HOME
特集
2025.10.24
競歩新距離で日本初開催!世界陸上メダリスト・勝木隼人、入賞の吉川絢斗も登録 アジア大会選考がスタート/高畠競歩
来年の名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた第62回全日本競歩高畠大会が10月26日に山形県高畠町で開かれる。
競歩はこれまで20㎞、35㎞(以前は50㎞)という2種目で行われてきたが、世界陸連(WA)はハーフマラソン(21.0975㎞)とフルマラソン(42.195㎞)と距離を変更。今回、日本では初めてこの距離で実施される。
9月の東京世界選手権の男子35㎞競歩で銅メダルを獲得した勝木隼人(自衛隊体育学校)がマラソン競歩にエントリー。間には全日本実業団対抗選手権10000m競歩にも出場した。スパンは短いが「メダリストとして出場することで盛り上がるのであれば」という思いが強い。
もちろん、来年の世界競歩チーム選手権やアジア大会、さらには2年後の北京世界選手権なども見越してのこと。「今回のタイムが世界的にも一つの基準になる」と力を込めていた。
他にもパリ五輪男女混合競歩リレー代表の髙橋和生(ADワークスグループ)、同23年アジア大会代表の石田昴(自衛隊体育学校)、23年アジア選手権20km競歩金メダルの村山裕太郎(富士通)らがエントリーした。女子には東京世界選手権35km競歩に出場したベテランの渕瀬真寿美(建装工業)らが登録している。
男子ハーフマラソン競歩も豪華顔ぶれ。東京世界選手権20km競歩で7位入賞を果たした吉川絢斗、パリ五輪同代表の濱西諒というサンベルクス・コンビが登場。また、パリ五輪で入賞した古賀友太(大塚製薬)、世界選手権3度代表で23年ブダペストでは35km競歩6位の野田明宏(自衛隊体育学校)もエントリーしている。若手のホープ・逢坂草太朗(東洋大)にも注目だ。女子は下岡仁美(NARA-X)らが有力か。
フィニッシュした時点で“日本最高記録”が誕生。新たな歴史の一歩となる。朝8時にマラソン競歩がスタート、男子ハーフが10時40分、女子ハーフは11時に号砲が鳴る。高校男子10km、高校女子5kmも併催される。レースの様子はライブ配信される。
【動画】日本初開催!マラソン、ハーフマラソンの競歩のライブ配信をチェック
https://www.youtube.com/live/gEKgeOo3fjERECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
-
2025.10.18
-
2025.10.19
-
2025.10.18
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.24
「3強」立命大の連覇か、名城大のV奪還か、大東大の初優勝か?城西大、大阪学大らも追随/全日本大学女子駅伝見どころ
第43回全日本大学女子駅伝対校選手権大会は10月26日、宮城県仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)をスタート・フィニッシュとする6区間38.0kmで開催される。 前回8位までに入ってシード権を持つ立命 […]
2025.10.24
競歩新距離で日本初開催!世界陸上メダリスト・勝木隼人、入賞の吉川絢斗も登録 アジア大会選考がスタート/高畠競歩
【動画】日本初開催!マラソン、ハーフマラソンの競歩のライブ配信をチェック この動画を YouTube で視聴
2025.10.24
女子短距離の久保山晴菜が現役引退「もう一度やり直してもこの道を選ぶ」アジア選手権やDLにも出場
現役引退表明の久保山晴菜のコメント全文 この度、小学生から始めた陸上競技を引退することを決断致しました。 まずは陸上を始めた頃から1番に応援してくれた家族、福岡大学入学後から長い間熱いご指導をして下さった信岡沙希重先生( […]
2025.10.24
後藤大樹が46秒80!!!初400mで高1最高を14年ぶりに更新 インターハイでは高1初400mH王者
男子400m高1歴代上位記録をチェック! 46.80 後藤大樹(洛南・京都) 25年 47.31 山木伝説(九里学園・山形) 11年 47.48 西畑匡(中京・愛知) 91年 47.53 菊田響生(法政二・神奈川) 22 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望