HOME 国内

2019.08.09

福井にスーパースターが集結! Athlete Night Games in FUKUIがアツイ!
福井にスーパースターが集結! Athlete Night Games in FUKUIがアツイ!

福井にスーパースターが集結!
Athlete Night Games in FUKUIがアツイ!

今、陸上界では8月17日、福井で開催される「Athlete Night Games in FUKUI」に大きな注目が集まっている。

福井陸協が中心となってクラウドファンディングで運営資金を募って日本のトップ選手たちを招待する、と立ち上がった今大会。ナイター競技会で、海外のように観客を近くまで入れ、音楽を鳴らして盛り上げるという。

想像しただけでも興味をそそられるが、すでに発表されている出場選手たちがとんでもなく〝豪華〟だ。

広告の下にコンテンツが続きます

「FUKUI 9.98 CUP/ナショナルレコードチャレンジ」と題し、男女100m、男子200m、男子110mハードル、女子100mハードル、男子800m、男子走幅跳で招待選手が多く出場する。

男子100mには、ここ福井で開催された2017年の日本インカレで、「9秒98」と日本人で初めて9秒台に突入した桐生祥秀(東洋大/現・日本生命)が参戦。思い出の地で、再び日本記録を奪い返すかもしれない。

男子100mには同会場で2年前に開催された日本インカレで日本人史上初の9秒台となる9秒98(+1.8)をマークした桐生祥秀(日本生命、右から2人目)が出場する

男子110mハードルでは、日本記録保持者の高山峻野(ゼンリン)、歴代2位タイの金井大旺(ミズノ)、泉谷駿介(順大)とまさにそろい踏み。他にも成長株の石川周平(富士通)、リオ五輪代表の矢澤航(デサントTC)らも出場予定で、日本記録更新が大いに期待できそうだ。

7月27日に開催された実業団・学生対抗の男子110mHで13秒30(+1.9)の日本新記録をマークした高山峻野(ゼンリン)

また、女子100mハードルでも、紫村仁美(東邦銀行)、青木益未(七十七銀行)といった日本代表経験者や、今季好調の福部真子(日本建設工業)、なんといっても完全復活を遂げた寺田明日香(パソナグループ)らが出場で、こちらも日本記録、日本人初の12秒台が見られるかもしれない。

6月末の日本選手権は3位に終わったものの、7月の実業団・学生対抗では13秒07(+1.7)と尻上がりに調子を上げている寺田明日香(パソナグループ、右端)

男子走幅跳は、橋岡優輝(日大)、津波響樹(東洋大)といった学生勢と、城山正太郎(ゼンリン)、山川夏輝(東武トップツアーズ)らシニア勢が日本選手権ばりに激突する。

雨中の戦いとなった日本選手権で3連覇を達成した橋岡優輝(日大)

また、日本選手権優勝、そしてインターハイ連覇を果たしている女子100mの御家瀬緑(恵庭北高)、男子800mのクレイ・アーロン竜波(相洋高)というスーパー高校生2人も出場予定。

入場券はメインスタンドが一般1000円、中高生500円、芝スタンドが一般500円、高校生以下は無料。前売り券は8月10日、11、16日の8時30分から17時まで9.98スタジアム内で販売。当日券は朝10時からチケットブースで販売される。メインスタンドは人数制限を設ける場合があるので、早めにチェック!

8月17日、9.98スタジアム(福井県営陸上競技場)で再び歴史の扉が開く!

福井陸協HP

(文/向永拓史)

福井にスーパースターが集結! Athlete Night Games in FUKUIがアツイ!

