HOME 海外

2024.05.26

チェベトが28分54秒14!!1万m女子初の28分台の新時代突入「国外初レースで世界新うれしい」/DLユージン
チェベトが28分54秒14!!1万m女子初の28分台の新時代突入「国外初レースで世界新うれしい」/DLユージン

B.チェベト(ケニア/23年ブダペスト世界陸上)

世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第5戦ユージン大会の「プレフォンテーン・クラシック」が5月25日、米国オレゴン州で開催され、女子10000m(DL非対象)でB.チェベト(ケニア)が28分54秒14の世界新で優勝した。従来の世界記録はL.ギデイ(エチオピア)が2021年に出した29分01秒03(21年)で、女子初の28分台突入となった。

チェベトは5000mで世界選手権2大会連続でメダルを獲得(22年オレゴン銀、23年ブダペスト銅)している24歳。10000mは20年に33分29秒7(手動時計)で走って以来、競技会に出場しておらず、今回は大幅自己新でレコードを打ち立てた。

広告の下にコンテンツが続きます

「国外で走る初めての10000mで世界記録の28分台で走れたのは本当にうれしい」とチェベト。パリ五輪では「5000mと2種目に挑戦するつもり」としつつ、「私の優先順位はまず5000m、次に10000m」と話した。

2位には5000m世界記録保持者のG.ツェガイ(エチオピア)が世界歴代3位の29分05秒92で続き、3位は29分26秒89のK.L.レンゲルク(ケニア)だった。

男子10000mはD.マテイコ(ケニア)が今季世界最高・自己新となる26分50秒81で優勝。N.キプコリル(ケニア)が26分50秒94、B.コエチ(ケニア/九電工)が26分51秒09と、それぞれ自己新で続いた。

世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第5戦ユージン大会の「プレフォンテーン・クラシック」が5月25日、米国オレゴン州で開催され、女子10000m(DL非対象)でB.チェベト(ケニア)が28分54秒14の世界新で優勝した。従来の世界記録はL.ギデイ(エチオピア)が2021年に出した29分01秒03(21年)で、女子初の28分台突入となった。 チェベトは5000mで世界選手権2大会連続でメダルを獲得(22年オレゴン銀、23年ブダペスト銅)している24歳。10000mは20年に33分29秒7(手動時計)で走って以来、競技会に出場しておらず、今回は大幅自己新でレコードを打ち立てた。 「国外で走る初めての10000mで世界記録の28分台で走れたのは本当にうれしい」とチェベト。パリ五輪では「5000mと2種目に挑戦するつもり」としつつ、「私の優先順位はまず5000m、次に10000m」と話した。 2位には5000m世界記録保持者のG.ツェガイ(エチオピア)が世界歴代3位の29分05秒92で続き、3位は29分26秒89のK.L.レンゲルク(ケニア)だった。 男子10000mはD.マテイコ(ケニア)が今季世界最高・自己新となる26分50秒81で優勝。N.キプコリル(ケニア)が26分50秒94、B.コエチ(ケニア/九電工)が26分51秒09と、それぞれ自己新で続いた。

【動画】女子10000m28分台突入!!チェベト驚異の世界新レースをチェック

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.23

箱根駅伝Stories/3度目の山で伝説を作る早大・工藤慎作 スピードに磨き「ストロングポイントとして活躍を」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 中学では当初卓球部を希望 「いよいよ始まるなっていうところで、純粋に […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

2025.12.23

箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競技を続けるきっかけは消去法 「大村良紀=10区」、という構図ができ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

2025.12.23

箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 武者修行で変わった“基準” 中大・岡田開成(2年)にとって第101回 […]

NEWS ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

2025.12.23

ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は12月23日、第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の「クマ対応」について発表した。 同大会は群馬県庁スタート・フィニッシュで、前橋市、高崎市、伊勢崎氏、太田市、桐生市をめぐ […]

NEWS 短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

2025.12.23

短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

スズキは12月末をもって男子短距離の竹田一平が退社・退団すると発表した。 竹田は埼玉県出身の28歳。不動岡高時代は走幅跳や三段跳をメインにしていたが、中大から本格的にスプリントへ。大学2年だった2016年には10秒27を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top