HOME 国内、大学

2025.05.11

ユニバ代表・髙橋遼将が自己新49秒07で初のインカレタイトル!「優勝できてうれしい」/関東IC
ユニバ代表・髙橋遼将が自己新49秒07で初のインカレタイトル!「優勝できてうれしい」/関東IC

25年関東インカレ1部400mハードルで優勝した髙橋遼将

◇第104回関東インカレ(5月8~11日/神奈川・相模原ギオンスタジアム)4日目

学校対抗の第104回関東インカレの4日目が行われ、男子1部400mハードルはワールドユニバーシティーゲムズ代表推薦の髙橋遼将(法大4)が49秒07の自己新で初優勝を飾った。

広告の下にコンテンツが続きます

4月末の日本学生個人選手権を49秒41で制し、5月3日の静岡国際は49秒58で総合4位。3週連続のビッグレースの締めくくりとなったこの日、「きつい3連戦目だったけど」集中力は高まっていた。

序盤から、インターバル13歩をしっかりと刻み、昨年の日本インカレ1年生V、同じユニバ代表推薦の渕上翔太(早大2)らを圧倒する。14歩への切り替えで「刻むのを忘れてストライドが大きくなった」と言うが、「それをミスったと思ったら、気づいたらもうゴール手前でした」。研ぎ澄まされた走りで、昨年の日本インカレで出した自己記録(49秒23)を塗り替えた。4年目にして初のインカレタイトルに「昨年、井之上さん(駿太/現・富士通)が優勝していたので、絶対に同じ結果をと思っていました。タイムは井之上さんの48秒91に届かなかったけど、優勝できてうれしいです」と笑顔が弾けた。

中学時代から世代トップクラスの活躍を見せ、愛知・中京大中京高では1年時に110m、400mハードルの学年別歴代記録を更新。3年時にはインターハイ400mハードルで優勝を果たした。

だが、その後はケガが相次いだ。腰椎分離症に1年ほど苦しみ、大学2年の秋には右足くるぶし付近を疲労骨折。「ケガをしないように走らないというか、走って体力をつけようという志向になってしまっていた」と振り返る。だが、2年時の11月から、高校時代に取り組んでいた固定式自転車を活用したトレーニングや、ウエイトトレーニングを積極的に取り入れたことで、ケガから復帰してからのパフォーマンスが安定。3年時は年間を通じて結果を残せたことで、この冬は走練習は「質を高くして少ない本数で」行い、バイクトレーニングやウエイトトレーニングで身体作り。すると疲労の蓄積も少なく、継続してトレーニングをこなせることで、連戦でも高いパフォーマンスを発揮できている。

今後は5月18日にセイコーゴールデングランプリ、6月上旬に日本インカレ、そして7月には日本選手権やワールドユニバーシティゲームズと、さらなるビッグゲームが控えている。自身初の48秒台、さらには東京世界選手権参加標準記録の48秒50も視野に入っており、「今日の反省点は歩数の切り替え。あとは風など、全部ひっくるめてタイミングが合えば、出せる力はあると思っています」。髙橋はそう、言葉に力を込めた。