今、陸上界では8月17日、福井で開催される「Athlete Night Games in FUKUI」に大きな注目が集まっている。 福井陸協が中心となってクラウドファンディングで運営資金を募って日本のトップ選手たちを招待する、と立ち上がった今大会。ナイター競技会で、海外のように観客を近くまで入れ、音楽を鳴らして盛り上げるという。 想像しただけでも興味をそそられるが、すでに発表されている出場選手たちがとんでもなく〝豪華〟だ。 「FUKUI 9.98 CUP/ナショナルレコードチャレンジ」と題し、男女100m、男子200m、男子110mハードル、女子100mハードル、男子800m、男子走幅跳で招待選手が多く出場する。 男子100mには、ここ福井で開催された2017年の日本インカレで、「9秒98」と日本人で初めて9秒台に突入した桐生祥秀(東洋大/現・日本生命)が参戦。思い出の地で、再び日本記録を奪い返すかもしれない。 [caption id="attachment_4006" align="aligncenter" width="400"] 男子100mには同会場で2年前に開催された日本インカレで日本人史上初の9秒台となる9秒98(+1.8)をマークした桐生祥秀(日本生命、右から2人目)が出場する[/caption] 男子110mハードルでは、日本記録保持者の高山峻野(ゼンリン)、歴代2位タイの金井大旺(ミズノ)、泉谷駿介(順大)とまさにそろい踏み。他にも成長株の石川周平(富士通)、リオ五輪代表の矢澤航(デサントTC)らも出場予定で、日本記録更新が大いに期待できそうだ。 [caption id="attachment_4007" align="aligncenter" width="400"] 7月27日に開催された実業団・学生対抗の男子110mHで13秒30(+1.9)の日本新記録をマークした高山峻野(ゼンリン)[/caption] また、女子100mハードルでも、紫村仁美(東邦銀行)、青木益未(七十七銀行)といった日本代表経験者や、今季好調の福部真子(日本建設工業)、なんといっても完全復活を遂げた寺田明日香(パソナグループ)らが出場で、こちらも日本記録、日本人初の12秒台が見られるかもしれない。 [caption id="attachment_4008" align="aligncenter" width="400"] 6月末の日本選手権は3位に終わったものの、7月の実業団・学生対抗では13秒07(+1.7)と尻上がりに調子を上げている寺田明日香(パソナグループ、右端)[/caption] 男子走幅跳は、橋岡優輝(日大)、津波響樹(東洋大)といった学生勢と、城山正太郎(ゼンリン)、山川夏輝(東武トップツアーズ)らシニア勢が日本選手権ばりに激突する。 [caption id="attachment_4009" align="aligncenter" width="267"] 雨中の戦いとなった日本選手権で3連覇を達成した橋岡優輝(日大)[/caption] また、日本選手権優勝、そしてインターハイ連覇を果たしている女子100mの御家瀬緑(恵庭北高)、男子800mのクレイ・アーロン竜波(相洋高)というスーパー高校生2人も出場予定。 入場券はメインスタンドが一般1000円、中高生500円、芝スタンドが一般500円、高校生以下は無料。前売り券は8月10日、11、16日の8時30分から17時まで9.98スタジアム内で販売。当日券は朝10時からチケットブースで販売される。メインスタンドは人数制限を設ける場合があるので、早めにチェック! 8月17日、9.98スタジアム(福井県営陸上競技場)で再び歴史の扉が開く! 福井陸協HP (文/向永拓史)

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.27

プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]

NEWS 古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定

2025.11.27

古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定

日本陸連は11月27日、「次世代において国際大会での活躍が期待できる競技者」を育成する「ダイヤモンドアスリート」の第12期認定者を発表した。 第11期でダイヤモンドアスリートNextageとして一部のプログラムに参加して […]

NEWS 岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者

2025.11.27

岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者

富士通は11月27日、女子競歩の岡田久美子の現役引退を発表した。かねてより「今季が本当の集大成」と話していたが、正式に発表となった。 岡田は埼玉県出身。1991年生まれの34歳で、大迫傑(リーニン)、飯塚翔太(ミズノ)、 […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

2025.11.26

【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

学生長距離Close-upインタビュー 中村 晃斗 Nakamura Akito 志學館大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。54回目は、志 […]

NEWS 熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

2025.11.26

熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top