HOME 国内、大学

2024.06.16

円盤投・北原博企が59m95!学生歴代2位、大台まであと5cm「自分のできることを発揮できた」/日本学生個人
円盤投・北原博企が59m95!学生歴代2位、大台まであと5cm「自分のできることを発揮できた」/日本学生個人

24年日本学生個人の男子円盤投表彰式

◇日本学生個人選手権(6月14日~16日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)3日目

“学生ナンバーワン”を決める日本学生個人選手権の3日目に行われた男子円盤投は北原博企(新潟医療福祉大4)が59m95のビッグスローで優勝。日本歴代6位、学生歴代2位で、60mの大台まであと5cmに迫った。

「悪くない投げだなとは思いましたが、あそこまでの記録が出るとは思っていなかったので、かなりビックリしています」

広告の下にコンテンツが続きます

6月1日の北信越インカレで日本歴代9位、学生歴代4位の57m24を投げていた北原。「試合のなかで修正できた」と言うように、2回目に55m55を放つと、4回目に自己記録に迫る56m66を投げた。「腰が高くリリースポイントが合わなかった」部分を徐々に修正すると、5回目は「振り切りまでいけて、かなり良い投げだった」。

応援席が大きく沸く。幸長慎一(四国大、現・四国大AC)が持つ学生記録60m69、そして学生2人目の60mに近づく一投で、連覇を達成した。

新潟・開志国際高時代に円盤投を始め、卒業間際には高校歴代5位の55m36(1.75kg)をマークしている北原。昨年のこの大会で全国初タイトルをゲットした。

2週間後の日本選手権は地元・新潟。堤雄司(ALSOK群馬)、湯上剛輝(トヨタ自動車)、幸長という60mオーバーの“3強”、そして60mへの闘志はもちろんあるが、「記録や相手を意識すると硬くなるので、今回の投げ、記録を再現できるように、いつも通りの投げを意識します」と、自然体で臨むつもりだ。

◇日本学生個人選手権(6月14日~16日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)3日目 “学生ナンバーワン”を決める日本学生個人選手権の3日目に行われた男子円盤投は北原博企(新潟医療福祉大4)が59m95のビッグスローで優勝。日本歴代6位、学生歴代2位で、60mの大台まであと5cmに迫った。 「悪くない投げだなとは思いましたが、あそこまでの記録が出るとは思っていなかったので、かなりビックリしています」 6月1日の北信越インカレで日本歴代9位、学生歴代4位の57m24を投げていた北原。「試合のなかで修正できた」と言うように、2回目に55m55を放つと、4回目に自己記録に迫る56m66を投げた。「腰が高くリリースポイントが合わなかった」部分を徐々に修正すると、5回目は「振り切りまでいけて、かなり良い投げだった」。 応援席が大きく沸く。幸長慎一(四国大、現・四国大AC)が持つ学生記録60m69、そして学生2人目の60mに近づく一投で、連覇を達成した。 新潟・開志国際高時代に円盤投を始め、卒業間際には高校歴代5位の55m36(1.75kg)をマークしている北原。昨年のこの大会で全国初タイトルをゲットした。 2週間後の日本選手権は地元・新潟。堤雄司(ALSOK群馬)、湯上剛輝(トヨタ自動車)、幸長という60mオーバーの“3強”、そして60mへの闘志はもちろんあるが、「記録や相手を意識すると硬くなるので、今回の投げ、記録を再現できるように、いつも通りの投げを意識します」と、自然体で臨むつもりだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.26

【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

学生長距離Close-upインタビュー 中村 晃斗 Nakamura Akito 志學館大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。54回目は、志 […]

NEWS 熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

2025.11.26

熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]

NEWS 世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

2025.11.26

世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

日本陸連は11月26日、第46回世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日/米国・タラハシー)の男女U20日本代表代表選考会(11月30日/京都)の確定エントリーリストを発表した。 男子は当初エントリーしていた24 […]

NEWS パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

2025.11.26

パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

男子短距離のQ.ウィルソン(米国)がメリーランド大へ入学することが発表された。 ウィルソンは2008年生まれの17歳。23年ごろから400mで頭角を現し、同年の米国室内選手権で優勝するなど注目を浴びた。今年6月には400 […]

NEWS 男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2025.11.26

男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2016年リオ五輪の男子3000m障害で銀メダルに輝いたE.ジャガー(米国)が引退を表明した。 ジャガーは35歳。ジュニア時代には中長距離でU20世界選手権1500m7位などの成績を収め、シニアでは3000m障害で世界的 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top