HOME 国内

2024.08.03

女子円盤投・郡菜々佳が60m72の日本新!! 日本人初の60m超え! 自身の記録を5年ぶりに更新
女子円盤投・郡菜々佳が60m72の日本新!! 日本人初の60m超え! 自身の記録を5年ぶりに更新

女子円盤投で60m72の日本新を投げた郡菜々佳(右)。左は恩師の疋田晃久・九州共立大監督[写真提供/九州共立大]

8月3日、第6回九州共立大チャレンジ競技会が福岡県北九州市の九州共立大競技場で行われ、女子円盤投で郡菜々佳(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が60m72の日本新記録を樹立した。これまでの日本記録は郡が九州共立大時代の19年3月に出した59m03。日本人初の60mスローとなった。

大阪府出身の郡は、東大阪大敬愛高3年時の15年インターハイで砲丸投と円盤投の2冠を達成。学生時代も両種目でU20世界選手権、19年にはドーハ世界選手権円盤投に出場するなど、日本のトップで活躍を続けている。

広告の下にコンテンツが続きます

22年に新潟アルビレックスRCに加入。今年の日本選手権では砲丸投で4連覇、円盤投では2年ぶり2回目の優勝を果たし、2冠を達成していた。

この日は2投目に記念すべき一投を披露。郡は「あまり行ったという感触はなかったですが、指にしっかりかかって最後まで押し込めました」とコメントし、「まだ実感が湧きませんが、(記録が更新できなかった)5年間長かった。もっと投げないといけないので、これからも頑張ります」とさらなる躍進を誓った。

8月3日、第6回九州共立大チャレンジ競技会が福岡県北九州市の九州共立大競技場で行われ、女子円盤投で郡菜々佳(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が60m72の日本新記録を樹立した。これまでの日本記録は郡が九州共立大時代の19年3月に出した59m03。日本人初の60mスローとなった。 大阪府出身の郡は、東大阪大敬愛高3年時の15年インターハイで砲丸投と円盤投の2冠を達成。学生時代も両種目でU20世界選手権、19年にはドーハ世界選手権円盤投に出場するなど、日本のトップで活躍を続けている。 22年に新潟アルビレックスRCに加入。今年の日本選手権では砲丸投で4連覇、円盤投では2年ぶり2回目の優勝を果たし、2冠を達成していた。 この日は2投目に記念すべき一投を披露。郡は「あまり行ったという感触はなかったですが、指にしっかりかかって最後まで押し込めました」とコメントし、「まだ実感が湧きませんが、(記録が更新できなかった)5年間長かった。もっと投げないといけないので、これからも頑張ります」とさらなる躍進を誓った。

女子円盤投日本歴代10傑

60.72 郡菜々佳(サトウ食品新潟アルビレックスRC)2019. 3.23 58.62 室伏由佳(ミズノ)      2007. 5.13 58.47 齋藤真希(東海大M1+)     2024. 3.30 56.51 中西美代子(ミキハウス)   2000.10.18 56.08 北森郁子(添上高教)     1987. 6.13 55.17 山口智子(呉市体育振興財団) 2005.10. 2 54.46 辻川美乃利(筑波大M2)    2019. 5. 1 54.22 髙橋亜弓(筑波大M1)     2012. 9.12 54.05 川口紅音(第一学院高教)   2022. 3.26 53.67 池田理恵(原町高教)     2001. 4.22

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.29

【高校生FOCUS】走高跳・中村佳吾(関大北陽高)「プレッシャーがあったほうが跳べる」

FOCUS! 高校生INTERVIEW 中村佳吾 Nakamura Keigo 関大北陽3大阪 毎月恒例掲載の高校生FOCUSは、男子走高跳の中村佳吾選手(関大北陽3大阪)に2025年を締めくくってもらいます。7月の広島 […]

NEWS インフル乗り越えた大東大・外園監督「出場できることに感謝」名城大・米田監督「総合力で勝ち切る」/富士山女子駅伝

2025.12.29

インフル乗り越えた大東大・外園監督「出場できることに感謝」名城大・米田監督「総合力で勝ち切る」/富士山女子駅伝

12月30日に開催される2025全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の前日会見と開会式が、29日に静岡県富士市内で行われた。 会見には城西大の赤羽周平監督、大東大の外園隆監督、名城大の米田勝朗監督、東北福祉大の冠木雅 […]

NEWS 全日本女王・城西大の赤羽監督は初Vへ「100%が出せれば見えてくる」立命大・杉村監督「この布陣で連覇を」/富士山女子駅伝

2025.12.29

全日本女王・城西大の赤羽監督は初Vへ「100%が出せれば見えてくる」立命大・杉村監督「この布陣で連覇を」/富士山女子駅伝

12月30日に開催される2025全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の前日会見と開会式が、29日に静岡県富士市内で行われた。 会見には城西大の赤羽周平監督、大東大の外園隆監督、名城大の米田勝朗監督、東北福祉大の冠木雅 […]

NEWS 【箱根駅伝区間エントリー】全日本王者・駒大は6区に3度目となる伊藤蒼唯! 主将・山川拓馬、エース・佐藤圭汰らは補欠

2025.12.29

【箱根駅伝区間エントリー】全日本王者・駒大は6区に3度目となる伊藤蒼唯! 主将・山川拓馬、エース・佐藤圭汰らは補欠

第102回箱根駅伝(2026年1月2日、3日)の区間エントリーが12月29日に発表された。 全日本大学駅伝を制し、3年ぶりの優勝を狙う駒大は前回経験者4人を登録。1区は伊勢路でも同区間で区間4位と好走した小山翔也(3年) […]

NEWS 【箱根駅伝区間エントリー】悲願の初Vへ國學院大は2区に主将・上原琉翔! ルーキー・髙石樹が5区 野中恒亨らは補欠

2025.12.29

【箱根駅伝区間エントリー】悲願の初Vへ國學院大は2区に主将・上原琉翔! ルーキー・髙石樹が5区 野中恒亨らは補欠

第102回箱根駅伝(2026年1月2日、3日)の区間エントリーが12月29日に発表された。 出雲駅伝を制し、悲願の初優勝を狙う國學院大は2区に主将の上原琉翔(4年)を登録。1区には前回6区の嘉数純平(4年)、4区には出雲 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top