HOME 国内

2024.07.25

「On Track Nights:MDC」に向けて有力選手が記者会見 1500m遠藤日向&館澤亨次「日本記録を目指す!」
「On Track Nights:MDC」に向けて有力選手が記者会見 1500m遠藤日向&館澤亨次「日本記録を目指す!」

「On Track Nights:MDC」のプレスカンファレンスに出席した国内有力選手および海外招待選手

日本GPシリーズ第11戦の「On Track Nights:MDC」は7月27日に東京・世田谷区の大蔵運動公園競技場で開催されるが、主な出場予定選手がプレスカンファレンスに出席し、2日後の本番に向けて意気込みなどを語った。

男子1500mに参戦する2022年オレゴン、23年ブダペスト両世界選手権5000m代表の遠藤日向(住友電工)は、「すばらしいメンバーが揃ったので、しっかり食らいついて勝負していきたい」ときっぱり。対する1500mスペシャリストの館澤亨次(DeNA)は「これがシーズン前半のラストレース。今季は好調なので、ここでもいい走りをしたい」と話した。ともに目標は「自己ベストと日本記録」で、「行けるところまでチャレンジしたい」と口を揃えた。

今大会にはオン・アスレチッククラブ(OAC)所属のオーストラリア勢男女4名も参戦。男子1500mには日本記録を2秒近く上回る3分33秒64のベストを持つジェシー・ハントが出場してハイレベルな争いが期待される。

広告の下にコンテンツが続きます

この大会は、男子800m元日本記録保持者の横田真人氏が代表を務めるTOWLAPSが「陸上競技の大会をゲームチェンジする」をスローガンに2021年から実施している中距離大会シリーズMDC(ミドルディスタンスサーキット)と、スイスのスポーツブランド「On(オン)」が「レースの概念をがらりと変える」をコンセプトに昨年から世界各国で行っている陸上イベント「On Track Nights」がジョイントしたもの。

会場では、エリートランナーと市民ランナーが肩を並べてトラックに立ち、観客は特設のブリッジやトンネルから近距離でレースが観戦できる。また、インフィールドではキッズ向けコンテンツや、DJコンテンツ、フードなどが用意されるなど、これまでの陸上大会のイメージを覆す仕掛けが満載。競技性とエンターテイメントが融合した型破りのイベントとして注目されている。

日本GPシリーズ第11戦の「On Track Nights:MDC」は7月27日に東京・世田谷区の大蔵運動公園競技場で開催されるが、主な出場予定選手がプレスカンファレンスに出席し、2日後の本番に向けて意気込みなどを語った。 男子1500mに参戦する2022年オレゴン、23年ブダペスト両世界選手権5000m代表の遠藤日向(住友電工)は、「すばらしいメンバーが揃ったので、しっかり食らいついて勝負していきたい」ときっぱり。対する1500mスペシャリストの館澤亨次(DeNA)は「これがシーズン前半のラストレース。今季は好調なので、ここでもいい走りをしたい」と話した。ともに目標は「自己ベストと日本記録」で、「行けるところまでチャレンジしたい」と口を揃えた。 今大会にはオン・アスレチッククラブ(OAC)所属のオーストラリア勢男女4名も参戦。男子1500mには日本記録を2秒近く上回る3分33秒64のベストを持つジェシー・ハントが出場してハイレベルな争いが期待される。 この大会は、男子800m元日本記録保持者の横田真人氏が代表を務めるTOWLAPSが「陸上競技の大会をゲームチェンジする」をスローガンに2021年から実施している中距離大会シリーズMDC(ミドルディスタンスサーキット)と、スイスのスポーツブランド「On(オン)」が「レースの概念をがらりと変える」をコンセプトに昨年から世界各国で行っている陸上イベント「On Track Nights」がジョイントしたもの。 会場では、エリートランナーと市民ランナーが肩を並べてトラックに立ち、観客は特設のブリッジやトンネルから近距離でレースが観戦できる。また、インフィールドではキッズ向けコンテンツや、DJコンテンツ、フードなどが用意されるなど、これまでの陸上大会のイメージを覆す仕掛けが満載。競技性とエンターテイメントが融合した型破りのイベントとして注目されている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.13

日本学連の勲功章授与 ワールドユニバーシティゲームズ金メダリスト称える

日本学生陸上競技連合は12月13日、都内で令和7年勲功章授与式を開いた。 この賞は国際大会で顕著な活躍をした学生や世界記録を樹立した学生らを称えるもので、例年は日本インカレ開催時に授与していたが、今年は東京世界選手権の兼 […]

NEWS 7月4日の千歳大会を皮切りに全5戦! ホクレンDC2026の開催日が決定

2025.12.13

7月4日の千歳大会を皮切りに全5戦! ホクレンDC2026の開催日が決定

ホクレン・ディスタンスチャレンジ2026の開催日が12月12日に発表された。 2025年は6月と7月に開催されたが、来年は例年通り7月の開催。7月4日の千歳大会を皮切りに、8日の網走大会、11日の北見大会、15日の深川大 […]

NEWS 國學院大がライフネット生命とスポンサーシップ契約「箱根路で最高の景色を見せられるよう邁進」

2025.12.12

國學院大がライフネット生命とスポンサーシップ契約「箱根路で最高の景色を見せられるよう邁進」

ライフネット生命保険株式会社は12月12日、昨年から結んでいる國學院大陸上競技部とのスポンサーシップ契約を延長したと発表した。 2008年に開業したライフネット生命は、オンライン生保のリーディングカンパニーとして知られる […]

NEWS 全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力  14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

2025.12.12

全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力 14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

2025.12.12

京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top