
◇日本選手権室内(3月17、18日/大阪城ホール)
日本選手権室内2日目、男子60m決勝は多田修平(住友電工)が6秒56の大会新で他を圧倒。堂々の2連覇で、東京五輪イヤーの幕開けを飾った。
予選から、他を圧倒する走りを見せた。初開催だった前回大会を制した時のタイムが6秒58で、これが大会記録だった。それを6秒57に塗り替えると、決勝でもさらに0.01秒更新。「スタートでちょっと出遅れた」そうだが、2019年に川上拓也(大阪ガス)とサニブラウン・アブデル・ハキーム(当時フロリダ大)が作った日本記録(6秒54)に迫り、「ターゲットの日本記録は更新できなかったけど、初戦としては悪くない結果」と振り返った。
昨年は、7月のシーズン開幕直後は精彩を欠くレースが多かったが、後半に向けて徐々に調子をアップ。10月の日本選手権では5位ながら、準決勝を全体のトップ通過するなど存在感を示した。その流れをうまく冬季練習にもつなげられているという。
「冬季はしっかりと走り込んだ。300m、250m、200mなどを走り込む中で、しっかりとフォームを固めることを目指した。それが中盤から後半に生きてくるというプランでやってきた。ケガもなく順調にきている」
この日のレースには、その成果がしっかりと表れた。スタートの失敗を見事に挽回。得意の先行逃げ切りだった1年前とは、内容がまったく違う。
「これまではスタートで抜け出して、その差をキープしてフィニッシュするパターンだったけど、今回はスタートで出られなくても、中盤から後半で逆転してのレースだった」。
その裏には、昨年の日本選手権、60m付近までトップを疾走しながらも終盤に4人にかわされた苦い思いがある。佐藤真太郎コーチとも話し合い、決めた冬季練習のテーマ。鍛錬の先につかんだ手応えは、大きなものになりそうだ。この日はミスが出たとはいえ、最大の持ち味であるスタートダッシュの感覚は変わっていない。
「初戦は力みのある走りだったけど、出雲、織田と重ねていって、リラックスした走りを身につけていきたい」と多田。屋外初戦は4月11日の出雲陸上を予定し、4月29日の織田記念あたりで記録を狙っていく。
「今年は9秒台を出したいと思っていますし、日本選手権までに東京五輪参加標準記録(10秒05)を突破したい。そして日本選手権で優勝し、東京五輪では決勝進出と4×100mリレーの金メダルを目指したい」
24歳のスピードスターは、今季の目標を力強く語った。
◇日本選手権室内(3月17、18日/大阪城ホール)
日本選手権室内2日目、男子60m決勝は多田修平(住友電工)が6秒56の大会新で他を圧倒。堂々の2連覇で、東京五輪イヤーの幕開けを飾った。
予選から、他を圧倒する走りを見せた。初開催だった前回大会を制した時のタイムが6秒58で、これが大会記録だった。それを6秒57に塗り替えると、決勝でもさらに0.01秒更新。「スタートでちょっと出遅れた」そうだが、2019年に川上拓也(大阪ガス)とサニブラウン・アブデル・ハキーム(当時フロリダ大)が作った日本記録(6秒54)に迫り、「ターゲットの日本記録は更新できなかったけど、初戦としては悪くない結果」と振り返った。
昨年は、7月のシーズン開幕直後は精彩を欠くレースが多かったが、後半に向けて徐々に調子をアップ。10月の日本選手権では5位ながら、準決勝を全体のトップ通過するなど存在感を示した。その流れをうまく冬季練習にもつなげられているという。
「冬季はしっかりと走り込んだ。300m、250m、200mなどを走り込む中で、しっかりとフォームを固めることを目指した。それが中盤から後半に生きてくるというプランでやってきた。ケガもなく順調にきている」
この日のレースには、その成果がしっかりと表れた。スタートの失敗を見事に挽回。得意の先行逃げ切りだった1年前とは、内容がまったく違う。
「これまではスタートで抜け出して、その差をキープしてフィニッシュするパターンだったけど、今回はスタートで出られなくても、中盤から後半で逆転してのレースだった」。
その裏には、昨年の日本選手権、60m付近までトップを疾走しながらも終盤に4人にかわされた苦い思いがある。佐藤真太郎コーチとも話し合い、決めた冬季練習のテーマ。鍛錬の先につかんだ手応えは、大きなものになりそうだ。この日はミスが出たとはいえ、最大の持ち味であるスタートダッシュの感覚は変わっていない。
「初戦は力みのある走りだったけど、出雲、織田と重ねていって、リラックスした走りを身につけていきたい」と多田。屋外初戦は4月11日の出雲陸上を予定し、4月29日の織田記念あたりで記録を狙っていく。
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