HOME 中学

2020.10.17

【四種競技】中学キング&クイーンは男女とも中学新!高橋3091点、林3233点/全国中学
【四種競技】中学キング&クイーンは男女とも中学新!高橋3091点、林3233点/全国中学


◇全国中学生陸上(10月16日~18日/神奈川・日産スタジアム)2日目

中学日本一を決める全国中学生大会の2日目が行われ、四種競技で男女ともに中学記録が誕生した。

「中1の冬季から中学記録を出すのが目標だった」というのは高橋大史(上山南中3山形)。昨年の全中で2年生ながら3位に入っていた高橋は、ケガもあったというが走高跳を除く3種目でベストを更新した。総合3091点は中学新記録で、2004年に中村仁(播磨南中・兵庫)が作った中学記録3054点を更新。「中学記録も出せてうれしいの一言。最高です」と笑顔を見せる。高校では八種競技に挑戦したいと言い、「1年目からインターハイに出場したいです」と意気込みを語った。

また、女子では今年8月に3191点の中学記録を樹立していた林美希(翔南中3愛知)が、さらに自己記録を更新し、史上初の3200点超えとなる3233点をマークして優勝した。1種目めの100mハードルで向かい風1.3mの中で13秒76の自己ベストで、「波に乗れました」と林。最終200m前に26秒10を切れば記録更新とあって、「26秒は切りたいと思って走りました」との言葉通り、最後は25秒64(-0.9)のトップでフィニッシュして華を添えた。愛知・中京大中京高出身の伊藤桃子(現・東京学芸大)があこがれ。「高校では七種競技にチャレンジして、1年目からインターハイで入賞できるように頑張ります!」と次の目標を話した。

同時開催の日本選手権リレーの4×100mリレー、男女の決勝が行われ、男子は法大が4年ぶりの優勝、女子は東邦銀行が制した。

■男子四種競技
高橋 大史(上山南中3山形) 3091=中学新
高橋  諒(桐朋中3東京)  2884点
鮎川 大輝(調布三中3東京) 2825点
■女子四種競技
林  美希(翔南中3愛知) 3233点=中学新
下元 香凜(御堂中3東京) 2945点
田島七里香(TSM/3年・愛知)2941点

広告の下にコンテンツが続きます
◇全国中学生陸上(10月16日~18日/神奈川・日産スタジアム)2日目 中学日本一を決める全国中学生大会の2日目が行われ、四種競技で男女ともに中学記録が誕生した。 「中1の冬季から中学記録を出すのが目標だった」というのは高橋大史(上山南中3山形)。昨年の全中で2年生ながら3位に入っていた高橋は、ケガもあったというが走高跳を除く3種目でベストを更新した。総合3091点は中学新記録で、2004年に中村仁(播磨南中・兵庫)が作った中学記録3054点を更新。「中学記録も出せてうれしいの一言。最高です」と笑顔を見せる。高校では八種競技に挑戦したいと言い、「1年目からインターハイに出場したいです」と意気込みを語った。 また、女子では今年8月に3191点の中学記録を樹立していた林美希(翔南中3愛知)が、さらに自己記録を更新し、史上初の3200点超えとなる3233点をマークして優勝した。1種目めの100mハードルで向かい風1.3mの中で13秒76の自己ベストで、「波に乗れました」と林。最終200m前に26秒10を切れば記録更新とあって、「26秒は切りたいと思って走りました」との言葉通り、最後は25秒64(-0.9)のトップでフィニッシュして華を添えた。愛知・中京大中京高出身の伊藤桃子(現・東京学芸大)があこがれ。「高校では七種競技にチャレンジして、1年目からインターハイで入賞できるように頑張ります!」と次の目標を話した。 同時開催の日本選手権リレーの4×100mリレー、男女の決勝が行われ、男子は法大が4年ぶりの優勝、女子は東邦銀行が制した。 ■男子四種競技 高橋 大史(上山南中3山形) 3091=中学新 高橋  諒(桐朋中3東京)  2884点 鮎川 大輝(調布三中3東京) 2825点 ■女子四種競技 林  美希(翔南中3愛知) 3233点=中学新 下元 香凜(御堂中3東京) 2945点 田島七里香(TSM/3年・愛知)2941点

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

【高平慎士の視点】自信持って走り切った井上直紀の強さ光る 選手層に厚み“標準突破”へ期待持てるレース/織田記念

4月29日に広島・ホットスタッフフィールド広島で行われた織田記念。その男子100mは上位5人が10秒1台、それも0.03秒差以内にひしめく大熱戦となり、大学4年の井上直紀(早大)が自己新の10秒12(+0.4)で制した。 […]

NEWS 廣中璃梨佳が5000m日本人トップ!熱戦の男子100mは井上直紀 女子100mH中島が12秒93/織田記念

2025.04.30

廣中璃梨佳が5000m日本人トップ!熱戦の男子100mは井上直紀 女子100mH中島が12秒93/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子5000mは序盤から積極的なレース運びをした廣中璃梨佳(JP日本郵政G)が日本人トップの15分19秒23で3位に […]

NEWS 中大・吉居駿恭が5000m連覇!圧巻スパートで13分26秒71「一歩一歩前進できるように」/織田記念

2025.04.29

中大・吉居駿恭が5000m連覇!圧巻スパートで13分26秒71「一歩一歩前進できるように」/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、最終種目となった男子5000mは残り250mから仕掛けた吉居駿恭(中大)が13分26秒31で混成を制し、大会連覇を果 […]

NEWS “ラストシーズン”の寺田明日香「意外と走れた」決勝6位も予選で12秒台マーク/織田記念

2025.04.29

“ラストシーズン”の寺田明日香「意外と走れた」決勝6位も予選で12秒台マーク/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子100mハードルは中島ひとみ(長谷川体育施設)が自己新となる12秒93(+1.8)で優勝した。 東京五輪代表で元 […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】東京六大学5000mV東大・秋吉拓真「みんなが驚くような番狂わせを」

2025.04.29

【学生長距離Close-upインタビュー】東京六大学5000mV東大・秋吉拓真「みんなが驚くような番狂わせを」

学生長距離Close-upインタビュー 秋吉拓真 Akiyoshi Takuma 東大4年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。47回目は、東大の […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top