ヤンマースタジアム長居)を最後に現役を引退すると発表した。 1986年生まれの和田は、09年に龍谷大を卒業してチームミズノアスレティックに加入。12年からはミズノトラッククラブに所属している。 09年にはモスクワ世界選手権女子4×100mリレーではアンカーを務めた他、翌10年のコンチネンタルカップ4×100mリレーでは、日本選手で構成されたアジア太平洋チームの1走を担当した。 日本選手権には大学1年生だった05年から今年まで17年連続出場。うち13大会で入賞(決勝には100m7回、200m12回進出)。自己ベストは100m11秒53(18年)、200m23秒67(07年)。 市川は1991年生まれ。中京大1年時の10年世界ジュニア選手権200mで8位に入り、この種目日本勢初入賞を果たした。翌11年4月の織田記念100mで追い風参考ながら11秒28をマークすると、5月のゴールデングランプリ川崎女子4×100mリレーでは日本代表のアンカーを務め、日本記録43秒39を打ち立てた。その後はトップスプリンターとして活躍し、17年日本選手権では100mと200mで2冠を達成している。 国際大会ではリレー代表として出場。五輪には12年ロンドン大会で4×100mの2走を務め、世界選手権では11年テグ大会では4×100mのアンカー、15年北京大会では4×400mの2走として3分28秒91の日本新をマークした。アジア大会でも14年仁川、18年ジャカルタと出場している。 自己ベストは100m11秒43(12年、日本歴代8位タイ)、200m23秒39(17年、日本歴代6位)。近年は故障などで本来の力が出せずにいた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.19

トップアスリートとの交流会 中島佑気ジョセフ、小池祐貴、栁田大輝、廣中璃梨佳、山本有真も参加/RIKUJOフェスティバル

日本陸連は11月19日、RIKUJOフェスティバル(11月29日/東京・国立競技場)で実施するトップアスリートとのゲスト交流会に新たに参加する選手を発表した。 すでに、13人のアスリートが参加することが発表されているが、 […]

NEWS 全中駅伝に出場する女子48チームが出そろう 3連覇狙う京山をはじめ、大沢野、松橋などが全国切符 櫛形は20回目

2025.11.19

全中駅伝に出場する女子48チームが出そろう 3連覇狙う京山をはじめ、大沢野、松橋などが全国切符 櫛形は20回目

9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 女子は前回の全国大会で2連覇を飾った […]

NEWS 全中駅伝男子・出場チームが決定! 17チームが初出場 塩山は第1回大会以来32年ぶり 京山、三島の全国V経験校も

2025.11.19

全中駅伝男子・出場チームが決定! 17チームが初出場 塩山は第1回大会以来32年ぶり 京山、三島の全国V経験校も

9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 男子は2年前に全国制覇を達成している […]

NEWS マラソン日本記録保持者・鈴木健吾が神奈川大のアンバサダー就任 「刺激や勇気を届けられる存在でありたい」

2025.11.19

マラソン日本記録保持者・鈴木健吾が神奈川大のアンバサダー就任 「刺激や勇気を届けられる存在でありたい」

神奈川大は11月19日、男子マラソン日本記録保持者でOBの鈴木健吾が陸上部のアンバサダーに就任したと発表した。 鈴木は箱根駅伝では3年連続で2区を担い、3年時に区間賞を獲得。4年時には東京マラソンで2時間10分21秒で走 […]

NEWS 岡山・京山が今年も男女ともに全国出場! 全中1500m優勝・是枝愛香を擁する内部は26年ぶり/中学駅伝

2025.11.19

岡山・京山が今年も男女ともに全国出場! 全中1500m優勝・是枝愛香を擁する内部は26年ぶり/中学駅伝

12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝の出場を懸けた県大会が、11月14日から16日にかけて、全国10県で行われた。 14日の岡山県大会では、2年前に全国男女優勝、女子は昨年も連覇を飾った京山が圧倒的な継走を披露。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top