男子マラソンのホープ・市山翼(サンベルクス)が6月4日、都内で行われたプーマのトップ層向けレーシングシューズ発売記念のメディア向け商品説明会にゲスト参加し、5月28日に本格販売がスタートした「FAST-R NITRO™ ELITE 3」のレビューと合わせ、近況を語った。
今年2月の全日本実業団ハーフマラソンでは大会記録に3秒と迫る日本歴代8位の1時間0分22秒の好記録で優勝。その3週間後の東京マラソンでは、気温が20度を超える悪条件の中、レース終盤まで粘りの走りで日本人最上位の10位に食い込み、日本歴代9位の2時間6分00秒のマークした。
このレースで東京世界選手権の参加標準記録(2時間6分30秒)も突破し、一躍脚光を浴びた市山。「正直、レース前半が攻めれなく守りに入ってしまいましたが、持ち味でもある後半の粘りで良い結果は出ましたが、個人的には80%ぐらいの満足度です」と振り返った。
代表選考の有力候補となったが、残念ながら選考漏れという悔しさを味わった。「そこまで日本代表へのこだわりはない」と言うものの、「やはり正直なところ東京世界選手権代表を逃した悔しはありますが、次に向けてすぐに切り替えることができました」と話す。
その次に向けて照準を定めているのが、9月21日に開催されるワールドマラソンメジャーズの一つでもあるベルリンマラソンだ。「今も調子は良いです。まずは、ベルリンマラソンで2時間4分30秒ぐらいのタイムを目標に日本記録更新を視野に入れたいです。そして、いずれは日の丸をつけれる選手になりたい」と意気込んだ。
「とにかく軽いシューズ!!」
一方、本格販売がスタートした「FAST-R NITRO™ ELITE 3」は、エリートランナーとの共同開発とフィールドテストを経て誕生し、前作FAST-R NITRO™ ELITE 2より95グラム程度の軽量化により約170g(27.0cm)を実現し、同社では最軽量のレーシングシューズとなった。
また二層構造のミッドソールには新開発した「NITROFOAM™ ELITE(ニトロフォーム エリート)」ミッドソールを採用し、さらなるクッション性と反発力を得られるという。前足部からつま先を突き抜ける独自形状のカーボンプレート「PWRPLATE(パワープレート)」が、推進力と高いエネルギー効率をサポート。アッパーには軽量かつ高機能な「ULTRAWEAVE(ウルトラウィーブ)」を採用し、通気性・快適性・サポート性を兼ね備えているという。
市山は、「シューズ選択の中でも軽さを大事にしており、このシューズは大袈裟かもしれませんが、履いているかわからないぐらい、とにかく軽いです。そして前作よりも反発感がしっかりあり、スピード以上の反発が返ってくる印象を受けました。マラソン以外にも、駅伝での5km、10kmなどのスピード区間でも履きたい」と感想を述べた。
プーマシューズとともに着実に進化を遂げている市山に今後も注目だ。
「とにかく軽いシューズ!!」
一方、本格販売がスタートした「FAST-R NITRO™ ELITE 3」は、エリートランナーとの共同開発とフィールドテストを経て誕生し、前作FAST-R NITRO™ ELITE 2より95グラム程度の軽量化により約170g(27.0cm)を実現し、同社では最軽量のレーシングシューズとなった。 また二層構造のミッドソールには新開発した「NITROFOAM™ ELITE(ニトロフォーム エリート)」ミッドソールを採用し、さらなるクッション性と反発力を得られるという。前足部からつま先を突き抜ける独自形状のカーボンプレート「PWRPLATE(パワープレート)」が、推進力と高いエネルギー効率をサポート。アッパーには軽量かつ高機能な「ULTRAWEAVE(ウルトラウィーブ)」を採用し、通気性・快適性・サポート性を兼ね備えているという。 市山は、「シューズ選択の中でも軽さを大事にしており、このシューズは大袈裟かもしれませんが、履いているかわからないぐらい、とにかく軽いです。そして前作よりも反発感がしっかりあり、スピード以上の反発が返ってくる印象を受けました。マラソン以外にも、駅伝での5km、10kmなどのスピード区間でも履きたい」と感想を述べた。 プーマシューズとともに着実に進化を遂げている市山に今後も注目だ。
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