
長野県は7月16日、老朽化に伴う建て替えを進めている松本市の松本平広域公園(信州スカイパーク)陸上競技場の基本設計を公表した。既存の競技場を建て替えて、陸上競技に特化した競技場を整備するとしている。
同競技場は1977年に、翌年開催された長野国体に合わせて建設された。同県唯一の日本陸連第一種公認競技場であり、県内外のさまざまな競技会の他、近年では2016年に全日本中学校選手権(全中)が行われている。
完成から40年以上が経過し、施設の老朽化が進み、バリアフリー対応も不十分な状況だった。また、松本空港に隣接することから、建物の高さに制限があるため、第1種公認基本仕様を完全には満たしておらず、競技面や運営面などから改善を求める声があったという。
2028年に50年ぶりとなる国民スポーツ大会(現・国体)や全国障害者スポーツ大会の開閉会式や陸上競技の会場を予定していることから、長野県では整備事業に着手。昨年度から基本設計を始め、陸上競技団体や障害者団体、アスリートらから意見を集めて検討を進めてきた。
基本設計によると、現在のメイン競技場を取り壊し、建て替えるかたちとなる。それによって、北側にあったメインスタンドは西側に、東西に延びていた直走路は、ほぼ南北方向となる。また、走幅跳と三段跳のピットをメインスタンド側のインフィールドに設置。アウトフィールドにピットが無いため、トラックと客席が近づき、臨場感が高まる。
バックスタンド側には棒高跳も可能なピットを2つ用意。長時間の試技に対応するため、バックスタンド下をダッグアウトにも活用する。サイドスタンドも含め、各種目に適したかたちに建設するという。このほか、雨天走路も設置。課題だったバリアフリー化もエレベーター等の設置で対応可能だ。
観客席数は約15000席と既存の20500席から減る一方で、メインスタンドの屋根は拡大。屋根に覆われる部分は約500席から約7000席分と大幅に増える。総事業費は約130億円と見込んでいる。
県では「すぐ脇にはサッカー用の球技場もある。(松本平陸上競技場を)必ずしもサッカーをしなくてもいいのではないかということで提案した。お客さんが陸上競技を楽しめて、選手のパフォーマンスを最大限引き出すことが大切」としている。
来年度に既存の競技場の取り壊し作業に入り、25年度の完成を目指している。
長野県は7月16日、老朽化に伴う建て替えを進めている松本市の松本平広域公園(信州スカイパーク)陸上競技場の基本設計を公表した。既存の競技場を建て替えて、陸上競技に特化した競技場を整備するとしている。
同競技場は1977年に、翌年開催された長野国体に合わせて建設された。同県唯一の日本陸連第一種公認競技場であり、県内外のさまざまな競技会の他、近年では2016年に全日本中学校選手権(全中)が行われている。
完成から40年以上が経過し、施設の老朽化が進み、バリアフリー対応も不十分な状況だった。また、松本空港に隣接することから、建物の高さに制限があるため、第1種公認基本仕様を完全には満たしておらず、競技面や運営面などから改善を求める声があったという。
2028年に50年ぶりとなる国民スポーツ大会(現・国体)や全国障害者スポーツ大会の開閉会式や陸上競技の会場を予定していることから、長野県では整備事業に着手。昨年度から基本設計を始め、陸上競技団体や障害者団体、アスリートらから意見を集めて検討を進めてきた。
基本設計によると、現在のメイン競技場を取り壊し、建て替えるかたちとなる。それによって、北側にあったメインスタンドは西側に、東西に延びていた直走路は、ほぼ南北方向となる。また、走幅跳と三段跳のピットをメインスタンド側のインフィールドに設置。アウトフィールドにピットが無いため、トラックと客席が近づき、臨場感が高まる。
バックスタンド側には棒高跳も可能なピットを2つ用意。長時間の試技に対応するため、バックスタンド下をダッグアウトにも活用する。サイドスタンドも含め、各種目に適したかたちに建設するという。このほか、雨天走路も設置。課題だったバリアフリー化もエレベーター等の設置で対応可能だ。
観客席数は約15000席と既存の20500席から減る一方で、メインスタンドの屋根は拡大。屋根に覆われる部分は約500席から約7000席分と大幅に増える。総事業費は約130億円と見込んでいる。
県では「すぐ脇にはサッカー用の球技場もある。(松本平陸上競技場を)必ずしもサッカーをしなくてもいいのではないかということで提案した。お客さんが陸上競技を楽しめて、選手のパフォーマンスを最大限引き出すことが大切」としている。
来年度に既存の競技場の取り壊し作業に入り、25年度の完成を目指している。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.07.19
編集部コラム「3大会連続3回目」
2026.07.19
【男子300mH】後藤大樹(洛南高2京都)35秒29=高校歴代2位
-
2026.07.19
-
2026.07.19
-
2026.07.19
-
2026.07.19
2026.07.18
中学1年・目野惺大が100m10秒96! 中1初の10秒台到達!
-
2026.07.17
-
2026.07.19
Latest articles 最新の記事
2026.07.20
16歳・ボトコヴァが400mHでU18世界歴代2位&U20欧州新 走高跳でジェームス2m25/U18欧州選手権
U18欧州選手権が7月16日から19日までの4日間、イタリア・リエティで開催され、女子400mハードルではL.ボトコヴァ(チェコ)がU18世界歴代2位、U20欧州新の55秒19で優勝した。 この種目のU18世界記録はS. […]
2026.07.19
編集部コラム「3大会連続3回目」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2026.07.19
【男子300mH】後藤大樹(洛南高2京都)35秒29=高校歴代2位
京都府高校記録会は7月19日、京都市のたけびしスタジアム京都で行われ、男子300mハードルで後藤大樹(洛南高2京都)が高校歴代2位、日本歴代2位の35秒29をマークした。 後藤は400mハードルで48秒09のU20日本記 […]
2026.07.19
佐藤風雅が100mと200mでともに自己新! 約2時間の間に1日2レース
国民スポーツ大会栃木県予選会第2日は7月19日、栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで行われ、400mを本職とする佐藤風雅(ミズノ)が100mと200mでともに自己新記録をマークした。 11時55分スタートの100m […]
2026.07.19
クレイ・アーロン竜波が800m2位 やり投・清川裕哉は2位 男子5000mに鈴木芽吹ら出場/WAコンチネンタルツアー
世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズの「ナイトオブアスレチックス」は7月18日、ベルギーのヒュースデン=ゾルダーで行われ、男子800mでクレイ・アーロン竜波が1分45秒11で2位に入った。 男子5000mA組で […]
Latest Issue
最新号
2026年8月号 (7月14日発売)
別冊付録 IH観戦ガイド
アジア大会代表一覧