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2024.10.06

立命大 学生歴代3位の3分36秒64で2年ぶりマイル日本一「みんな日本一を狙いにきている」/日本選手権リレー
立命大 学生歴代3位の3分36秒64で2年ぶりマイル日本一「みんな日本一を狙いにきている」/日本選手権リレー

日本選手権を制して喜ぶ立命大女子4×400mRメンバー

女子4×400mR学生歴代10傑

3.34.70 福島大 2007.10.28
 (渡辺,丹野,青木,金田一)
3.36.38 日体大 2017.10.29
 (小林,広沢,湯淺,北村)
3.36.64 立命大 2024.10. 6
 (山本,工藤,瀧野,児島)
3.36.67 東大阪大 2012.10.28
 (上山,名倉,新宮,三木)
3.36.71 園田学園女大 2023. 9.17
 (中尾,渡辺,栃尾,安達)
3.37.15 早大 2020.10.18
 (村上,小山,関本,津川)
3.37.41 福岡大 2023. 9.17
 (髙野,田代,城戸,森山)
3.37.80 大阪成蹊大 2019. 9.15
 (春木,柳谷,桑原,齋藤)
3.38.01 中大 2024. 9.22
 (吉永,松岡,益子,飯田)
3.38.43 法大 2022.10. 2
 (川中,田橋,佐藤,熊谷)

◇第108回日本選手権リレー(10月5、6日/東京・国立競技場) リレー日本一を懸けた第108回日本選手権リレーが行われ、女子4×400mリレーは立命大が3分36秒64で2年ぶりに頂点に立った。 1走を務めたのは主将の山本亜美。「他の3人はすごく調子が良かったので失敗できない。無事にバトンをつなげてよかった」。バトンを受けたのは苦楽をともにしてきた同期の工藤芽衣。園田学園女大の渡辺愛の後ろを追う「私の好きな展開」。力を発揮してトップ争いをしてルーキーの瀧野未来へつないだ。 「正直、あまり覚えていない」と無我夢中だったが、「できる限り差を広げて渡したい。自分の仕事をまっとうするだけ」。アンカーの児島柚月にバトンが渡った。 児島はややバランスを崩す場面もあったが「それのお陰でリズムを切り替えられた」とペースアップ。歓喜のフィニッシュに飛び込み、「亜美さん、芽衣さんに優勝を届けられて良かった」と先輩への思いを込めた走りだった。 実は山本は「終わったから言えますがアキレス腱が痛くて不安がありました」。ただ、「出ない選択肢はないし、そんな気持ちでは出られない。みんな日本一を狙いに来ている」。2年前に優勝したが、前回は5位。山本は「5位もすごいことだけど、一回経験しているからこそ5位では楽しくないと言えるチームになれた」と言い、頼もしい後輩たちに「私がいなくなっても大丈夫。安心して卒業できます」と笑顔を見せていた。

女子4×400mR学生歴代10傑

3.34.70 福島大 2007.10.28  (渡辺,丹野,青木,金田一) 3.36.38 日体大 2017.10.29  (小林,広沢,湯淺,北村) 3.36.64 立命大 2024.10. 6  (山本,工藤,瀧野,児島) 3.36.67 東大阪大 2012.10.28  (上山,名倉,新宮,三木) 3.36.71 園田学園女大 2023. 9.17  (中尾,渡辺,栃尾,安達) 3.37.15 早大 2020.10.18  (村上,小山,関本,津川) 3.37.41 福岡大 2023. 9.17  (髙野,田代,城戸,森山) 3.37.80 大阪成蹊大 2019. 9.15  (春木,柳谷,桑原,齋藤) 3.38.01 中大 2024. 9.22  (吉永,松岡,益子,飯田) 3.38.43 法大 2022.10. 2  (川中,田橋,佐藤,熊谷)

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