◇第104回関東インカレ(5月8~11日/神奈川・相模原ギオンスタジアム)4日目 学校対抗の第104回関東インカレの4日目が行われ、男子1部400mハードルはワールドユニバーシティーゲムズ代表推薦の髙橋遼将(法大4)が49秒07の自己新で初優勝を飾った。 4月末の日本学生個人選手権を49秒41で制し、5月3日の静岡国際は49秒58で総合4位。3週連続のビッグレースの締めくくりとなったこの日、「きつい3連戦目だったけど」集中力は高まっていた。 序盤から、インターバル13歩をしっかりと刻み、昨年の日本インカレ1年生V、同じユニバ代表推薦の渕上翔太(早大2)らを圧倒する。14歩への切り替えで「刻むのを忘れてストライドが大きくなった」と言うが、「それをミスったと思ったら、気づいたらもうゴール手前でした」。研ぎ澄まされた走りで、昨年の日本インカレで出した自己記録(49秒23)を塗り替えた。4年目にして初のインカレタイトルに「昨年、井之上さん(駿太/現・富士通)が優勝していたので、絶対に同じ結果をと思っていました。タイムは井之上さんの48秒91に届かなかったけど、優勝できてうれしいです」と笑顔が弾けた。 中学時代から世代トップクラスの活躍を見せ、愛知・中京大中京高では1年時に110m、400mハードルの学年別歴代記録を更新。3年時にはインターハイ400mハードルで優勝を果たした。 だが、その後はケガが相次いだ。腰椎分離症に1年ほど苦しみ、大学2年の秋には右足くるぶし付近を疲労骨折。「ケガをしないように走らないというか、走って体力をつけようという志向になってしまっていた」と振り返る。だが、2年時の11月から、高校時代に取り組んでいた固定式自転車を活用したトレーニングや、ウエイトトレーニングを積極的に取り入れたことで、ケガから復帰してからのパフォーマンスが安定。3年時は年間を通じて結果を残せたことで、この冬は走練習は「質を高くして少ない本数で」行い、バイクトレーニングやウエイトトレーニングで身体作り。すると疲労の蓄積も少なく、継続してトレーニングをこなせることで、連戦でも高いパフォーマンスを発揮できている。 今後は5月18日にセイコーゴールデングランプリ、6月上旬に日本インカレ、そして7月には日本選手権やワールドユニバーシティゲームズと、さらなるビッグゲームが控えている。自身初の48秒台、さらには東京世界選手権参加標準記録の48秒50も視野に入っており、「今日の反省点は歩数の切り替え。あとは風など、全部ひっくるめてタイミングが合えば、出せる力はあると思っています」。髙橋はそう、言葉に力を込めた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.03.26

東京世界陸上の熱を未来へ!1周年イベント、クリニックなどレガシー事業内容固まる

日本陸連は3月26日に理事会を開催し、「東京2025世界陸上レガシー事業」を推進することを発表した。 昨年9月に行われた東京世界選手権の熱を、レガシーとして未来へとつないでいくための事業で、2026年度から2028年度の […]

NEWS 日本陸連 暑熱下でのインターハイの主催可否 4月末の回答で判断へ

2026.03.26

日本陸連 暑熱下でのインターハイの主催可否 4月末の回答で判断へ

日本陸連は3月26日に理事会を開き、暑熱下となる7、8月の競技会主催について日本陸連の田﨑博道専務理事が現状を報告した。 日本陸連は暑熱下となる7、8月の主催大会において「WBGT(暑さ指数)が31度以上となる環境下での […]

NEWS 宮城県女子駅伝が来年から休止へ 1月に節目の40回大会を開催したばかり

2026.03.26

宮城県女子駅伝が来年から休止へ 1月に節目の40回大会を開催したばかり

毎年1月に行われてきた宮城県女子駅伝が来年から休止することが3月26日、関係者の話でわかった。 同大会は1984年に始まり、コロナ禍などで一時中止はあったものの、今年1月17日には節目の第40回大会を迎えた。 広告の下に […]

NEWS 3000mで永本脩が7分59秒93 吉田星が高2歴代5位の8分05秒00 /東海大学長距離競技会

2026.03.26

3000mで永本脩が7分59秒93 吉田星が高2歴代5位の8分05秒00 /東海大学長距離競技会

第245回東海大長距離競技会が3月26日、神奈川県の東海大湘南校舎陸上競技場で行われ、エリート男子3000mでは永本脩(東海大)が7分59秒93で1着となった。 永本は熊本・九州学院高出身。今年度は全日本大学駅伝では2区 […]

NEWS 出雲陸上に桐生祥秀、栁田大輝、山縣亮太、井戸アビゲイル風果ら、スプリントのトップ選手が多数エントリー!

2026.03.26

出雲陸上に桐生祥秀、栁田大輝、山縣亮太、井戸アビゲイル風果ら、スプリントのトップ選手が多数エントリー!

島根陸協は3月26日、日本グランプリシリーズの第80回出雲陸上「YOSHIOKAスプリント」のエントリーリストを発表した。 男子100mでは昨年の東京世界選手権代表の守祐陽(渡辺パイプ)と栁田大輝(Honda)が登録。と […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年4月号 (3月13日発売)

2026年4月号 (3月13日発売)

別冊付録 記録年鑑 2025

東京マラソン、大阪マラソン、名古屋ウィメンズマラソン

page top