2025.05.19
広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。
茨城県大会は5月14日から17日の4日間、笠松運動公園陸上競技場(水戸信用金庫スタジアム)で行われた。
男子200mでは庄司蓮(茨城キリスト2)が向かい風1.3mの条件下で、上位3名が21秒前半となる争いを21秒04の大会新記録で優勝を果たした。
庄司を2走に起用した4×100mリレーでは予選で40秒66をマーク。準決勝以降は100mを10秒68(±0.0)で制した黒澤諒介(3年)を起用しなかったが、決勝を40秒80で勝ちきる層の厚さを見せた。茨城キリストは4×400mRも3分18秒06で競り勝ち、4走を務めた庄司は3冠を手にした。
このほか、大会新記録が数多く誕生した。男子5000mでは佐賀国民スポーツ大会5000m7位の五十嵐新太(水城3)が14分29秒04の大会新記録で、2位に23秒差をつけて圧勝。男子400mハードルでは佐賀秀馬(江戸川取手3)が52秒43の大会新記録で優勝し、男子200mでも3位に入賞した。
女子では柴田弥聖(茨城キリスト3)が400mの予選で56秒01の大会新記録をいきなりマークすると、決勝では自らの県高校記録を0.11秒更新する55秒27で圧巻の優勝。柴田は200mでも24秒45(-0.4)で2位以下に1秒差をつけて制している。
茨城キリスト勢は100m(-1.7)で田村夕(3年)が12秒23、永岡歩夢(同)が12秒27でワン・ツーフィニッシュを果たす。田村を1走、柴田を2走、永岡を4走に配置した4×100mリレーでは予選で47秒19の大会新をいきなり更新。準決勝で47秒03、決勝では46秒85まで記録を伸ばし、北関東大会へ弾みをつけた。茨城キリストは4×400mリレーも優勝し、柴田は4冠となった。
投てきでは昨年のインターハイ女子円盤投で5位入賞した藤田結愛(東洋大牛久3)が円盤投で43m44で制すと、ハンマー投げでは49m07の大会新V。砲丸投では12m03で投てき3冠を達成した。跳躍では江沼璃音(水戸啓明3)が三段跳で11m57(+0.2)の大会新記録、走幅跳は5m64(+0.8)で跳躍2冠を手にしている。
学校対抗は、男子は東洋大牛久が80点、女子は茨城キリストが113点でそれぞれ優勝した。
北関東大会は6月13日から4日間、栃木県のカンセキスタジアムとちぎで行われる。
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