2024.09.09
世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド最終戦のハンジェンコヴィッチ記念(クロアチア・サグレブ)が行われ、男子110mハードルで村竹ラシッド(JAL)が優勝した。13秒14(-0.5)は自己3番目タイの好記録となる。
村竹はスタートから鋭く抜け出すと、スピードに乗ってから近くなるハードリングもしっかりコントロール。途中、ハードルに接触するシーンもあったが、東京五輪金メダルのH.パーチメント(ジャマイカ)、パリ五輪銀メダルのD.ロバーツ(米国)と競り合うと、ラスト勝負で力強く抜け出して優勝を飾った。
昨年、順大4年で迎えた9月の日本インカレで13秒04の日本タイ記録を樹立。今年は日本選手権を初優勝すると、パリ五輪では日本人として初めて決勝の舞台に立ち、5位入賞を果たしていた。
五輪後は9月1日にWAコンチネンタルツアー・シルバーの大会(ドイツ・ベルリン)に出場して13秒21(+0.1)の2位。続くダイヤモンドリーグ・チューリヒでは13秒20(-0.3)の6位だった。
女子100mハードルのBレースには田中佑美(富士通)が出場し、12秒97(-0.8)で1着。また、2日前に特設ピットで行われていた女子走幅跳に秦澄美鈴(住友電工)が出場し、6m46(+0.6)の3位に入っている。
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