2024.06.12
◇欧州選手権(6月7日~12日/イタリア・ローマ)
6月11日、欧州選手権の5日目が行われ、男子三段跳でジョーダン・アレハンドロ・ディアス・フォルト(スペイン)が世界歴代3位の18m18(-0.3)で優勝した。
ディアス・フォルトは18年のU20世界選手権で金メダルを獲得してる23歳。19年のドーハ世界選手権では8位に入っている。22年にキューバから国籍を変更したため、今年6月まで国別代表としての国際大会出場ができなかったが、初の欧州選手権出場で大会記録を打ち立てた。
試合では東京五輪メダルのペドロ・ピチャルド(ポルトガル)も出場し、2回目に9年ぶりの18m台となる18m04(-0.6)を跳んでリード。一方のディアス・フォルトも2回目に17m82(-0.2)で食らいつき、金メダルの行方はキューバ出身の2人に絞られるかたちとなった。
ディアス・フォルトは4回目に自己記録の17m96(-0.3)で逆転すると、5回目には世界記録(18m29)にあと11cmと迫るビッグジャンプを披露。ピチャルドも6回目に17m92(-0.5)と記録を残したものの、銀メダルに甘んじた。
史上8人目の18mジャンパーとなったディアス・フォルト。試合後には「夢のような大会だった。ピチャルドが18mを跳んだのを見て、自分はもっと跳ぼうと思った。2位、3位を目指してこの大会に来る選手なんていないからね」と話した。
この日も、多くの種目で世界チャンピオンが強さを見せ、男子走高跳では東京五輪金のジャンマルコ・タンベリ(イタリア)が今季世界最高の2m37で優勝。男子400mハードルは世界記録保持者のカールステン・.ワルホルム(ノルウェー)が46秒98、女子400mハードルはフェムケ・ボル(オランダ)が52秒49でいずれも大会記録で連覇を飾った。
女子10000mはナディア・バットクレッティ(イタリア)が30分51秒32のナショナルレコードで勝利し、5000mとの2冠を達成。開催国イタリアは今大会10個目の金メダルを獲得した。
男子十種競技はヨハネシュ・エルム(エストニア)が8764点(10秒60、7m91、14m99、1m99、46秒81/14秒30、44m56、5m20、62m71、4分24秒95)の自己新V。女子やり投はヴィクトリア・ハドソン(オーストリア)が64m62、女子200mはムジンガ・カンブンジ(スイス)が22秒49(+0.7)で制している。
【動画】18mジャンプの応酬!ディアス・フォルトとピチャルドの跳躍
Two guys over 18 metres? SAY WHAAAAT?! 🤯#Roma2024 #IgniteTheFire pic.twitter.com/4AmvQlK3Ur
— European Athletics (@EuroAthletics) June 11, 2024
男子三段跳世界歴代10傑
18.29 1.3 J.エドワーズ(英国) 1995. 8. 7 18.21 0.2 C.テイラー(米国) 2015. 8.27 18.18 -0.3 J.A.ディアス・フォルト(スペイン)2024. 6.11 18.14 0.4 W.クレイ(米国) 2019. 6.29 18.09 -0.4 K.ハリソン(米国) 1996. 7.27 18.08 0.0 P.P.ピチャルド(キューバ) 2015. 5.28 18.07i H.F.ザンゴ(ブルキナファソ) 2021. 1.16 18.04 0.3 T.タムゴー(フランス) 2013. 8.18 17.97 1.5 W.バンクス(米国) 1985. 6.16 17.92 1.6 K.マルコフ(ブルガリア) 1987. 8.31 17.92 1.9 J.ベックフォード(ジャマイカ) 1995. 5.20RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.05.15
2026学生最新ランキング【女子】
2026.05.15
2026学生最新ランキング【男子】
-
2026.05.15
-
2026.05.15
-
2026.05.15
2026.05.13
ユニクロ女子陸上競技部が新ユニフォームを発表! 東日本実業団選手権から着用予定
-
2026.05.09
-
2026.05.10
-
2026.05.09
2026.05.13
ユニクロ女子陸上競技部が新ユニフォームを発表! 東日本実業団選手権から着用予定
-
2026.04.24
Latest articles 最新の記事
2026.05.15
2026学生最新ランキング【女子】
女子100m 2026年 11.59 2.0 藏重 みう(甲南大4) 4.12 11.60 1.1 永石 小雪(立命大M1) 4. 4 11.64 1.0 山形 愛羽(福岡大3) 5. 9 11.67 2.0 佐藤 葵唯 […]
2026.05.15
ライルズが100m今季初戦!北口榛花が復帰戦、男子走高跳は世界メダリスト集結/セイコーGGP
◇セイコーゴールデングランプリ(5月17日/東京・MUFGスタジアム:国立競技場) 世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリが5月17日に行われる。大会は国内唯一WAコンチネンタルツア […]
2026.05.15
2026学生最新ランキング【男子】
男子100m 2026年 10.08 0.3 小室歩久斗(中大2) 5. 5 10.21 0.5 西岡 尚輝(筑波大2) 5.10 10.26 0.5 山本 匠真(広島大M2) 5.10 10.27 0.9 増山 煌冨( […]
2026.05.15
【大会結果】第68回東日本実業団選手権(2026年5月15日~17日)
【大会結果】第68回東日本実業団選手権(2026年5月15日~17日/山形・天童) ●男子 100m 200m 400m 800m 1500m 栗原直央(M&Aベストパートナーズ)3分40秒88 500 […]
2026.05.15
生地に定評のあるクレーマージャパンの万能素材『ポーリードライ』 着心地が良く、暑い夏場でも快適に過ごせる!!
2000年に開発されたクレーマージャパンのTシャツに使用している吸水速乾素材『ポーリードライ』は、汗をかいてもベトつかずに素早く乾くだけでなく、衣服内の湿気を外に逃すことでムレずに爽やかな着心地を持続するのが特長だ。そん […]
Latest Issue
最新号
2026年6月号 (5月14日発売)
落合晃&丸山優真が日本新
26春 学生長距離勢力図