HOME 高校

2025.05.19

ハンマー投・伊藤羽菜が54m72の東海高校新! 済美勢が女子短距離で躍動 長谷部瑛大が短距離4冠/IH岐阜県大会
ハンマー投・伊藤羽菜が54m72の東海高校新! 済美勢が女子短距離で躍動 長谷部瑛大が短距離4冠/IH岐阜県大会

女子ハンマー投で54m72の東海高校新記録をマークした伊藤羽菜(岐阜県高体連提供)

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。

岐阜県大会は5月16日から18日の3日間、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われた。

広告の下にコンテンツが続きます

女子ではハンマー投で伊藤羽菜(済美3)が4回目に54m72の東海高校新、県高校新をスローして優勝。2投目以降はいずれも50m超という高いアベレージを記録した。済美勢は古田伊織(3年)が従来の大会記録を上回る48m46で2位、鷲見咲香(2年)も42m56で3位に続き、ワン・ツー・スリーを果たしている。

短距離でも済美勢が躍動した。400mを57秒19で制したヘネシー憩杜凛(3年)を1走、同57秒30で3位の久世小春(1年)を4走に据えた4×400mリレーでは、3分50秒41の大会新。昨年のインターハイ4×400mリレーでは4位に入っている。女子100mで1、3、4位の選手を起用した4×100mリレーも47秒12で優勝した。

800mでは昨年のインターハイ5位に入った篠田心晴(美濃加茂3)が2分12秒88で貫録勝ち。篠田は1500mでも4分38秒75で優勝して2冠を達成した。

男子では長谷部瑛大(県岐阜商2)が200m(21秒97/-0.8)と400m(48秒54)で優勝。いずれも4走を務めた4×100mリレー、4×400mリレーも制して、4冠となった。

広告の下にコンテンツが続きます

跳躍では昨年の佐賀国民スポーツ大会少年男子B走幅跳優勝の長谷部光輝(県岐阜商1)が走幅跳で6m99(+1.4)、三段跳で14m21(+2.1)の2冠を達成。投てきでは永田大翔(市岐阜商3)がハンマー投で49m32、砲丸投で15m30の投てき2冠を果たしている。

学校対抗総合は、男子は県岐阜商が57点で競り合いを制し、女子は済美が108点と2位に65点差をつけて優勝した。

東海大会は6月20日から3日間、三重県の三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場で行われる。

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。 岐阜県大会は5月16日から18日の3日間、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われた。 女子ではハンマー投で伊藤羽菜(済美3)が4回目に54m72の東海高校新、県高校新をスローして優勝。2投目以降はいずれも50m超という高いアベレージを記録した。済美勢は古田伊織(3年)が従来の大会記録を上回る48m46で2位、鷲見咲香(2年)も42m56で3位に続き、ワン・ツー・スリーを果たしている。 短距離でも済美勢が躍動した。400mを57秒19で制したヘネシー憩杜凛(3年)を1走、同57秒30で3位の久世小春(1年)を4走に据えた4×400mリレーでは、3分50秒41の大会新。昨年のインターハイ4×400mリレーでは4位に入っている。女子100mで1、3、4位の選手を起用した4×100mリレーも47秒12で優勝した。 800mでは昨年のインターハイ5位に入った篠田心晴(美濃加茂3)が2分12秒88で貫録勝ち。篠田は1500mでも4分38秒75で優勝して2冠を達成した。 男子では長谷部瑛大(県岐阜商2)が200m(21秒97/-0.8)と400m(48秒54)で優勝。いずれも4走を務めた4×100mリレー、4×400mリレーも制して、4冠となった。 跳躍では昨年の佐賀国民スポーツ大会少年男子B走幅跳優勝の長谷部光輝(県岐阜商1)が走幅跳で6m99(+1.4)、三段跳で14m21(+2.1)の2冠を達成。投てきでは永田大翔(市岐阜商3)がハンマー投で49m32、砲丸投で15m30の投てき2冠を果たしている。 学校対抗総合は、男子は県岐阜商が57点で競り合いを制し、女子は済美が108点と2位に65点差をつけて優勝した。 東海大会は6月20日から3日間、三重県の三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場で行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.22

東洋大・緒方澪那斗が10000m全体トップ 西村真周も続く/あおもりDC記録会

有力大学の選手が多数エントリーしたあおもりディスタンスチャレンジ記録会が6月22日に行われた。 男子10000m3組目は緒方澪那斗(東洋大4)が28分27秒50の自己新でトップだった。これまでの自己記録は高3の時に出した […]

NEWS ダイソー・岩本真弥監督の『還暦を祝う会』世羅高時代の教え子ら約140人が集って盛大に開催

2025.06.22

ダイソー・岩本真弥監督の『還暦を祝う会』世羅高時代の教え子ら約140人が集って盛大に開催

広島・世羅高を全国高校駅伝で男女を合わせて6度の日本一に導き、現在は実業団のダイソー女子駅伝部を率いている岩本真弥監督の『還暦を祝う会』が6月22日、広島市内のホテルで行われた。 世羅高時代の教え子やダイソーの選手、スタ […]

NEWS ディーン元気 今季初大台の80m20!シーズンベストで日本選手権に弾み/WAコンチネンタルツアー

2025.06.22

ディーン元気 今季初大台の80m20!シーズンベストで日本選手権に弾み/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズのクオルタネゲームズ(フィンランド)が行われ、男子やり投にディーン元気(ミズノ)が出場した。 気温の低いコンディションのなか、ディーンは3回目にシーズンベストとなる77m83 […]

NEWS 男子100m渡邊隆喜が10秒39!県大会の雪辱果たすV 女子100mは松本真奈が前田さくら抑える/IH中国

2025.06.22

男子100m渡邊隆喜が10秒39!県大会の雪辱果たすV 女子100mは松本真奈が前田さくら抑える/IH中国

広島インターハイ出場を懸けた中国地区大会の2日目が行われ、男子100mでは渡邊隆喜(広島国際学院3)が大会記録および自己記録を更新する10秒39(+1.3)で優勝を飾った。 レースは広島県大会優勝者の荒谷匠人(近大東広島 […]

NEWS 清水空跳 悪条件ものともせず100m10秒39!阪真琴は女子400mHも制して3冠/IH北信越

2025.06.22

清水空跳 悪条件ものともせず100m10秒39!阪真琴は女子400mHも制して3冠/IH北信越

◇インターハイ北信越地区大会(6月19~22日/福井・福井県営陸上競技場)3日目 広島インターハイを懸けた北信越大会の3日目が行われ、男子100mでは、昨年のインターハイ2位で今年5月に10秒20をマークしている清水空跳 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top