◇第108回日本選手権リレー(10月5、6日/東京・国立競技場)
リレー日本一を懸けた第108回日本選手権リレーが行われ、女子4×400mリレーは立命大が3分36秒64で2年ぶりに頂点に立った。
1走を務めたのは主将の山本亜美。「他の3人はすごく調子が良かったので失敗できない。無事にバトンをつなげてよかった」。バトンを受けたのは苦楽をともにしてきた同期の工藤芽衣。園田学園女大の渡辺愛の後ろを追う「私の好きな展開」。力を発揮してトップ争いをしてルーキーの瀧野未来へつないだ。
「正直、あまり覚えていない」と無我夢中だったが、「できる限り差を広げて渡したい。自分の仕事をまっとうするだけ」。アンカーの児島柚月にバトンが渡った。
児島はややバランスを崩す場面もあったが「それのお陰でリズムを切り替えられた」とペースアップ。歓喜のフィニッシュに飛び込み、「亜美さん、芽衣さんに優勝を届けられて良かった」と先輩への思いを込めた走りだった。
実は山本は「終わったから言えますがアキレス腱が痛くて不安がありました」。ただ、「出ない選択肢はないし、そんな気持ちでは出られない。みんな日本一を狙いに来ている」。2年前に優勝したが、前回は5位。山本は「5位もすごいことだけど、一回経験しているからこそ5位では楽しくないと言えるチームになれた」と言い、頼もしい後輩たちに「私がいなくなっても大丈夫。安心して卒業できます」と笑顔を見せていた。
女子4×400mR学生歴代10傑
3.34.70 福島大 2007.10.28 (渡辺,丹野,青木,金田一) 3.36.38 日体大 2017.10.29 (小林,広沢,湯淺,北村) 3.36.64 立命大 2024.10. 6 (山本,工藤,瀧野,児島) 3.36.67 東大阪大 2012.10.28 (上山,名倉,新宮,三木) 3.36.71 園田学園女大 2023. 9.17 (中尾,渡辺,栃尾,安達) 3.37.15 早大 2020.10.18 (村上,小山,関本,津川) 3.37.41 福岡大 2023. 9.17 (髙野,田代,城戸,森山) 3.37.80 大阪成蹊大 2019. 9.15 (春木,柳谷,桑原,齋藤) 3.38.01 中大 2024. 9.22 (吉永,松岡,益子,飯田) 3.38.43 法大 2022.10. 2 (川中,田橋,佐藤,熊谷)RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
Latest articles 最新の記事
2026.07.17
Onの新作レーシングモデル「Cloudboom Strike 2」 ニューイヤー駅伝で優勝を狙うSUBARUの選手が新製品を絶賛!
スイスのスポーツブランド「On」およびオン・ジャパンは7月16日、同社の次世代レーシングシューズ「Cloudboom Strike 2」と「LightSpray Cloudboom Strike 2」が2週間後にローンチ […]
2026.07.17
箱根駅伝予選会のエントリー人数が拡大! スタート時間は前回から変更なし 大会要項発表
関東学生陸上競技連盟は7月16日、10月17日に東京・立川市で開催する第103回箱根駅伝予選会の大会要項を発表した。 前回からの大きな変更点はエントリー人数。従来は10名以上14名以下としてきたが、今回から10名以上16 […]
2026.07.17
男子800m 落合晃(駒大) 偉大な日本記録の連発で世界へステップ!! 狙った試合で結果を出すために体調管理を徹底
ハードな冬季練習が大記録として結実 日本男子中距離界の歴史が今年、再び、動き出した。主役は2年前に高校3年生で800mの日本記録を樹立した落合晃(駒澤大学2年)。 5月3日の静岡国際で1分43秒90と1分44秒の壁を突破 […]
2026.07.17
欧州で女子種目におけるテレビ中継時のガイドラインを策定 棒高跳・ブラッドショーらが提言
欧州放送連合(EBU)と欧州陸連は、女子種目の中継におけるカメラアングルに関するガイドライン「RAISING THE BAR(レベルの向上)」を策定・公開した。女子選手を尊重した放送を実現するための指針を示している。 策 […]
2026.07.17
110mH阿部竜希が13秒33で2位! 五輪、世界陸上4位のリョピスと接戦演じる/WAコンチネンタルツアー
世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・シルバーのマドリード競技会が7月16日、スペイン・マドリードで行われ、男子110mハードルで阿部竜希(エターナルホスピタリティグループ)が13秒33(-2.0)をマークし、2位に入っ […]
Latest Issue
最新号
2026年8月号 (7月14日発売)
別冊付録 IH観戦ガイド
アジア大会代表一覧